【決定版】ポーランド旅行はどの季節がベスト?気候・イベント・祝日情報4選
あなたがポーランドへ行くとしたら、4つの季節の中でどのシーズンが一番いいでしょうか。ひとことにベストシーズンといっても、季節やイベント、個人の好みによって大きく左右されるところ。例えば、一般的に冬は寒そうだと避けられがちなポーランドですが、タトラ山地でのスキーや幻想的なクリスマスマーケットなど冬にしか味わえない醍醐味もあります。また、季節を問わないにしても、博物館などが休みとなる祝日が旅程に含まれていると、現地に着いてから予定変更を余儀なくされる可能性も。そんな思いがけないシーンに合わないようにするためにも事前の下調べは重要です。
そこで今回の記事では、1年を通してポーランドの気候や代表的なイベント、祝日についてまとめました。
すでにポーランド旅行の時期を決めてしまったという方も、イベントや祝日などを確認するのにぜひ役立ててください。
※祝日の場合ほとんどの博物館や施設は休館となりますが、毎週決まった曜日にある休館日やその他の理由で休みとなっていることがあります。事前に各博物館や施設などのホームページで休館日を確認することをお勧めします。
また、以下に祝日を載せていますが、★が付いている祝日は移動祝祭日となっているので各年日付に注意してください。
1.春 3月~5月
ポーランドでは4月中旬頃になるとだんだん気候が春らしくなり、この頃から長い冬を通り越したポーランドが活気付き始めます。ただ、春らしくなるといっても気温だけを見るとその時期の北海道〜東北地方とあまり変わりありません。4月下旬でも雪が積もることがあり、暖かくなったと思えば急に寒くなることも多いので寒さ対策においては油断禁物。
また春は宗教的な大イベント、復活祭(イースター)があるので、この時期の旅行プランは4つのシーズンの中で最も気を付けたいところです。カトリックが国教であるポーランドでは、キリストの復活を祝う復活祭はクリスマスより重要とされており、復活祭が近づくにつれて各家庭や教会はお祝い準備に大忙し。それに伴ってこの復活祭の期間は連休となる店や博物館も多く、ふつうに観光したい人にとっては「こんなはずじゃなかった!」ということにもなりかねません。
しかし、日本では馴染みのない本場の復活祭を見てみたいという人にとっては絶好の機会。ポーランドの宗教文化をよく実感できるという意味では、春がおすすめです。
春のイベント
◆復活祭 | Wielkanoc (ヴィエルカノツ)
カトリックにおける最も盛大な祝日といえば復活祭。この時期のポーランドでは、ありとあらゆるお店が復活祭に向けてのグッズで溢れ、ピサンキ(pisanki)という細かな美しい模様が彩られた卵、ヒツジやウサギを型どったケーキやチョコレートなどが街中でよく見かけられます。また復活祭の間は、ヤルマルク ヴィエルカノツネ(Jarmark Wielkanocny)というイースターマーケットが各街に現れ、一般的な復活祭のためのグッズはもちろんのこと、その地域ならではのお土産やスイーツなどが復活祭限定バージョンとして買えることも。
復活祭の間は休みとする施設やお店が多くなりますが、この時期だからこそ見れるものもたくさんあり、なによりポーランド国民が最もハッピーなとき。日程にもよりますが、春にポーランドに1週間以上滞在するなら復活祭の日をあえて入れてみるのもいいかもしれません。
春の祝日
★3月下旬〜4月中旬: 復活祭 | Wielkanoc
春分の日の後の最初の満月から数えて最初の日曜日。2016年は3/27、2017年は4/16、2018年は4/1、2019年は4/21、2020年は4/12。
★3月下旬〜4月下旬: 復活祭の翌月曜 | Poniedziałek Wielkanocny
復活祭の次の日にあたる月曜日。
◆5/1: メーデー
◆5/3: 憲法記念日
★5月下旬〜6月上旬: 五旬祭 | Zesłanie Ducha Świętego
復活祭が終わった50日後の日曜日。2016年は5/15、2017年は6/4、2018年は5/20、2019年は6/9。
★5月下旬〜6月下旬: 聖体節 | Boże Ciało
五旬祭が終わって一週間経った後の木曜日。2016年は5/26、2017年は6/15、2018年は5/31、2019年は6/20。
2.夏 6月~8月
7月や8月はヨーロッパでも夏休みシーズンの到来。たくさんの観光客がポーランドへやって来る、1年の中で最も賑やかな季節です。夏になると、これまで営業時間が短かった場所も日没の時間に応じて長くなり、朝から夜遅くまでたっぷり観光できるのも嬉しいところ。ただしその分観光地は混みやすいので、宿泊施設はもちろん、列車のチケットや予約制の博物館などは早めにチェックしておきましょう。
