世界最強のフットボールクラブ「FCバルセロナ」の本拠地「カンプ・ノウ」。収容人数9万9354人を誇る欧州最大規模のフットボール専用スタジアムですが、来年で完成から60年が経過するため老朽化に対する対応策が検討されていました。
当初は新たな場所に新スタジアムを建設することも検討されていたが、最終的にはコスト面を考慮し、今年の3月、現スタジアムを全面改良する案が正式に採択されました。
その歴史あるカンプ・ノウの改修を担当するのは日本の日建設計と地元バルセロナのパスクアル＆アウシオ建築事務所のチーム。日建設計は、これまで東京ドーム、京セラドーム、さいたまスーパーアリーナといった日本を代表する数々のスタジアムの設計を担当し、100年以上の歴史がある日本を代表する建築設計企業です。

選出理由は「開放的でエレガント」「あらゆる局面で自由なスペースになることを想定している」とコメントしています。改修費用は4億2000万ユーロ（約520億円）で、収容人数は10万5000人まで拡張。改修工事は来年スタートし、2021年完成予定です。
日本のフットボールファンからは、「あのカンプ・ノウの設計を日本の企業が担当する」ということで喜びや期待の声が数多く上がっています。日本の企業が関わることとなった新カンプ・ノウがどのようなスタジアムになるのか、期待が膨らみますね。

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【担当：I】

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