ベトナムの北部、中国国境に近いラオカイ省の標高1600ｍの山岳地帯にサパ（Sa Pa）という小さな町があります。夏は涼しく快適で、冬はやや寒く霧が多い場所としても有名です。この一帯にはモン族やザオ族、ザイ族などの多くの少数民族が暮らしており、美しい山や棚田などの景観を楽しみ、少数民族の文化に触れることができると、ハノイから汽車で半日の道のりを大勢の旅行客が訪れています。
個人で勝手に歩くことはできませんがトレッキングのツアーに参加すれば、少数民族の村々をまわるようにトレッキングルートをめぐることができます。

週に1度、10以上の少数民族が集まる大きな市が開かれ、華やかな民族衣装や素朴な暮らしぶりを垣間見ることも可能です。霧に煙るような緑の大地と穏やかに暮らす人々に出会う旅。きっと心洗われる時間が過ごせそうですね。
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【担当：sari】

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