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神話の国ギリシャ!アテネとその近郊の古代遺跡6選

神話の国ギリシャ!アテネとその近郊の古代遺跡6選
美しいエーゲ海の島々で有名なギリシャは、バカンスを楽しむリゾートのイメージが強いですが、コバルトブルーの海が見渡せる古代遺跡がたくさんあります。
太古の昔に思いを馳せて、遺跡巡りの旅も楽しいのではないでしょうか。そして、簡単なギリシャ神話を呼んでから出かけると、古代遺跡の旅もより一層楽しくなりますよ。
首都アテネから比較的簡単に行ける古代遺跡と、1日クルーズで巡るエギナ島に現存するアフェイア神殿をご紹介したいと思います。遺跡巡りが終わった最後の日に、アテネから1日クルーズで3つの島巡りの旅なんて素敵ですね。美味しいワインを飲んで新鮮なシーフードで、お腹も満たして幸せな笑顔になれることでしょう。

1.パルテノン神殿

神話の国ギリシャ!アテネとその近郊の古代遺跡6選・パルテノン神殿
首都アテネの中心部にそびえ立つ岩山の上の大神殿。太古の昔に信仰していた理由がわかるような威厳がある神殿です。ギリシャにある神殿の中では最も知名度が高く、パルテノン神殿が建っているアクロポリスの丘は紀元前6000年も前の遺跡群が現存しています。
アクロポリスは、海抜154メートルの岩山の上にありますが、ミケーネ時代(紀元前1600年ごろ)から人が生活していたようですが、その後アテネの守護聖人アテナ女神の聖域とされ神殿が建てられました。
近くには、アクロポリス博物館もあり、一流の美術品が展示されていますので、ぜひご覧になっていただきたいと思います。
この丘からの眺望は大変美しく、アテネ市内を一望できます。

2.アクロポリスの丘の音楽堂

神話の国ギリシャ!アテネとその近郊の古代遺跡6選・アクロポリスの丘の音楽堂
チケットオフィスの脇の入口でチェックを受けたあと、坂を登ってパルテノン神殿へ行く途中に、この音楽堂が右下に見えます。へロディス・アティコス音楽堂という名前がついており、へロディス・アティコスという大富豪が寄贈した音楽堂なのだそう。5000人収容可能で、夏には演劇や音楽会などのフェスティバルが行われます。
入場券売り場そばには、小さな売店とスタンドバーがありますので、ぜひここでフレッシュなオレンジジュースを飲んで休憩してはいかがでしょうか。ギリシャ産のオレンジを絞って出してくれます。とても甘くて美味しいのでお勧めです。

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3.デルフィ

神話の国ギリシャ!アテネとその近郊の古代遺跡6選・デルフィ
かつて神のお告げを告げるオラクルという使節があった場所でアポロン神殿などの施設が残されています。デルフィは古代ギリシャの聖地デルポイの現代名で、今でも聖なる地として崇められています。デルフィ遺跡は、世界の中心(大地のへそ)として大変有名です。
山門よりアポロン神殿に続く「聖なる道」の両側には、かつては宝庫やモニュメントが数多く並んでいたようですが、現在は「アテネ人の宝庫」を除いては、台座などが残っているだけです。

アテネ人の宝庫

聖なる道で最も目を引くドーリス式のアテネ人の宝庫です。アテネに民主政が復活したのを記念して紀元前508年に建てられました。ヘラクレスとテセウスの偉業の場面が浮き彫りにされ、宝庫の壁画には、アポロンに捧げられた詩が刻まれています。その意味は「アテネがマラトンの戦いでペルシャ軍に勝利した感謝の印としてアポロン神に捧げた宝庫」です。
さらに上へと階段を登っていくと、海が見渡せる野外劇場や競技場もあります。
隣接する考古学博物館は見ごたえがありますのでぜひ見学していただきたいと思います。この博物館の至宝とされる「デルフィの御者像」や「世界のへそ」の大理石の彫刻は必見。

「アポロンの神託」と呼ばれる、巫女による神託を求めて各地から人々が集まってくるようになり、国際的な情報センターになっていたようです。特別な税金を支払い、動物の貢物を捧げて巫女による神のお告げを乞うために人々が集まっていたという大変神聖なる場所が、デルフィです。

