2000年に世界遺産に登録された東マレーシアのグヌン・ムル国立公園。国立公園はムル山の周囲に広がっており、今なお手つかずの自然が残る他、その地下には広大な地下世界があります。100個ほどもある洞窟のうち、現在一般に公開されているのは4つに限定されます。洞窟はそれぞれ特徴をもっていて、風が絶え間なく流れる「ウィンド洞窟」、全長が100kmを超える長さを持ち、澄んだ水が美しい「クリアウォーター洞窟」、世界最大の空洞が有名な「サラワク・チャンバー」、そして数百万匹のコウモリが生息する「ディア洞窟」。この「ディア洞窟」からは、夕方になると一斉にコウモリが外へ出てきますが、その織り成す姿からドラゴンダンスと呼ばれ、人気ぶりから観客席まで作られています。
また動画には映っていませんが、ナイフのように切り立った岩が無数に立ち並ぶピナクルという場所もあり、その景観は圧巻の一言に尽きます。東マレーシアに行くことがあれば、是非とも行っておきたいところですね。
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【担当：SS】

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