皇帝ナポレオン・ボナパルトを大伯父に持つローラン・ボナパルト王子の邸宅として、1896年にパリに建てられたイエナ・パレスを改装し、2010年にオープンした「Shangri-La Hotel Paris（シャングリ・ラ・ホテル・パリ）」。ヨーロッパ初のシャングリ・ラ・ホテルとして誕生したこのホテルは、5つ星ホテルの中でもサービスや施設の質などが優れたものに与えられる「PALACE（パラス）」の称号を持つフランス最高峰のホテルとして、世界中のセレブからも愛されています。

建築家のリチャード・マルティネット氏と、インテリアデザイナーのピエール・イヴ・ロション氏によって手掛けられた空間は、青や白、ベージュを基調とした西洋風のエレガントさと、シルクなどをあしらった東洋のエッセンスが見事に調和。しかも、全101室の客室の約半数からは、エッフェル塔と眼下のセーヌ川を遮られることなく眺望できるそうです。

気軽に宿泊できるホテルではありませんが、ハネムーンなどの特別な滞在の際には、当時の貴族や上流階級の人々も集った荘厳な空間で、夢のような時間を過ごすのもいいかもしれませんね。

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【担当：TAKU】

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