日本でも有名なメキシコのビーチリゾート「カンクン」から南に200㎞ほど離れた、ユカタン半島のカリブ海沿岸に広がる生物圏保護区「シアン・カアン」。シアン・カアンとは、マヤ人の言葉で「天空の生まれた場所」を意味するもので、陸地にはマヤ文明の遺跡が残るジャングル、海岸線に出れば美しい海にホワイトビーチやサンゴ礁が広がるなど、合わせて5280㎢にも及ぶ手付かずの自然が魅力です。
生態系もイルカやウミガメ、ペリカン、マナティなど多様で、1987年にはユネスコの世界自然遺産に登録されています。

見どころのひとつがマヤ水路での川下りで、ライフジャケットを身に着け、流れに任せてプカプカと浮かぶ様は、まさに天然の流れるプール。世界遺産に指定された大自然の中で、非日常的な体験をすることができます。また、残念ながら動画には登場しませんが、石灰質の洞窟の一部が陥落して生まれた聖なる泉「セノーテ」でのシュノーケリングは、透明度の高い水と光のカーテンのコラボレーションによる神秘的な景色が見られることから大変人気があります。

カンクンからの日帰りツアーも可能ですが、余裕を持って楽しみたい方は、シアン・カアンとカンクンの間にあるトゥルムに宿をとるのがおすすめです。
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【担当：TAKU】

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