リピーター続出のマレーシア・ランカウイ島で海と山を楽しむ裏ワザ4選
ロングステイ人気No.1といえば常夏の国マレーシア。そのマレーシアでアイランドリゾートとして人気のランカウイ島には、様々な楽しみ方があります。ビーチエリアの5つ星リゾートでホテルライフを楽しんだり、海洋公園のパヤ島シュノーケリング、北部エリアでマングローブリバークルーズ、あるいは人気のスポットをタクシーチャーターして島内観光など、メジャーなプログラムを楽しむのもよし。
でももし1日、いえ半日でも時間が余ったならぜひトライして欲しい、ガイドブックにもあまり掲載されていない裏ワザ的楽しみ方をご紹介します。
- 1.誰もいない海〜パシル・テンコラ(Pasir Tengkorak)
- 2.遠浅の海の不思議な体験
- 3.ラヤ山(Gunung Raya)の高原リゾートで涼む
- 4.無人島で置いてけぼり体験?
- リピーター続出のマレーシア・ランカウイ島で海と山を楽しむ裏ワザ4選のまとめ
1.誰もいない海〜パシル・テンコラ(Pasir Tengkorak)
誰もいないけれど、お猿さんはいるビーチです。ランカウイ島の北部、クロコダイルファームからダタイ通りに入り、しばらく北上してアンダマン海にぶつかり道が西に向いたあたりの右手にある海岸です。行き過ぎてしまうと、ダタイゴルフクラブや高級ラグジュアリーホテルのザ・ダタイがありますので、少し戻ります。ビーチのすぐ近くにはイブラヒム・フセインというマレーシアの芸術家の美術館があり、それが目印になります。駐車場があるので、レンタカーやバイクで行くといいでしょう。
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パシル・テンコラはアンダマン海に面した美しい白砂の海岸です。その少し東に黒砂海岸(Pasir Hitam)という真っ黒の砂の海岸があるのですが、正反対。白い砂浜に、大きな木々が日陰を作っていて涼しげです。ツアー客はなかなか来ないので、出会うとしたら地元のファミリーや若者グループ、それにバイクを二人乗りしてやって来た欧米人のカップルなど。トイレや小さな売店があります。
ランカウイ島は地質の関係で透明度が低いビーチが多いのですが、ここは違います。透き通るような美しい海で、アンダマン海のその向こうには遠くタイの島々が見えたりします。
気をつけて欲しいのが荷物の管理。猿の群れが出てくるので、持って行かれないように置く場所に気をつけてくださいね。
2.遠浅の海の不思議な体験
ランカウイ島では、南西部のパンタイチェナンや北部のタンジュンルーなど、引き潮で海が遠浅になることがあります。
パンタイチェナンのリゾートホテル、メリタスペランギ・ビーチリゾート&スパに宿泊して、朝早くに海岸に出てみると、海の水が完全に引いている時期があります。かなり沖まで歩いても、まだ水位は腰のあたりまでという感じです。向かいに浮かぶ小島レバックケチル島まで、歩いて渡れてしまいます。(ただし、潮が満ちる前に戻って来てくださいね)
少し前までは海底だったはずの場所には水溜りが残るだけ。のぞいてみると取り残された魚がいたり、あさりのような貝が沢山潮を吹いています。
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ランカウイ島のビーチはパブリックビーチなので、バイクに乗った地元の家族連れや若者がやって来て、沖の方で腰まで浸かって網を投げて魚を捕まえたり、家族で潮干狩りをしたりしています。バケツを見せてもらうと、沢山の貝や魚が入っています。
旅行者の私達も、美しいホネガイなどの貝殻が沢山落ちているので、旅の記念に拾ってお土産にするのも楽しいです。少しずつ潮は満ちてきて、1時間後には元の海岸線に戻り、大きな波が打ち寄せて、さっきあんなに楽しい体験をしたことが夢のようです。
タンジュンルーリゾートの前のビーチでは、引き潮の時に海が2つに割れて、真ん中に1本の道ができます。まるで旧約聖書のモーゼの十戒のようです。その中を歩く、とても不思議な体験ができるのです。
3.ラヤ山(Gunung Raya)の高原リゾートで涼む
ランカウイ島は日本の夏と比べると湿気がなくカラッとしているのですが、そうは言っても常夏の島、暑いです。建物中に入れば、これがサービスとばかりにガンガン冷房が効いていて、今度は寒すぎです。そういう時は、ランカウイ島の高原リゾートへ行ってみませんか?
