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世界一美しいスペイン広場!スペインのセビリアが人気の理由6選

世界一美しいスペイン広場!スペインのセビリアが人気の理由6選
スペインのセビリアは、南部アンダルシア州の州都で人口は70万でスペイン第4位の都市。闘牛やフラメンコで活気があり、世界遺産の町として観光客で賑わっています。
スペイン三大祭りのひとつ「セビリアの春祭り」の時には、民族衣装を身にまとった男女が馬にまたがりパレードを行い大変華やかな雰囲気に包まれます。
町の中心部には1929年に開催されたイベロ万博のパビリオンが残されており、当時の面影が偲ばれます。スペイン語圏の国がテーマでしたので中南米の国々のパビリオンが多くあり、そして大航海時代にコロンブスの新大陸発見により貿易港で栄えたという証の「黄金の塔」も有名。
また、セビリアの旧市街地域の建物は、白と黄色の二色で統一されているのが特徴です。そんな黄金時代の栄華に思いを馳せながら、セビリアの町を散策。ぜひお出かけください。

1.闘牛とフラメンコの本場

マエストランサ闘牛場

古い歴史がある闘牛場。オペラ「カルメン」の舞台になったことでも知られています。闘牛は4月から10月まで行われますが、最近は動物保護の問題からテレビ放送はなくなりました。ですから、闘牛を観たいならば出向いていくしかないのですが、ラテン系の人々には根強い人気を誇っています。

チケットの購入

最近はインターネットでも購入できますが、闘牛場の入口に売り場があります。席によって値段もまちまちですが、「ソルSOL」が安い方で「ソンブラSOMBRA」は高くなります。ソルは太陽、ソンブラは日陰の意味。闘牛が始まるのは夕方の17:00が普通で、スペイン特にアンダルシアは「スペインのフライパン」と呼ばれるほど夏は暑いのです。そして夏場は夜の22:00頃まで日が沈まないので、夕方の17:00頃は1日のうち一番暑い時間帯なのです。ですからチケットは日向と日陰で値段に差があるわけなのです。

エルパティオ・セビリアーノ丨El Patio Sevillano

マエストランサ闘牛場と隣接している有名な老舗タブラオ(フラメンコショーが鑑賞できるレストラン)。昔は、どこのタブラオも朝まで営業をしていたので真夜中に何回もショーが行われていたのですが、最近では真夜中で終了するところがほとんどです。観光客の時間帯にあわせたのかもしれませんね。
この店のショーはフラメンコだけでなく、古典舞踊やスペイン各地の民族舞踊も楽しむことが出来ます。男性ダンサーのソロの演技は迫力があり、その技術の高さに脱帽です。ぜひ観に行くことをお勧めいたします。ドリンク&ショーもありますので、他のレストランで食事をしてから観に行くのがベスト。こういったタブラオで提供される食事は、ショーに経費がかかる分、味がいまひとつ。歩いていける距離にサンタクルス街があり、アンダルシアらしいバールがたくさんありますので、ぜひ行ってみてください。

2.世界一美しいスペイン広場

世界一美しいスペイン広場!スペインのセビリアが人気の理由6選・世界一美しいスペイン広場
このスペイン広場は、1929年のィベロ万博の時にパビリオンとして建てられたものです。半円形に伸びる回廊には、スペイン各県の紋章と歴史的出来事を描いた絵タイルがはめ込まれていて、スペイン風の雰囲気を醸し出しています。スペイン広場は、あまりにもローマが有名で、また世界中にありますが、ここセビリアのスペイン広場は世界一美しいと言えます。
映画の撮影にも使われたことがあり、「アラビアのロレンス」ではイギリス軍が駐屯するエジプトのカイロのホテルという設定で、もうひとつは「スター・ウォーズ エピソード2」でした。

また、観光用の馬車もたくさん停まっていて、スペイン広場の風景を更に引き立てているようにみえます。スペインの多くの観光地にはよく観光用馬車がいるのですが、乗る前に値段交渉をしないと高額料金を請求されて揉めている姿を目にします。ここセビリアの馬車は必ずライセンス番号をつけておかなければいけないという規定があり、もぐりは許されないので安心して乗ることができるのです。スペインらしい石畳の旧市街を馬車でまわるのも楽しそう。

