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日本とは全然違う!?ロサンゼルス留学中の日本人学生が実践する就活方法4選

日本とは全然違う!?ロサンゼルス留学中の日本人学生が実践する就活方法4選
日本の企業がより大きなチャンスを求めて、グローバル化が進んでいる現在。「グローバル人材」という言葉が流行していますが、様々な企業が世界でも活躍出来る学生の採用に大変積極的になっています。グローバル人材とは?色々と定義はあると思いますが、その中でも「言語」の要素は大きな割合を占めているのではないでしょうか。英語が話せることは自分のキャリアの幅を広げられる大きなアドバンテージです。また言語以外でも、日本とは違う環境で学生生活を送り、多様性の中で成長した経験は社会でも役立ち、これから活躍出来る可能性は大きくあります。ロサンゼルスには全米で1、2を争う程の日本人留学生がいます。前記のような素養を培ったロサンゼルスにいる日本人留学生たちはどんな形で就活をしているのでしょうか。今回はロサンゼルスにいる日本人留学生の4つの就活の仕方をご紹介します。

1.キャリアフォーラムに参加する

日本とは全然違う!?ロサンゼルス留学中の日本人学生が実践する就活方法4選・キャリアフォーラムに参加する
1年に数回開催されるキャリアフォーラムが日本人留学生の主戦場です。その中でも1番大きいものは11月に開催されるボストンでのキャリアフォーラム。約200社前後が毎年グローバル人材を求めてボストンに集います。そして、そこにはロサンゼルスの学生はもちろん、全米、世界各国の学生が集結します。その約200社の中には誰もが知る有名企業が豊富に含まれていて、留学生にとってはビッグチャンスです。日本では考えられませんが、そのキャリアフォーラムの期間はたったの3日間。その期間で内定までこぎつけます。午前9時を皮切りにイベント終了の18時まで面接がびっしりだったり、上手くいかなかった学生は企業のブースへ飛び込み応募したり。誰もがチャンスを掴もうと必死に就活する様は日本の学生から見たらとても異様な光景でしょう。
また、ボストンキャリアフォーラムが1番大きいものですが、ロサンゼルスキャリアフォーラム、ニューヨークキャリアフォーラムも違う時期に開催されます。そこには約30社前後が集います。ボストン程の規模ではないですが、留学生にとっては内定をもらえる貴重な機会。そこで面接の肩慣らしをする学生やボストンには来ない企業の内定を本気で取りにいく学生もいます。
このように日本とは全く違う異色なイベントであるキャリアフォーラムは日本人留学生には絶好の機会となっています。

2.大学にリクルートに来る企業に就職する

日本とは全然違う!?ロサンゼルス留学中の日本人学生が実践する就活方法4選・大学にリクルートに来る企業に就職する
アメリカの有名大学を中心に、企業の人事が説明会兼選考会を開催するために大学を直接訪問します。ロサンゼルスで言えばUCLAやUSCがそれに当たります。そこでは学生が積極的にアピールすることはもちろんですが、企業側も囲い込むように学生たちに積極的にアプローチをかけます。参加するだけでスターバックスカード$20分がもらえるなど、異様な待遇となっています。また、企業側としては説明会に参加して欲しいと強く思っているため、呼びかけも盛んです。「学校帰りのついでで良いですし、私服で結構なので、説明会に参加して下さい。」そんな声も聞こえてきます。実際に説明会に参加してみると、ばっちりスーツの人もいれば、本当に学校帰りの私服の学生もいます。日本の学生から見たら、「ゆるい」光景が広がっているように見えます。説明会の後にはレジュメを提出して選考に進み、面接を経て、内定という流れが一般的です。
また、UCLAやUSCのような有名大学に所属している人しか参加出来ないのか、と言うと全くそうではありません。他大学所属の生徒ももちろん参加可能です。企業の人も優秀な人を常に探しているのでウェルカムです。ただ、情報が効率良く拡散しないため、有名大学所属でない学生は知らないことが多いです。やはりロサンゼルスでも就活は情報強者が有利です。
説明会では通常の就活よりも密に企業の人と接する事が出来るので、企業のことをしっかり知りたい、と思う学生にとってはキャリアフォーラムよりもじっくり就活を行う事が出来るという利点があります。キャリアフォーラムに次いで一般的な方法になりつつある手法です。

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3.長期休暇に帰国してインターンをして、内定をオファーされる

日本の大学の春休みの様に、アメリカの大学生の夏休みは長いです。大学にもよりますが、約3ヶ月の休暇期間があります。その間に日本に帰国して、インターンが出来る企業を探す、またはアメリカにいる間から企業の人とコンタクトを取っておいて帰国し次第インターン開始、ということをする学生もいます。日本の学生が行う3日間のインターンシップなどとは違い、数週間という長い期間で仕事をさせてもらうケースが多いので、とても深く企業のことを知ることが出来るので、より企業を吟味出来るのが魅力です。
インターン後に前記のキャリアフォーラムもありますので、学生側にとってもゆとりを持って臨める良い就活の機会となっています。

4.ロサンゼルスで就職活動をする

日本とは全然違う!?ロサンゼルス留学中の日本人学生が実践する就活方法4選・ロサンゼルスで就職活動をする
日本人学生がロサンゼルスで就職を目指すケースもあります。ですが、これは大変リスクが高く困難でもあります。なぜなら、VISAのことが関わってくるからです。日本人留学生は学生VISAで入国しているため、働くことは出来ません。働くには就労VISAの取得が必要になります。アメリカの企業側からすれば、わざわざ手間とコストのかかる就労VISAを発行してまで、この学生を雇うべきだろうか、天秤にかけるものです。そして、どうにか面接にこぎつけて、評価も良かったから、内定をもらい就職!という流れにもなれません。まずは約1年間インターンとして働き、企業に認めてもらう必要があります。その期間で自分はアメリカ人よりも雇う価値がある、ということをアピールしなければ1年後には帰国となってしまいます。ですので、学生も必死になって働き、成果をアピールしなければなりません。必死に努力をした結果に勝ち取ることが出来るのがロサンゼルスでの就職です。

日本とは全然違う!?ロサンゼルス留学中の日本人学生が実践する就活方法4選のまとめ

いかがでしたでしょうか。日本での就活とはまた違った面を見ることが出来たのではないでしょうか。特にキャリアフォーラムは本当に異様な光景が広がっています。企業も学生も短期間一発勝負で、本気で臨みます。その短期間のために必死に準備してきた学生が、自分の思い通りのキャリアを手にすることが出来ます。海外の学生は就活に関する情報を得る機会が多くありません。いかにアンテナを張って情報を得て活用するかが重要ですし、人材関係の企業にはそこの情報提供をいかに充実させられるかがビジネスチャンスにもなりそうです。以上、ロサンゼルスの学生の就活の4つの方法をご紹介しました。
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【担当:coron】

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