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東欧ブルガリアの首都ソフィアで必見の教会・修道院ベスト4

東欧ブルガリアの首都ソフィアで必見の教会・修道院ベスト4
東欧と呼ばれる地域に分類されるブルガリアですが、場所も良く分からなかったり情報が少なくてなかなか馴染みのない国だと思います。私たちにはヨーグルトやバラの名産地といったイメージが強いものの、実は世界遺産もあったりと見どころは沢山あります。ブルガリアはロシアと同じくキリル文字を使っているため、それだけで異国に来た気分になれるでしょう。
今回はそんなブルガリアの首都ソフィア必見の教会と日帰りで行ける郊外の修道院情報をお伝えします。

1.アレクサンダル・ネフスキー寺院

東欧ブルガリアの首都ソフィアで必見の教会・修道院ベスト4・アレクサンダル・ネフスキー寺院
ソフィアの市内中心にあるこの教会は1912年に建てられたブルガリア正教会の大聖堂になります。美術館など他の観光地にも近いので行きやすく、またその壮大な外観で存在感は抜群です。建築様式はネオ・ビザンティンというものが使われており、これはロシアなどで見られるような教会に多く、円形のアーチやドーム、モザイク装飾が特徴的です。
白い壁に金色の装飾がされたドームやきれいなうす緑の屋根はまさに私たちがイメージする教会そのもので、間近から見上げると大きさに圧倒されるでしょう。
ミサの時間以外は誰でも入場出来るので、内部も見学出来ましたが、お祈りをしている人もいるので静かにする必要があり、また写真撮影も禁止でした。内部は明かりが少なく暗いので見辛いのですが、イコン画と言われる宗教画もおすすめです。

教会の周りには大きい広場があり、夕方まではお土産を買えるような屋台がいくつもでています。きれいな刺繍や手編みのレースがほどこされたブックマークなど、売っているおばあちゃんたちもとても雰囲気がいいので、ここで買い物をするのもいいでしょう。
観光客も多い場所ではありますが、お祈りに来る地元の人も多いで教会にささげるお花やろうそく、またイコン画も売られています。現地の雰囲気を楽しめる素敵な場所なので訪れてみてください。

2.聖ニコライ聖堂

東欧ブルガリアの首都ソフィアで必見の教会・修道院ベスト4・聖ニコライ聖堂
アレクサンダル・ネフスキー寺院の近くに位置するこの教会は、全く違うコンパクトで可愛らしい外観が印象的です。これはロシア正教の教会であり、ブルガリアに住んでいるロシア人のために建てられたものだそうです。
残念ながら行ったときは工事中で全貌を見ることが出来ませんでしたが、車の通りが激しい通りに面していてすぐに見つけることが出来ました。こちらも誰でも入れるので、また、裏手にある庭はベンチなどがあったり広くなっていて、そのままマーケットが開かれている広場にも繋がっているので裏口から出るのがいいでしょう。

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3.ボヤナ教会

東欧ブルガリアの首都ソフィアで必見の教会・修道院ベスト4・ボヤナ教会
ソフィアから車で30分ほど行った郊外に位置する教会ですが、こちらは世界遺産になっています。その価値は教会内部のフレスコ画で、時代によって建築された建物とその絵画の古さにあります。建物内部の一番奥にある星マリア像の絵画は11世紀に描かれたものといわれており、上書きはされているものの保存状態も大変良くはっきりと見ることが出来ました。建物も時代とともに建設されたので、その建設時期は3つの時代に分かれており、10世紀の初めから19世紀にわたって時代の変化とともに教会として大事にされていたことが分かるでしょう。真ん中のパートにある絵画は、今でこそ普通に使われる目線がついてくるトリックが使われており、その表現方法も注目されています。
外観は教会とは思えないほど質素でドームなどもないので正直見栄えはしません。小さな石を積み重ねて作られてる壁に背の低い鉄の扉があり、そこから中に入ることが出来ます。そのぱっとしない外観があるからこそ内部の壁一面に広がる絵画がより一層きれいに思えるのかもしれません。

ボヤナ教会は門をくぐってから庭があり、その奥に教会が立っています。概観を見るだけでも入場料を払わなければならないので、入り口付近にある売店でチケットを買いましょう。また、教会内部は重い扉で常に鍵が掛けられており、入る直前に警備員の人が解錠してくれます。建物内部の見学は制約はないですが、写真が撮れないことと近づきすぎると注意されることもあったので気をつけたほういいでしょう。

4.リラの修道院

東欧ブルガリアの首都ソフィアで必見の教会・修道院ベスト4・リラの修道院
ブルガリアで一番有名な世界遺産にも登録されている修道院で、ソフィアから車で1時間半ほど行ったところに位置するリラ山脈の中にあります。
“バルカンの至宝”といわれるほどの見事な建築とフレスコ画は本当に目が離せないほどの美しさです。9から10世紀にかけ建てられたブルガリア正教の総本山で、この修道院は教会だけでなく住居やキッチン・図書館といった施設も同じ敷地内に作られています。当時は山の奥ということもあり下山が難しく、この中でのみ生活が出来るように食料品が作られていたり、また子供たちのために勉強に集中できるところもあったそうです。今では他の建物は美術館としても利用されており、“修道士ラファエル”の十字架が有名な作品です。修道院自体と、教会の入場料はかかりませんが、美術館や資料館へはチケットを購入する必要があります。

メインの教会ですが、白と黒のストライプが印象的な柱に囲まれており、なんといっても回廊の壁から天井までびっしりと描かれたカラフルで鮮明なフレスコ画が驚くほど綺麗です。聖書のストーリーが場面ごとに描かれていたりと、キリスト教に詳しくなくとも充分見入ることが出来ましたが、もしもっと知識があったならと思ったので簡単に勉強してから行くのもいいでしょう。内部は写真撮影が禁止で照明もほとんどなくカーテンで覆われていますが、重厚な雰囲気はここでしか感じることが出来ないと思います。
修道院内部にはいま現在、ポストカードが売っていたりなどの小さな売店や郵便局もあり手紙を出すことが出来ました。

東欧ブルガリアの首都ソフィアで必見の教会・修道院ベスト4のまとめ

東欧ブルガリアの首都ソフィアで必見の教会・修道院ベスト4・まとめ
大まかに見どころの教会を紹介しましたが、街を歩いていると至る所に教会が建っており、どこもふらっと立ち寄ることが出来ます。英語は通じにくかったのですが、誰も親切で治安も悪くないので安心して一人旅もすることが出来ました。
ボヤナ教会とリラの修道院は自力で行くのは交通も不便なため、今回は英語のガイドさんと一緒に回るグループ日帰りツアーを申し込みました。私の場合、前日に現地で申し込む形で何も問題はなく、実際行ってみて個人ではしんどいと思うのでツアーをお勧めします。心配であれば日本からももちろん申し込みは出来ますが、ソフィアからの有名な観光地なので大抵の現地ホテルで手配してもらえるでしょう。約5,000円ほどが平均だと思うので参考にしてみてください。
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【担当:SN】

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