南米チリ南部にあるリゾート「San Alfonso del Mar（サン・アルフォンソ・デル・マル）」。最大の特徴は、2006年12月にオープンした全長が1013メートル、広さは8ヘクタール、水の容積は25万立方メートル、最深部は約3.5メートルという、圧倒的な存在感を放つギネス認定された世界最大の屋外プール。もはやプールというか、小さな湖レベルです。

そして、広いにも関わらず、プールの透明度がとても高い点が、美しいプールにみせる要因になっています。なんと透明度は約35メートル！その水をどこから調達しているかというと、太平洋からです。そのため、プールは淡水ではありませんが、海水をくみ上げ、不純物をろ過して使用。しかも海水の温度より9度高い26度に設定された温水プールです。これだけの水量や、その水温を維持するのにも維持費が多く掛かりそうですが、維持費は毎年400万米ドル（現在のレートで約4.3億円）必要だそうです。ちなみにプールは5年かけて作られたそうですが、最終的に建設費はなんと20億米ドル（同 約2,170億円）掛かったと言われています。2020年の東京五輪・パラリンピックの主会場となる新国立競技場を建設できる費用ですね。

世界最大のプールでは、他にもセーリングやスキューバダイビング、カヤックなども楽しめます。またホテルの他にも、アパートメントが併設されるなど、長期滞在を楽しむリゾート地として人気がある「サン・アルフォンソ・デル・マル」。一度はこの広大なプールで遊んでみたいですよね。
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【担当：NOBU】

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