4.古代オリンピア

神話の国ギリシャ!アテネとその近郊の古代遺跡6選・古代オリンピア
ペロポネソス半島西部に位置する古代オリンピック発祥の地。近代オリンピックの聖火は、ヘラ神殿で行われ、凸面鏡を使い太陽から採光されます。2004年のアテネオリンピックでは男女砲丸投げの競技がここで行われました。
春には、見事なピンク色に咲き乱れる「ユダヤの木」と呼ばれる花が、古代遺跡にひときわ花を添えます。この木がなぜ「ユダヤの木」と呼ばれるかには伝説があり、キリストの弟子であったユダはお金をもらってキリストを売り渡すという裏切り行為を働いてしまうのですが、後にそれを後悔し、この木で首を吊って死んでまったからだというのです。

遺跡の西側にオリンピアの町があり、観光の拠点となっています。人口1400人の小さな町ですが、ホテル、レストラン、お土産屋などもあるので楽しめます。

5.コリントス運河

神話の国ギリシャ!アテネとその近郊の古代遺跡6選・コリントス運河
コリントス運河は、ペロポネソス半島の根元部分に位置していて、コリントス湾とサロ二カ湾を直線で結んでいます。両脇が極端な絶壁になっており、高いところでは79mも削られています。長さは6343mでコンクリートなどは一切使用されていない、絶壁の迫力ある運河。
上の道路上から運河を見下ろすような形になるので、船が通る時に写真をとると素敵ですよ。
大戦中は、ドイツ軍の軍事行動を防ぐため、一時的に埋められたこともあったそうですが、その後再び開通し、その美しい姿をとどめています。

コリントスの娘の物語

神話の国ギリシャ!アテネとその近郊の古代遺跡6選・コリントスの娘の物語
コリントス様式の柱の上部にデザインされている「アーガンサス」という植物をご存じでしょうか。古代遺跡や教会、貴族の大邸宅の柱に多く使用されている文様のデザインがこの アーガンサス。地中海地方にたくさん自生している植物で、春から夏にかけては白やピンク色の花が咲きますが、特別に綺麗なわけでもないのでなぜかあまり話題にされません。
しかし、このアーガンサスには、不思議な伝説の話があるのです。
昔、コリントスの若い娘が、ある日、病で急死してしまいました。それを悲しんだ乳母が彼女のお墓に遺品を収めるために、石で屋根を作って雨を凌ぐ工夫をしたそうです。しばらくたってから、再度お墓を訪れてみると、石の間からアーガンサスの大きな花が咲いていたそうで、乳母の気持ちも安らいだというお話。
なんとなく心温まる、そんな話が残されているアーガンサス。舞台はコリントスでした。

6.エギナ島アフェイア神殿

神話の国ギリシャ!アテネとその近郊の古代遺跡6選・エギナ島アフェイア神殿
アテネから1日クルーズのツアーがあります。インターネットや各旅行会社、ホテルでも予約が可能です。遺跡巡りに疲れたら、美しいエーゲ海を見ながらのクルーズなんていかがでしょうか。3つの島巡りですが、滞在先のホテルまでスタッフが迎えに来て港まで送ってくれます。エギナ、ポロス、ヒドラという3つの島をまわり、美しいエーゲ海を眺めながらゆったりとした船の旅を満喫できます。
3つの島のひとつ、エギナ島には非常に保存状態のよい「アフェイア神殿」があります。船会社のオプショナルツアーとなっていて船内で申し込みをすることができます。そしてこの島は、ピスタチオが有名で、お勧めは「ピスタチオアイスクリーム」。濃厚なピスタチオの味、ぜひお試しください。

神話の国ギリシャ!アテネとその近郊の古代遺跡6選のまとめ

古代の人々の思いや生活の様子、そしてギリシャ神話の世界。
そんな奥深い世界遺産の古代遺跡を巡るのもとてもいいものです。次の旅は、ギリシャの古代遺跡巡りとアテネから1日で簡単に行けるエーゲ海クルーズなんていかがでしょうか。
きっと、素晴らしい思い出になることでしょう。
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【担当:nekotabiko】

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