台湾の台北にある台北101というビルは、地上101階、地下5階で全長509.2ｍという東アジア一の高さを誇るビルです。ドバイのブルジュ・ハリファが出来るまでは世界一の高層ビルでした。設計は台湾の著名な建築家の李 祖原氏、施工は日本の熊谷組を中心としたJVにより行われました。その台北101では、毎年年越しにカウントダウン花火が行われ、海外からも沢山の観光客が訪れます。

この動画は今年の新年の花火の様子を伝えるものですが、打ち上げるというよりもビル全体から花火が噴出されるようなものすごい演出で、度肝を抜かれます。年越しのカウントダウンが始まると、ニューイヤーの数秒前から小さな花火が点火をはじめ、年明けと同時に夜空を華麗に彩るショーが始まります。4分弱のショーには2万発以上の花火が使われているそうです。

これだけ高いビルですから、台北市内ならどこからでも見られそうな気もしますが、風向きによっては煙で良く見えない場所もあり、例年の風向きなら台北101の北側や東側が良いそうです。街は大変混雑するので、台北101が見える近くのホテルに宿泊し、部屋でNHKワールドプレミアムの紅白歌合戦を見た後で部屋の窓から花火鑑賞という日本人の方も多いそうです。
今年の年末年始の日本からの海外旅行先は、アジア圏が人気。中でも台湾は羽田から直行便で4時間と近く、人気の旅行先です。台湾に行かれる方は、この豪華な花火を直に見て来てくださいね。
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【担当：sari】

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