LCC専用ターミナルが成田にオープン!利用する時に知っておきたいこと4選
2015年4月、成田空港に第3ターミナルがオープンしました。この第3ターミナルはLCC(低コスト航空会社)専用のターミナルです。国外・国内ともに、格安チケットで移動できる時代になりましたね。今回は、この新しい第3ターミナルを利用する時、知っておきたい4つの情報をご紹介します。手軽になった空の旅を成田空港から楽しんでください!
- 1.成田空港第3ターミナルへは高速バスが便利
- 2.第3ターミナルを利用する航空会社
- 3.早朝・深夜便にはホテル利用も考えてみよう!
- 4.第3ターミナルでの時間の過ごし方
- LCC専用ターミナルが成田にオープン!利用する時に知っておきたいこと4選のまとめ
1.成田空港第3ターミナルへは高速バスが便利
成田空港第3ターミナルは第2ターミナルの西側にあります。電車の最寄り駅は成田スカイアクセス線、京成本線、JR線の「空港第2ビル駅(成田第2・第3ターミナル)」(第2ターミナル地下1階)になります。この駅から第3ターミナルまでは、徒歩または無料連絡バス(直行バス)で移動しなければいけません。徒歩だと500mの連絡通路を通り、およそ15分の道のりです。5~20分間隔で運行している無料連絡バスに乗ると、10~15分の道のりです。
自家用車などでの第3ターミナルへのアクセスですが、実は第3ターミナルへは一般車、貸切バス、空港外駐車場送迎バスの乗り入れができません。そして最寄りの駐車場は第2ターミナル直結のP2駐車場です。よって、電車の場合と同じく、第2ターミナル経由で徒歩、あるいは無料連絡バスによって第3ターミナルに行くしかありません。
そこでオススメしたい第3ターミナルまでの交通機関は、高速バスです。首都圏の主要な駅やバス乗り場と成田空港をつなぐ各社の高速バスは、第3ターミナル専用に設けられた乗降場を使用しています。第3ターミナル専用バス乗降場から第3ターミナルまでは、デッキを歩いて3~4分の距離です。最も良いアクセス方法はこの専用バス乗降場を利用することでしょう。例えば東京駅八重洲口発の高速バスなら、成田空港第3ターミナルまで900円(事前予約)、およそ1時間15分の乗車時間です。第2ターミナルでバスを乗り換えたり、10分以上歩いたりしなくて良いので、オススメですよ。
2.第3ターミナルを利用する航空会社
第3ターミナルはLCC(低コスト航空会社)専用のターミナルです。国際線では3社、国内線も3社の航空会社の路線が、この第3ターミナルを利用しています。
国際線
■ジェットスター航空(ジェットスター・ジャパン)
第3ターミナルからオーストラリアのメルボルン、ケアンズ、ゴールドコースト行きなどが出ています。
■チェジュ航空
第3ターミナルから韓国のソウル、済州行きなどが出ています。
■バニラエア
第3ターミナルから香港行き、また台湾の台北、高雄行きなどが出ています。
国内線
■ジェットスター航空(ジェットスター・ジャパン)
第3ターミナルから沖縄、札幌、大阪、福岡、松山など、日本各地行きが出ています。
■Spring Japan(春秋航空日本)
第3ターミナルから、広島、佐賀、高松行きなどが出ています。
■バニラエア
第3ターミナルから、札幌、沖縄、奄美大島行きなどが出ています。
※LCC(低コスト航空会社)の1つのPeach(ピーチ・アビエーション)は、第1ターミナルを利用しています。第3ターミナルは利用していないので、お間違えのないように。
3.早朝・深夜便にはホテル利用も考えてみよう!
LCCの特徴は、早朝または深夜の発着便が多いことです。例えば午前6時10分発予定の成田発沖縄行きに乗りたい場合、あなたならどうしますか?午前4時前に自宅を出ますか?成田空港までの高速バスは早朝・深夜の便もありますが、ちょっと体力的に厳しいかもしれませんね。
そんな時には成田空港すぐ近くのホテルを上手に利用するのも、一つの手です。ここでは空港までの移動が楽な成田空港付近のおすすめホテルを紹介します。
ナインアワーズ成田空港
空港に最も近くてアクセスが良いホテルはここ!「ナインアワーズ成田空港」です!なんと、第2ターミナルに直結する第2駐車場ビル地下1階という、最高の立地にあるカプセルホテルです。宿泊(午前10時チェックアウト)だけでなく、時間単位の休息・仮眠の利用や、シャワーだけの利用も可能です。人気のホテルなので、ホームページから事前に予約をすることをおすすめします。
■ナインアワーズ成田空港
場所:P2立体駐車場ビルB1F
年中無休 24時間 受付・チェックイン可能
電話:0476-33-5109
Email:nrt@ninehours.co.jp
ホームページ(予約はここから):https://ninehours.co.jp/narita/
「カプセルホテルは狭過ぎでちょっと・・・」という方には、成田空港周辺で空港までの早朝シャトルバスがあるホテルがおすすめです。
・ホテル日航成田:http://www.nikko-narita.com/
・成田東武ホテルエアポート:http://ww2.tobuhotel.co.jp/narita/
・成田ビューホテル:http://www.viewhotels.co.jp/narita/
・ヒルトン成田:http://www.ishinhotels.com/hilton-narita/jp/
・成田エクセルホテル東急:http://www.narita-e.tokyuhotels.co.jp/ja/
これらのホテルは午前4時台または午前5時台から空港までのシャトルバスのサービスがあります。
4.第3ターミナルでの時間の過ごし方
第3ターミナルは低コスト航空会社のためのターミナルですから、当然、こういった航空会社はコスト削減のため、ラウンジを設置していません。その代わり、と言ってはなんですが、第3ターミナル本館の2階には充実しているフードコートがあります。国内空港では最大規模の約450席が設置してあり、各店舗の営業時間は午前4時から午後9時(カフェは午後10時)まで。これならフードコートでゆっくりコーヒーでも飲みながら、飛行機の出発時間まで過ごせそうです。
さらに嬉しいことに、このフードコートを含む休憩エリアは24時間開放されています。この休憩エリアには「無印良品」のブランドで統一されたイス、テーブル、ソファーベンチがあり、特にソファーベンチは大人が横になるのに十分な大きさ。24時間営業のコンビニエンスストアもちゃんとありますから、早朝だろうが深夜だろうが、ゆっくり快適に待ち時間を過ごすことができるので安心です。
「ラウンジのためにクレジットカードの高い年会費を払っているんだけどなぁ・・・」という方は、Eチケット確認書を持って第2ターミナルのラウンジを利用してはいかがでしょうか。第3ターミナルでチェックインする前に第2ターミナルに立ち寄れば、そんなに遠回りになることはないと思います。実際の搭乗券でなくてもEチケット確認書を持参すれば、ラウンジは利用可能です。
LCC専用ターミナルが成田にオープン!利用する時に知っておきたいこと4選のまとめ
新設の第3ターミナルはとても綺麗で、内装などがオシャレなのです。天井をあえてむき出しにして天井の高さを強調したり、案内サインを壁、柱、梁に直接表示することで空間の広さを強調していたりします。床は色分けして案内表示がしてあったりと、まさに「現代のターミナル」。旅に出る直前と、旅から帰ってきた直後を快適に過ごさせてくれる、素晴らしい施設です。是非、利用してみてください!
【担当:DeeMat】
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