チンクエ・テッレ（Cinque Terre）はイタリア語で５つの土地という意味で、イタリア北西部の海岸沿いにあるモンテロッソ、ヴェルナッツァ、コルニリア、マナローラ、リオ・マッジョーレまでの5つの村の総称です。
チンクエ・テッレからポルトヴェーネレまでの海岸は国立公園となっており、断崖絶壁の土地に人々はカラフルな家を造り、1000年に渡って暮らしてきました。その色鮮やかな家々と周囲の風光明媚な景観の美しさに、多くの観光客が訪れています。1997年には、「ポルトヴェーネレ、チンクエ・テッレと小島群世界遺産」に登録されました。崖崩れがあり今は一部しか通行できませんが、「愛の小道」はカップルが訪れては南京錠をつけて愛を誓う名所です。

チンクエ・テッレといえば、イタリアワインがお好きな方はワインを思い出すのでは？農業には向かない急斜面の土地を昔の人々が苦労して開拓し葡萄栽培を始め、潮風と太陽の光を浴びた葡萄で美味しいワイン造りに成功したそうです。
できればゆっくりと訪れて、景観を楽しみながら美味しい料理とワインを楽しんでみたいですね。

【担当：sari】

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