また6月は1年で最も日が長く暖かい時期、7月は夏の中で最も暑い時期と言われており中旬に入ると30度を超える真夏日もでてきます。それでもカラッとした暑さなので、日陰に入ると涼しいと感じるほど。8月下旬になると20℃前半の気温が目立つようになり、夜の最低気温は一桁を記録することも珍しくないので旅行前は現地の気温をしっかり確認しておきましょう。
夏のイベント
◆ユダヤ文化祭り | Festiwal Kultury Żydowskiej (フェスティバル クルトレ ジェドフスキエイ)
1988年以降、クラクフの旧ユダヤ人地区カジミエシュ(Kazimierz)で毎年6月下旬または7月上旬に9日間、開催されるイベント。ポーランドで築き上げられてきた、ホロコーストがなされる前のユダヤの歴史や信条を、より多くの人に理解してもらうことを目的とし、またユダヤ文化における音楽や料理なども幅広く紹介しています。現代ユダヤ文化として今アメリカやイスラエルで最もポピュラーなユダヤ人のバンドやアーティストを紹介するなど、エンターテインメント性もあり。ユダヤ文化のフェスティバルとしては国際的な規模を誇る、ポーランド有数のフェスティバルです。
Webサイト:http://www.jewishfestival.pl/index,en.html
◆オレンジウォーソーフェスティバル | Orange Warsaw Festival
毎年6月上旬にワルシャワ国立スタジアムにて3日間開催される大規模なミュージックフェスティバル。国際的なだけにフェスティバルのタイトルも”ワルシャワ”ではなく英語読みの”ウォーソー”となっています。
過去にはビヨンセ、リンキンパーク、ネリー・ファータドをはじめとする世界的に有名なミュージシャンが出演しており、毎年世界の注目を浴びている様々なアーティストが勢揃いします。夏にポーランドを訪れる洋楽ファンには必見のイベント。なお、出演アーティストは毎年異なるのでホームページでご確認ください。
Webサイト:http://orangewarsawfestival.pl/en/
◆オープナーフェスティバル | Open’er Festival
ポーランドの港町グダニスクからさらに北へ行ったところにあるグディニャというリゾート地にて、毎年6月下旬または7月上旬の4日間に渡って開催されるミュージックフェスティバル。ヨーロッパ・フェスティバル・アワードでは、 2009年と2010年に最優秀賞を2年連続授賞しており、夏に開催される多くのミュージックフェスティバルの中でもこのオープナーフェスティバルが最も有名だと言われています。
過去出演したアーティストは、コールドプレイ、カサビアン、プリンス、スヌープ・ドッグなど。ちなみに2016年のオープナーフェスティバルは、6月29日から7月2日の期間で開催が決まっており、チケットも既に販売が開始されています。
Webサイト:http://opener.pl/en
◆ボレスワヴィエツ陶器祭り | Bolesławieckie Święto Ceramiki(ボレスワヴィエツキエ シフィエント ツェラミキ)
西ポーランドに位置するドイツ国境に近い小さな街、ボレスワヴィエツはポリッシュポタリー「ボレスワヴィエツ」が名物。ボレスワヴィエツは近年、日本や韓国の女性たちを中心に実用性がある可愛いらしい模様の陶器として非常に注目を集めています。毎年8月中旬頃に4日間に渡って開催されるこの陶器祭りでは、ボレスワヴィエツを中心にポーランド中から集められた様々な陶器が陳列されており、またそれらが普段の1/2〜1/3というセール価格で購入できます。小さいコーヒーカップやお皿はお土産としてもぴったり、自宅用に少し大きめの器などを購入する人も多いです。オプションでボレスワヴィエツ陶器ツアーを主催している旅行会社も多く、可愛いものが大好きな方は要チェックのイベント。
Webサイト:http://swietoceramiki.pl/(ポーランド語のみ)
◆ヴィアンキ | Wianki
6月23日と24日、クラクフのヴィスワ川近郊で毎年開催される夏至祭り「ヴィアンキ」。ポーランドにキリスト教文化が入ってくる前の自然崇拝や多神教を主に信仰していた時代から受け継がれている伝統的な祭りです。今となっては、夏のクリスマスとも呼ばれる聖ヨハネの日と日付が同じためにキリスト教文化の祭りと混同されがちですが、ヴィアンキは古くからの儀式と現代のポーランドが融合した独特な雰囲気を持つもの。この祭りでは、少女が花輪をつける姿や伝説を語るところなど特徴的な場面がいくつか見られますが、一番の見どころは火と水を使った儀式。また日本の典型的な夏祭りのように出店や花火、コンサートなどを楽しむこともできます。
Webサイト:http://www.wianki.krakow.pl/en
夏の祝日
