世界遺産・観光・文化・美食・ワイン・美術・音楽・・・その全てが日本人に人気のイタリア。そして明るいラテン系気質のイタリアの人々も、陽気な気分にさせてくれるエッセンス。そんな魅力のイタリアに、優雅に暮らしてみる旅の提案です。北と南では全く雰囲気の違う、イタリアの首都である古都「ローマ」、経済とファッションの都市「ミラノ」の２大都市。短期でお洒落アパートメントを借りて、住むように暮らすイタリアの旅を満喫してみてはいかがですか。
素敵なイタリアの町並みの中で、普通の旅では味わえない刺激的な毎日が送れること間違いなし！です。

• １．ローマのお勧めエリア｜ナヴォーナ広場（Navona）
• ２．ミラノのお勧めエリア｜ブレラ地区（Brera）
• ３．アパートメントの予約方法
• ４．予約の際のポイント・注意点
• 短期で借りるイタリアのお洒落アパートメント！おすすめエリアと予約方法４選のまとめ

１．ローマのお勧めエリア｜ナヴォーナ広場（Navona）

２～３週間あるいは１か月くらい同じアパートメントに滞在するならば少しお値段が上がったとしても町の中心部がいい。と誰もが考えます。郊外だと車がないと不便だし、治安の問題も心配だし・・・。
そんな不安を一気に解消するローマのお勧め地域をご紹介いたします。

ローマっ子が集まる、ローマで最も美しい広場と言われている「ナヴォーナ広場」。観光客ももちろん多いですが、スペイン広場の方があまりに有名で意外に観光客が少なめなのがここナヴォーナ広場。この一帯は昔から何代にも渡って住んでいるイタリア人が多く、しかもリッチな人達が多いエリア。重厚でどっしりとした歴史を感じさせる建物が続いていて、高級なアンティックのお店もたくさん並んでいます。道行く人の服装でその町の品格がわかりますが、ここナヴォーナ広場周辺を歩いていると、上品なイタリア人達とよくすれ違います。
そして芸術家が多く住んでいる地域でもあり、石畳の素敵な中世の町並みをひとりで歩いていても治安がよいので安心。お洒落をしてのんびりと散策をするローマの休日。なんて贅沢な時間なのでしょう。中世にタイムスリップしたかのような気持ちにさせられます。お勧めなワケは下記の通り。

グッドロケーション

ナヴォーナ広場からスペイン広場やトレビの泉など主な観光地に歩いていける立地。また地下鉄や市バスも多く、広場にはタクシー乗り場もあっていつでも簡単に利用できます。

バールやレストランが密集している

英語版ガイドブックに載っているレストランも多くあり、欧米人観光客が多いので外国の雰囲気が感じられます。日本人を含むアジア系や中国人はごくまれです。
夜遅くまで賑やかに営業しており、多種多様のバールやレストランが立ち並んでいるので外食するのに便利。

治安

なんといっても、治安のよさ。そもそもイタリアが、泥棒が多く治安が悪いという理由のひとつにバチカン市国にあるサンピエトロ寺院があることです。世界のカトリックの総本山ですから多くの移民を受け入れているので、本国が貧しくて移民として住み着いている人達も多いから。ジプシーという泥棒を職業としている人達が定住してしまった。そんな様々な理由から治安がよくないのです。
「生きるために必死になっている貧しい人々に慈悲の心を。」というカトリックの考えなのですが、被害は極力避けたいもの。ローマ市内でも比較的治安がよいのがこのナヴォーナ広場なんです。

スーパーが点在している

高級なショップが建ち並んでいる割には、もちろんリーズナブルな土産物や小さなアウトレットのお店などもあり面白く、昔ながらの八百屋さんやお肉屋や魚屋といった小売店から大小のスーパーマーケットも数件あります。また、朝市がたつ広場も歩いていけるので、生活するにはとても便利な地域です。

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２．ミラノのお勧めエリア｜ブレラ地区（Brera）

ミラノの中でも、ひときわシックなエリアが「ブレラ地区」。有名なブレラ美術館があり、周辺はギャラリーや画材屋さんが建ち並び、アート好きな方はとても楽しめる地域です。ミラノ市内では今では珍しくなっている石畳の路地が多く、昔ながらの古き良きミラノを垣間見ることができます。

ミラノの中心部にある有名なオペラ座やドゥーモ（大聖堂）、アーケードをはじめとして、ファッションの中心モンテナポレオーネ通りまでも徒歩圏なのがこの「ブレラ地区」。ジプシーや泥棒は、主だった観光地に多く出没するので注意が必要ですが、ブレラ地区は非常に落ち着いたシックな地域。こじゃれたレストランやバ―ルも多く、お洒落なミラネーゼたちにも出会えることでしょう。
ファッションショー開催時には、有名なスーパーモデルたちに遭遇することもあり感激！さすがにファッションの中心とあって、洗練されたシックな最新ファッションに身を包んだミラネーゼたちの装いは勉強になります。そんな地区にあるアパートメントも、お洒落でモダンで洗練されています。