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3.世界一大きいカトリックのセビリア大聖堂

世界一美しいスペイン広場!スペインのセビリアが人気の理由6選・世界一大きいカトリックのセビリア大聖堂
ローマのバチカン市国にありますサンピエトロ寺院を除き、カトリックの教会の中で世界一大きいのがここセビリア大聖堂。最初はここに巨大なモスクが建っており、その後レコンキスタとよばれる再征服が行われ、後にカトリックの大聖堂となりました。そのため、イスラムとカトリックの様式が入り混じっているのがわかります。またミナレットと呼ばれる塔に登るとセビリアの町が一望できます。ただし階段のみ。足に自信がある方はぜひどうぞ。閉まる時間にもお気をつけください。

4.コロンブスの墓がある

大聖堂の中にはコロンブスの墓がおかれていて、4人の王様がコロンブスの棺を抱えているモニュメントになっています。当時スペインは4つの王国に分裂していたので、それを象徴しているのです。また、コロンブスの家族の遺骸もここに収められているのですが、その際DNA検査を行い鑑定したそうです。コロンブスの本名は、クリストーバル・コロンボといい、イタリアのジェノバ出身と言われておりますが定かではありません。また、彼の遺骸も、キューバなど、何度か移されておりますが、現在このセビリア大聖堂に眠っております。

コロンブスのたまご

1492年アメリカ大陸を発見し、ヨーロッパの新大陸進出の先駆となったコロンブスですが、1493年に帰国するとバルセロナの宮廷で盛大な歓迎式典に招かれました。しかし、誰しもがコロンブスを歓迎したわけではなく「誰でも西へ行けば陸地にぶつかるのは当たり前のことだ」と水を差す人もおりました。そこでコロンブスは卵を指して「誰かこの卵を立てることの出来る人はいますか?」と問いかけると、何人か挑戦したのですが誰も立てることは出来ませんでした。ついには怒る人も出る始末。そこでコロンブスは卵を引き寄せ、テーブルで軽く叩いて見事に立ててみせたのでした。
これが、「コロンブスの卵」と言われた出来事です。
歴史に残る偉業を成し遂げたコロンブス、やはり凡人ではありませんでした。

5.オペラ「カルメン」の舞台

セビリアの町の中心スペイン広場の前にたたずむ大きな建物は、旧タバコ工場です。この工場の前で美しく自由奔放なカルメンがドン・ホセと出会うという場面の舞台となりました。現在はセビリア大学の法学部となっております。当時、世界ではじめて出来たタバコ工場でした。

6.植物が多い

世界一美しいスペイン広場!スペインのセビリアが人気の理由6選・植物が多い
セビリアの旧市街には公園が多くありますが中心部に位置するふたつをご紹介したいと思います。

マリア・ルイサ公園

この公園は、富豪がセビリア市に寄贈したことで知られていて、彼女の名前がつけられています。見どころのある公園で、ピクニックにも最適。スーパーでワインや食料を買い込んでこんな公園でピクニックなんていう旅もおしゃれです。

ムリーリョ公園丨Jardines de Murillo

サンタマリア号という船とコロンブスのモニュメントが置かれています。そして多くの見事なゴムの木に驚かされますが、南米から持ってきたものだそう。
そして、セビリアの町は、街路樹に「ジャカランダの木」や「オレンジの木」が植えられています。春先には白いオレンジの花が咲くので町中が甘い香りに包まれ、ジャカランダの花が咲くころは町中が紫色に変わり、それは見事です。

オレンジ

オレンジは、アラブ人たちがこのイベリア半島に持ち込んだものですが、ハーレムに植えて香りを楽しむのと観賞するのが目的でした。しかしこの鑑賞用のオレンジは交配していないため、苦いので食べられません。葉っぱの付け根部分が大小ダブルになっているのが特徴で、以前は、マーマレードを作って英国などへ輸出をしていたのですが、現在ではスペイン国内で消費する分しか作っていないそうです。

世界一美しいスペイン広場!スペインのセビリアが人気の理由6選まとめ

世界一美しいスペイン広場!スペインのセビリアが人気の理由6選・まとめ
コロンブスの新大陸発見により、スペインが栄華を極めた黄金時代の建造物がたくさん残されており、アンダルシアらしい風景と歴史や文化を感じることが出来る町セビリア。ぜひ闘牛やフラメンコも楽しみながら、異国情緒溢れるスペインの旅の思い出をしっかり心に刻んでください。
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【担当:nekotabiko】

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