独自動車大手フォルクスワーゲン（VW）がアメリカ排ガス規制を逃れるために不正なソフトウエアを使用したことを発端に、経済、金融など様々な面でさらに事が大きくなりそうな排ガス規制不正問題。そもそも排ガス規制の検査はどうやるの？という素朴な疑問を英メディア大手BBCが約60秒の動画で解説してくれています。

排ガスの検査には、車載式排出ガス測定システム（PEMS）を使用するのが一般的とのこと。マフラーから出る排ガスの量を算出。PEMSが測るのは、一酸化炭素、二酸化炭素、一酸化窒素、二酸化窒素、そして窒素の酸化物の総称で業界でNOXと呼ばれるものだそうです。
サンプル用ホースが後部座席の分析装置につなげられ、リアルタイムに出てくるデータで燃費と汚染度合いを検査します。この方法は走行中の“リアルワールド”試験で使われるということです。ただし、実際にアメリカなどでどの様な排ガス検査を行っているかはわかりませんね。

いずれにせよ、消費者にとってみれば、できるだけ早く事実が解明され、他社も含め排ガス規制の問題がクリアになることが望まれますね！

【担当：NOBU】

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