EATALY

ブレラ地区にある大型高級スーパーマーケットがお勧めです。あらゆる食材や日用品全てが揃っている上にバールやイートインのレストラン、お惣菜も種類豊富。ぜひ足を運んでみてください。

もちろんミニスーパーや小売店なども点在しているので節約しながらも、たまにはお洒落をして素敵なレストランへ行ったりオペラ鑑賞や美術館巡りを楽しんでくださいね。
足を延ばせば、スイスの国境に大型アウトレットモール「フォックスタウン」がありお買い物もできます。ミラノ市内から車で約１時間。パスポートを忘れずに！

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３．アパートメントの予約方法

海外のホテル探し各サイトから予約可能です。「アパートメント」というキーワードで検索するとヒットします。時期によってはスペシャルプライスになっている所もあるので、ホテルより広く安く滞在できます。キッチン付きなので自炊をすることができ、数人でシェアすれば更にお得ですね。ちなみにイタリアではこういうアパートメントを「フラット」と呼んでいます。予約は１泊からで、空いていれば何日でも何か月でも可能です。

４．予約の際のポイント・注意点

支払方法

クレジットカードで全額支払う方法と、予約の段階でデポジット（前金）としてカード情報を送り現地で現金又はカードで支払う方法があります。現金の場合はユーロ払いで滞在日数分全額を現地到着日に支払います。

現地到着時間と緊急連絡先の確認

ホテルと違いアパートメントの場合は、あらかじめメールで到着時間を伝えておく必要があります。担当者が鍵を持ってこないと部屋に入ることが出来ませんので注意をすること。しっかりと携帯電話番号など緊急連絡先を聞いておきましょう。少し遅めの到着時間を伝えておく方が時間に余裕をもてそうです。また飛行機の遅延などの理由により到着が大幅に遅れる場合なども必ず連絡を入れること。臨機応変に素敵な滞在のスタートを切りましょう！

部屋の階数

イタリアの場合、景観条例に厳しいので、郊外の一部を除き建物自体を取り壊して新しく作り変えることが出来ません。さすが世界遺産保有世界一位の国。したがって、アパートメントにはエレベーターがないのが普通です。さらにイタリアの建物は天井が高く、上り下りをするのが余計に大変です。旅の荷物もあることですし、予約の際には階数の確認を。ちなみに日本でいう１階はイタリアでは２階にあたりますのでご注意ください。サイト上に記載されていないようであれば、メールか電話で確認した方がよいと思います。

部屋の掃除について

代金には部屋の掃除込みのところも多いので、初日に掃除の日にち（例えば２日おきといった条件）を伝えてもよいと思います。雇われているメイドさんがやってくるのでとても綺麗にしてくれます。その際、少しチップをおいた方が完璧に片付いていますよ。
掃除用具は備え付けられておりますので、簡単な掃除なら自分たちで行えばよりプライベートな空間を確保できます。またゴミを集めるボックスはアパートメント内の中庭などに備え付けられておりますので、分別をして捨ててください。ラテン系の国ですからおおらかと思ったら、日本と同じでかなり細かく分類されています。掃除を頼んである場合にはメイドさんがゴミも捨ててくれますが、その場合もきちんと分別しておくのがマナーですね。

チェックイン＆チェックアウト

チェックインは直接アパートメントの前であらかじめ決めておいた時間に担当者と待ち合わせ。鍵を持ってきてくれます。一緒に中に入り内部の説明を聞き支払いを済ませます（現金で支払う場合のみ）鍵を渡され、ここから楽しいイタリア生活がスタートです。素敵なアパートメント生活にワクワク！
チェックアウトはなく、最終日に部屋の中に鍵を残していくだけと簡単。ここはラテン系っぽいところです。ある意味、信用して貸してくれているということですね。

旅行中に楽しいパーティーも！

アパートメントの魅力はプライベートをキープできるところ。みんなでお料理を作ってホームパーティーを開いても楽しい思い出づくりになりそう。

まるでイタリア人のように

朝市で買ってきた新鮮なフルーツやお野菜、パンやチーズとワインでランチやディナーを楽しむ。お料理好きにはたまらない魅力のひとつです。キッチンにはお皿やカラトリー全て一式揃っていてすぐに生活が始められるのが嬉しいところ。

短期で借りるイタリアのお洒落アパートメント！おすすめエリアと予約方法４選のまとめ

自分の要求する全ての条件をクリアして見つけた素敵なアパートメント。毎日新しいイタリアの発見があったりと満足のいく旅になるのではないでしょうか。
住むようにして暮らすイタリアのアパートメント滞在の旅。普通のツアーでは味わえない楽しみ方をぜひ一度体験してみてはいかがでしょうか。

【担当：nekotabiko】