避暑地として欧米人を中心に人気があるベトナム中南部の都市ダラットで、ひと際目を引く建築物「Hang Nga Guesthouse（ハン・ガー・ゲストハウス）」。
おとぎ話の世界に迷い込んだかのような奇想天外な建築物は通称「クレイジーハウス」と呼ばれており、日本の観光ガイドでもあまり目にする機会がない知る人ぞ知る隠れた観光名所となっています。

“ゲストハウス”と名前が付いているように、実はこの建築物はホテルで、奇抜な外観と同様に各部屋の内装も熊やカンガルー、虎といった動物をモチーフにした独創的なデザインとなっており、1泊25ドル～（約3000円）宿泊することができます。

「クレイジーハウス」をデザインしたのは、ロシアで建築技術を学んだ女性建築家ダン・ヴィエト・ガー氏。実は、彼女はベトナムの初代国家評議会議長（国家元首に相当）の娘なのだそう。1989年の着工以来、現在も増築が続けられている未完の建築物であり、完工は2020年を予定しています。

宿泊者でなくても入場料4万ベトナムドン（約220円）を支払えば見学することができるので、ベトナムを訪れた際には是非一度立ち寄ってみては？
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【担当：TAKU】

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