この夏のオリンピックの開催地でもある、ブラジルのリオデジャネイロで、2月5日からリオのカーニバルが始まります。カーニバルは「謝肉祭」とも呼ばれており、キリスト教圏の国にあるお祭りです。イエス・キリストの復活を祝う復活祭（イースター）まで、禁欲的な生活を送る期間があるのですが、その直前、大騒ぎをして食べたり飲んだりすることが許されていたのがこのカーニバルのはじまりと言われています。

リオのカーニバルは世界３大カーニバルのひとつと言われており、世界から沢山の観光客が訪れています。今年は2月5日から始まり、街中いたるところがサンバのリズムに包まれますが、見ものはやはりメインのパレード。8万人の観客が入ることのできるサンボドロームと呼ばれる会場で、Escola de Samba（エスコーラ・ジ・サンバ＝日本の踊りの連のようなチーム）がダンスや衣装、音楽、電飾の華やかな山車などを披露して競い合うコンテストです。
大きなチームでは1000人単位のメンバーがおり、ブラジル全土のエスコーラから選ばれた12チームが優勝を目指して競演する2月7日、8日は特に見ものです。今年はジカ熱の流行が危惧されていますが、熱く強烈なサンバのリズムは鎮まることはなさそうです。
⇒品揃え多数！安心＆実績の「JTB」でブラジルなど中南米旅行の最新人気ツアーをチェック

【担当：sari】

 動画の基本情報