★5月下旬〜6月上旬: 五旬祭 | Zesłanie Ducha Świętego(ゼスワニェ ドゥーハ シフィエンテゴ)
復活祭が終わった50日後の日曜日。2016年は5/15、2017年は6/4、2018年は5/2、2019年は6/9。
★5月下旬〜6月下旬: 聖体節 | Boże Ciało(ボジェ チャウォ)
五旬祭が終わって一週間経った後の木曜日。2016年は5/26、2017年は6/15、2018年は5/31、2019年は6/20。
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3.秋 9月~11月
ヨーロッパ全体で新学期が始まる9月になると、他国からポーランドへの観光客は減少傾向に入りますが、まだ夏休みの日本の学生や休暇が取れる社会人にはおすすめの時期。夏はどこも大勢の人で賑わい、なかなかスムーズに観光が出来ないことがありますが、9月になると落ち着いてくるのでゆっくり観光したいという人にはピッタリです。
観光客が減り始めると言えども秋はまだまだイベントがたくさん。なかでも首都で行われるワルシャワフスカ イェシェニという国際的なミュージックフェスティバルが有名です。また、ポーランドのこの季節は「黄金の秋」とも呼ばれており、一年の中で最も美しい季節。観光客の割合は夏の方が上回りますが、秋こそポーランドのベストシーズンだと言うポーランド人も多いです。9月初旬~中旬頃は黄金の秋を堪能できる登山のベストシーズンでもあり、特にタトラ山地は絶好の場所。アクティブに行動したい人はぜひ秋のポーランドを楽しんでください。
そしてこの季節のポーランドは、9月上旬頃は比較的どこでも過ごしやすい温度ですが、日中の寒暖差は日が進むにつれ激しくなっていくのが特徴です。9月中旬にもなると薄手のコートを着る人も増え始め、セーターは必須。10月には霧が出始め、下旬に近づいてくると南ポーランドでも最低気温はプラスとマイナスを前後するようになり、いよいよ厚いコートの出番となります。11月になるともう本格的な長い冬の始まりなので、寒さ対策はきっちりしておきましょう。
秋のイベント
◆ワルシャワの秋 | Warszawska Jesień(ワルシャワフスカ イェシェニ)
毎年9月2週目頃になるとワルシャワで8日間開催されるミュージックフェスティバル。現代音楽を扱うフェスティバルとしては国内最大級です。若手から大御所まで現代音楽の作曲家たちが多く参加しており、ポーランドだけではなく世界中から注目を集めています。
Webサイト:http://warszawska-jesien.art.pl/en/wj2015/home
◆ショパン国際ピアノコンクール | Międzynarodowy Konkurs Pianistyczny im. Fryderyka Chopina(ミエンゼナロドヴェ コンクルス ピアニステチュネ フレデリカ ショピナ)
ポーランドの音楽家ショパンにちなんで名付けられた世界三大コンクールの一つ。1927年、ショパンの故郷である首都ワルシャワで始まり、1955年以降は5年ごとの10月に開催となっています。課題曲は、エチュード、ワルツ、ノクターン、ソナタなどすべてショパンの作品。ピアニストを目指す者にとっては最高の登竜門といわれるコンクールであり、過去には日本人も数多く授賞しています。
次回のコンクールは、今年2015年10月3日〜23日となっており、以降2020年、2025年….となります。ショパン国際ピアノコンクールの時期になると、このコンクールのためだけのツアーがよく販売され、特に最終予選からのチケットは入手困難。クラシック音楽ファンなら、一度は訪れてみたいコンクールです。
Webサイト:http://chopincompetition2015.com/?lang=en
秋の祝日
11/1: 万聖節 | Wszystkich Świętych
11/11: 独立記念日 | Dzień Niepodległości
4.冬 12月~2月
冬のイベントといえば、真っ先に思いつくのがクリスマス。また、スキーやスノボーをする人にとってはウィンタースポーツが楽しめるのも冬の魅力です。ただし冬のヨーロッパは寒さが非常に厳しく、日が最も短くなる季節でもあるので、自ずと多くの旅行者が避ける時期。博物館などの観光地も冬になると閉館時間が早くなるので、同じ一週間の滞在でも夏と冬では冬の方がハードスケジュールになりがち。短い日程では、断念しないといけないところが出てくるかもしれません。