島の真ん中近くに、標高881mとランカウイ島で一番高いラヤ山があります。「昔は大きな巨人だったが、神の怒りに触れて山になった」という言い伝えが残る山です。ラヤ山の頂上までは舗装された道がありますので、車でも行けますし、足腰に自信がある方は歩いても登れます。登るにつれて段々と気温が下がり、頂上に着いた頃には下界の暑さが嘘のようです。
このラヤ山の頂上には、ドゥ・ココナッツヒル・リゾートというホテルがあり、有料の展望台やレストランは宿泊者以外でも利用できます(ホテルはバスタブがなかったり、お湯が出なかったりで、日本人向きのホテルではないようです)。展望台に登らずとも、レストランでお茶を飲みながらでも、窓から雄大な景色が楽しめます。
北はマングローブの森の中を川が蛇行して流れている様子が見え、アンダマン海の遥か向こうにはタイの島々も見えます。
南のパンタイチェナンやパンタイテンガーの海岸線の様子も見て取れます。
ちょっとラヤ山で涼を取ったら、また下界の南国リゾートへと帰りましょう。
4.無人島で置いてけぼり体験?
ビーチ沿いのホテルの中には、面白いレクリエーションを用意しているホテルがあります。無人島にボートで連れて行ってくれて置いてけぼりになり、また迎えに来てくれるというものです。ランカウイは本島以外に100近く島があり、無人島も沢山あります。もちろんどの無人島でも安全というわけではありませんから、場所はレクリエーションスタッフにお任せしましょう。水着にビーサン、軽くTシャツでも羽織って、ホテルのビーチからスタッフの操縦するモーターボートで出発し、白砂のビーチのある無人島へ。いくつか候補がある場合、「あの島でいい?」と聞いてくれます。島に上陸したら荷物を降ろし、何時に迎えに来ればいいかを聞かれるので希望の時間を伝えてください。
無人島は貸し切り状態、あなた達だけです。木陰に荷物を置いたら、寝そべって本を読んだり、海に入って泳いだり、楽しい時間を過ごしましょう。無人島へは以下の持ち物を忘れずに。
ホテルで借りるバスタオル
砂に敷く、体を拭く、日よけに使う、で最低3枚必要です。
日焼け止め
木陰以外に日差しを遮るものはありません。必ず持参しましょう。
時計
迎えの時間の確認のため、持って行きましょう。
飲料と食料
本物の無人島です。島の裏に回れば売店があった・・なんてことは絶対にありません。喉が渇いてもお腹が空いても、時間までは迎えに来てくれませんから、しっかり飲み物と食べ物は確保して行きましょう。
ホテルによっては、ルームサービスのメニューにピクニックボックスがある場合も。部屋の電話で注文して、ビーチのレクリエーションカウンターに時間指定で届けてもらうといいでしょう。サンドイッチにチキン、フルーツとチーズ、ミネラルウォーターが1本付くという感じの軽食です。頼めば保冷ボックスに氷を沢山入れて用意してくれるので、リクエストしてみましょう。水分は多めに用意。ポテトチップスなどの軽食も持参しましょう。
シュノーケリングの道具
海は透明で魚が沢山いることも。しまった!持ってくれば良かった!と後悔しないように、カウンターで借りて持参しましょう。
本
無人島で優雅に読書したかったらぜひ1冊。
携帯電話
陽気なレクリエーションスタッフがボートを飛ばし無人島に到着。迎えの時間を約束して、ボートは向きを変え、遠くに見えるランカウイ本島のホテル目指して帰って行きます。笑顔で手を振っていたけれど、段々不安に・・。ここに来ていることを知っているのは、ボートを操縦したスタッフと、レクリエーションカウンターで受け付けてくれたスタッフの2人だけ。もしうっかり2人が私達の存在を忘れてしまったら、どうなるの??と、不安にならないためにも、念のため連絡手段に携帯電話は持参しましょう。もし携帯電話が使えない場合は、忘れないでと天に祈るしかない??
リピーター続出のマレーシア・ランカウイ島で海と山を楽しむ裏ワザ4選のまとめ
マレーシア・ランカウイ島で、あまり知られていない楽しみ方を4つご紹介しました。ランカウイ島は一度行くと病み付きになるらしく、リピーター続出の島です。派手さはないのですが、その素朴な感じが帰ってきてホッとする島なのでしょう。
ぜひ一度と言わず何度も訪れて、この裏ワザを参考に楽しんでいただけたら嬉しいです。
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【担当:sari】
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