海外勤務したい方必見!渡米前に知っておきたいアメリカのビジネス習慣9選
最近、巷では「セカ就」と呼ばれる世界で就職する海外勤務が注目されています。海外旅行は経験あるけど、将来的にスキルアップも兼ねて海外勤務や海外生活もしてみたいという方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?今回は、特にアメリカでの海外勤務におけるビジネス習慣やマナーについてお伝えします。
渡米前に知っておくとアメリカでの生活でとても役立つと思いますので、事前に確認しておいて下さい。日本の常識が通用しないことが多いので、驚かれることでしょう。
- 1.名刺交換・・・アメリカでは肩書や役職を重視しない
- 2.TGIFとは?
- 3.Happy hump dayとは?
- 4.アメリカでは、レディーファースト
- 5.アメリカのビジネスでは、結果と自己アピールが重視される
- 6.アメリカでは、歩合給制が多い
- 7.アメリカ流・ビジネスメールの書き方
- 8.アメリカでは、証拠を文章で残す
- 9.アメリカでは、チップが必要
1.名刺交換・・・アメリカでは肩書や役職を重視しない
アメリカのビジネスでもお互い初対面の時に名刺交換の習慣がありますが、日本のように形式的なものではなく、肩書や役職を重視しません。名刺の紙切れよりも目の前にいるお互いの顔や第一印象を重視します。したがって、もらった名刺ばかり見てないで、互いの目を合わせ相手の雰囲気を感じとることが重要になります。
また、日本の名刺交換時にあるようなフォーマルな渡し方や受け取り方はせず、非常にラフな感じで交換します。名刺を軽く投げて渡すこともあるそうです。
2.TGIFとは?
英語のTGIF(ティージィーアイエフ)とは、【Thanks God, It’s Friday.】の省略で直訳すると「ありがとう神様、今日は金曜日です。」となります。つまり、「今日が金曜日であることを感謝している」ということを表現しています。
アメリカのビジネスシーンでは、週末の金曜日になるとその週の業務から解放され、つまり、苦痛から解放され、翌日と翌々日が土日で休みになることから、週末の金曜日を祝福し、嬉しい気持ちを表現することが習慣になっています。
3.Happy hump dayとは?
英語のHappy hump day(ハッピー・ハンプ・デー)とは、簡単に言うと「水曜日おめでとう」という意味になります。つまり、水曜日をラクダのコブ(Hump)に例え、「週の真ん中である水曜日(ラクダのコブ・Hump)が過ぎれば、楽しい週末が待っている(コブを下るだけ)」というワクワク感・期待感を意味する言葉。Happy hump dayは、アメリカの職場でもよく使われる言葉だそうです。
4.アメリカでは、レディーファースト
アメリカの会社では、エレベーター内にその会社の社長、取引先の男性、女性がいた場合、どのような順番でエレベーターから降りるかご存知でしょうか?
[1]女性
[2]取引先の男性
[3]社長
の順番になります。アメリカでは、女性が一番先に降りるのがマナーです。ここは、日本と違う点なので、注意しましょう。
5.アメリカのビジネスでは、結果と自己アピールが重視される
アメリカでは、日本ほど上下関係は重要ではなく、部下が上司や社長に対して昇給や昇進などを要求するケースが見られます。もちろん、仕事上の良い結果が伴っている場合に限ります。これは、仕事の過程(プロセス)より結果重視であるアメリカならではのビジネス習慣だと思います。
アメリカでは、過程より結果については非常にシビアであるため、自分の得意・不得意分野を十分理解した上で、上手に自己アピールして高いレベルのパフォーマンスを発揮する必要があるのです。また、日本では当然とされる「遠慮」や「謙遜」は、アメリカでは美徳になりません。
6.アメリカでは、歩合給制が多い
アメリカの会社、特に営業職では、基本給に加えて歩合給制を採用しているケースが多いそうです。アメリカの営業マンは、会社の商品ではなく自分の商品を販売しているという意識が強いそうです。また、会社の看板を背負っているという感覚はなく、個人として自分の商品を販売しているという自営業的な感覚で仕事をしているそうです。
歩合給制であることがそうさせていると思われますが、アメリカ人は、その方がやる気も出るようです。
7.アメリカ流・ビジネスメールの書き方
アメリカでのビジネスメールの書き方で重要な点は、要点だけを短く効率良く主張して、定型文は省略し、メールの作成に無駄な時間を費やさないことです。
日本のビジネスメールは、形式を重視するため、定型文や挨拶から始まって長い文章になることが多いですが、アメリカのビジネスメールの習慣とは全く違い異質なものとなっています。合理性を重視するアメリカらしいビジネス習慣です。
8.アメリカでは、証拠を文章で残す
アメリカでは、ビジネスだけでなくプライベートでも証拠を文章として残す習慣があります。口約束ではなく、契約書として紙面で契約する必要があります。アメリカでそのように「証拠を文章として残す習慣」が広まっている理由としては、アメリカ人は、自己アピールが強いと同時に、責任放棄・責任転嫁をする人も多いことが挙げられます。一般的にアメリカ人は、日本人ほど誠実で責任感が強くないということなのでしょう。
アメリカ人は、責任を取る気もないのに、必要以上の誇張や自己アピールをして様々な要求をしてくるので、文書による契約が必要となってきます。
日本でもビジネスにおいては、普通に契約書は使われますが、プライベートでも使われる点は、日本とは大きく違います。
因みに、文書ではなく、音声、つまりICレコーダーによる録音で証拠を残すことは、プライバシーの侵害に当たる可能性があるので、事前にICレコーダーで証拠を録音することを相手に知らせる必要があります。
9.アメリカでは、チップが必要
チップは、海外旅行をした時に払った方も多くいらっしゃると思いますが、アメリカでは、営業職の歩合給制と同様に人を動かすのに必要なものと見なされています。ただ、最近、アメリカの一部の地域では、「チップは必要ない」という考えも出てきているようです。
最初は、チップは、客からのサービスに対するお礼だったものが、今では貰って当たり前となり、客のマナーや習慣となってしまっているようです。下記に払うチップの額の目安と注意事項を記載します。
・レストラン・・・料金の約15%
・タクシー・・・料金の約15%から20%
・ピザの配達・・・3ドルまたは5ドル
※一部に「ピザ屋、ファーストフード店、屋台ではチップを入れる必要はない」という意見もあります。
※警察にはチップを払わない。
※路上で道案内された場合もチップを払わない。
※財布など忘れ物を届けてもらった場合は、チップを払う場合もあります。
【担当:amethyst2015】
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