クリスマスマーケットを見に行くとかポーランドで新年のカウントダウンをしたい、冬のスポーツを楽しみたいというような、この時期だからこそ旅行したい特別な理由がある人にはおすすめですが、一般的な観光をするという意味では少し考えた方がいいかもしれません。しかし、ポーランドのカラフルな街並みと白い雪はなんといっても綺麗に映えます。冬は駆け足の旅行をやめて、この季節だからこそ見ることのできる静かなポーランドを楽しむのもいいのではないでしょうか。ただし、雪解けの道路には要注意。道路が汚いと服も汚れやすく、景色もそれほど映えないので、冬に行くのならば思い切って雪が積もっている時期に行くのがいいです。
気温は、1月と2月はマイナス20℃を記録することもあり雪の日が多くなりますが、3月からは雨量が増えるので雪解けが始まります。また、一度雪解けが続いても再び雪が降り始めることも多く、気まぐれな天気が長く続くので体調管理には特に気をつけましょう。
冬のイベント
◆クリスマスマーケット | Jarmark Bożonarodzeniowy (ヤルマルク ボジョナロヂェニョヴェ)
クリスマスの一ヶ月前からクリスマスの間まで、ヨーロッパ全体を代表するイベントといえばクリスマスマーケット。ポーランドでも多くの街でそれぞれ地域特有のクリスマスマーケットを見ることができますが、中でもヴロツワフとクラクフのものが有名です。大きなクリスマスツリーはもちろん、クリスマス限定の華やかなデコレーションが街中に彩られ、中央広場にはステージを用いたイベントでとても賑やか。広場を囲うように立ち並ぶたくさんの小さな出店と人々の笑顔に寒い冬でもほっこりとした気持ちになるはずです。温かいワインやスープを飲みながらポーランドの美しいクリスマスマーケットを堪能してみてはいかがでしょうか。
◆クラクフショプカコンクール | Konkurs na najpiękniejszą Szopkę Krakowską (コンクルス ナ ナイピエンクニェイション ショプケン クラコフスコン)
毎年12月上旬、クラクフの中央広場にて開催されるコンクール。ショプカとはキリストの生誕場面を模したクリスマスハウスのことで、このコンクールでは応募作品である数々の美しいショプカを見ることができます。ショプカは手に持てるサイズのものから高さ2メートルと幅3メートルに及ぶものまであり、それらの間に立っているだけでもまるで異世界にいるような気分になること間違いなし。なんといっても、ショプカの非常にカラフルで豪華な装飾と所々に見られる明るいイルミネーションには目を奪われることでしょう。このコンクールの見どころは、たくさんの人がその煌びやかなショプカを持ちながら、クラクフの中央広場にある旧市役所のタワーまで行くパレード。最優秀作品となったショプカはクラクフ歴史博物館に展示されているので、直接見るチャンスを逃してしまったという方でもぜひ博物館まで足を運んで、その美しさを堪能してください。
◆脂の木曜日 | Tłusty Czwartek(トゥステ チュファルテク)
四旬節直前の木曜日(2月初旬〜3月初旬)にあるカトリックの行事。この日は、ポーランドのスイーツであるポンチュキ(pączki)というドーナツをお腹いっぱい食べる日なので、「脂の木曜日」と言います。ローズジャムがたっぷり入った揚げ菓子のポンチュキは、それ自体は特別なものではなく、日常的によく見られるポーランド人みんなが大好きなスイーツ。そんなポンチュキをいくらでも食べてよいとされる「脂の木曜日」は、一見カトリックらしい行事には見えません。
その起源はというと、復活祭までの40日間、断食をするカトリックの習慣にもとづくもので「断食が始まる前に家にあるもの(=甘いもの)を食べてしまおう」という考えからきているそう。この日になると早朝から、できたての美味しいポンチュキを買おうとお店に長い行列ができます。普段並んでまで食べ物を買うことはしないポーランド人が唯一長い行列を作る日、とも言えるかもしれません。
冬の祝日
12/25, 26: クリスマス | Boże Narodzenie
1/1: 元旦 | Nowy Rok
1/6: 公現祭 | Trzech Króli
【決定版】ポーランド旅行はどの季節がベスト?気候・イベント・祝日情報4選のまとめ
あなた自身にあったポーランドのベストシーズンを見つけることはできましたか?こうして見ると、どの季節も魅力的であることが分かると思います。
私が初めてポーランドへ行ったのは雪が降り積もる頃でしたが、寒さに凍えるポーランド人の誰もが「夏や秋に来るべきだ」と言う中、雪化粧をした赤い屋根とカラフルな街の姿に見とれたのをよく覚えています。その翌年の夏にも訪れましたが、冬のイメージとは対照的な賑やかなポーランドに圧倒されつつ、緑が映える美しい街並みと多くの夏のイベントを楽しむことが出来ました。
遠いヨーロッパの国ですが、一回きりでポーランドへ訪れるのではなく、時間はかかったとしても今回紹介した4つの豊かな季節をじっくりと堪能してもらえれば嬉しいです。
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