フランダースの犬の故郷!ベルギーの首都ブリュッセルと小都市6選
日本でもよく知られている「フランダースの犬」の舞台はベルギーのアントワープという町。首都ブリュッセルは小便小僧で有名。ベルギービールやワッフル、チョコレート、そしてダイヤモンドでも世界的に知られている国ベルギーの首都ブラッセルと、日帰りで行ける魅力的な小都市をご案内したいと思います。
- 1.ブリュッセル|Brussels
- 2.ブルージュ|Bruges
- 3.モダーブ城|Cha’teau de Modave
- 4.ワーテルロー|Waterloo
- 5.アントワープ|Antwerp
- 6.デュルビュイ|Durbuy
- フランダースの犬の故郷!ベルギーの首都ブリュッセルと小都市6選のまとめ
1.ブリュッセル|Brussels
ベルギーの首都ブリュッセルは、世界遺産にも登録され「小パリ」と称賛される美しい町。フラマン系とワロン系の2大民族の他にも欧州委員会などの国連機関があるため、欧州連合加盟国出身者が多く住んでいます。言語は、フランス語が9割で残りがオランダ語。
グランプラス|Grand-place
市庁舎、王の家、プラバン公の館など歴史的建造物に囲まれたブリュッセルの中心地。ほぼ毎日花市が開かれ、夜は華やかなイルミネーションと音楽が奏でられ、幻想的な雰囲気を作り上げています。クリスマスシーズンにはツリーが飾られ、さらに美しさを増します。
小便小僧
放尿する少年を模した像の噴水。グランプラスから徒歩2~3分の所にありますが、想像よりも小さいことに驚くでしょう。由来は諸説ありますが、その一説には、反政府軍がブリュッセルを爆破しようと仕掛けた爆弾の導火線に、小便をかけて消して町を救った少年がいたそうです。彼の名前ジュリアンにちなんで、「ジュリアン坊や」という愛称で親しまれています。様々な機会に衣装が贈られてくるそうで、いつも違う衣装を着ています。数百にも及ぶ衣装の数々はグランプラスのブリュッセル市立博物館に保管されています。
2.ブルージュ|Bruges
地名の由来は「橋」で、運河にかかる無数の橋からきています。世界遺産にも定められたその美しい優雅な町並みは多くの観光客を魅了しています。レース産業が盛んなので、繊細な美しい手作りのレース製品の数々が並ぶショップも魅力的。観光船もあり、船の上からその美しい町並みを楽しむことができますのでお勧めします。馬車観光もなかなか風情があって楽しいですよ。
3.モダーブ城|Cha’teau de Modave
ワロン地方で最も素晴らしいお城と言われていて、日本人のカップルもよくここで結婚式を挙げています。もともとは13世紀に建てられたもので、17世紀にジャン・マルシャン伯爵が修復しました。場内の観光は夏場のみで、冬場は団体予約のみ受け付けてくれます。素敵なレストランもあるので、城内を見学してからゆっくりランチをして、お城から続く並木道を散歩なんてとてもいい思い出になりますよ。
城内の各部屋は、それぞれ違った印象を与えますが、それはこの城の所有者が次々と変わったので、所有者の好みが繁栄されているからです。そして、どの部屋にも蝋人形が置かれていて、遠い昔にタイムスリップしたような気分にさせられます。また、このお城を管理しているのは、ブリュッセルの水道局で、この周辺はブリュッセルの貴重な水源地。ぜひ訪れていただきたいお城です。
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4.ワーテルロー|Waterloo
1815年6月18日に、イギリス・オランダ連合軍およびプロイセン軍が、フランス皇帝ナポレオン1世率いるフランス軍を破ったナポレオン最後の戦いの場所として知られています。古戦場には「ライオンの丘」と呼ばれる巨大な記念碑がそびえ立っています。チケット売り場の隣の建物内部では、戦場の様子のビデオが流れていてパノラマで観られるような細工がしてあり迫力満点。
5.アントワープ|Antwerp
フランダースの犬の舞台で知られるアントワープの町は見どころ満載の魅力的な町。
その中でも絶対にはずせないのは、ノートルダム大聖堂。高さ123mの鐘楼は、毎時美しい鐘の音色を奏でて古い町並みを一層輝かせます。聖堂内には、「フランダースの犬」の少年ネロが憧れたバロックの巨匠ルーベンスの祭壇画が複数飾られています。バロックの巨匠ならではのダイナミックな構図の聖書の一場面は圧巻です。
フランダースの犬
ネロという少年とゼハン爺さんは牛乳配達で、貧しいその日暮らしをしていました。ある時、道端で老いた犬パトラッシュを飼うことになりますが、飼い主がお金をせびったり家の持ち主から責められ苦しみ、ますます貧困な生活になっていきます。
そんな時、ネロの町で絵画コンテストが開かれることになり優勝者には、芸術学校の学費無料と生活費が与えられると言います。それを聞いて喜んだネロはコンテストに参加しようと喜んでお爺さんに話します。しかし、ネロの為に用意しなければいけない専用の紙代を稼ぐために無理をしたお爺さんは死んでしまいます。
同じ頃、町のシンボルである風車が火事になってしまい、たまたまそこを通りかかったネロのせいにされ、牛乳配達で生活ができなくなってしまいました。それでも頑張ってネロは、「お爺さんとパトラッシュ」の絵を描き上げコンテストに応募しますが、落選してしまい、最後の希望も消えたネロは家賃も払えずパンを買うことも出来ず、年老いて弱ったパトラッシュを知人の家に預けようと吹雪の中を歩きます。パトラッシュを残しネロはひとり教会の中へと入っていきますが、パトラッシュは最後の力を振り絞ってネロの後を追いかけます。
教会の中には、クリスマスシーズンということでルーベンスの絵が無料で飾られていました。尊敬する巨匠の絵の前で、ネロとパトラッシュは力尽きてしまう。
そんな感動的な物語を思い出しながら、アントワープへ行ったらぜひとも大聖堂に入り、ルーベンス作品をご覧いただきたいと思います。
巡礼者の為の宿泊所
ホタテ貝のマークが路上にありますが、それが目印となり、近くには巡礼者の為の宿泊所があります。巡礼者は首にホタテの貝殻をぶら下げて、聖地サンチャゴ・デ・コンポステラを目指していきます。そんな巡礼者に安く宿を提供している施設です。
6.デュルビュイ|Durbuy
ワロン地方に属する、人口500人の古代からある小さな町。ウルト渓谷にすっぽりと囲まれ、まるで絵本の中に出てくるような風景が広がっています。
小高い丘にあるのは、9世紀のデュルビュイ伯の城館。現在は資料博物館になっています。
また美食の町としても有名で、人口の割には高級レストランやホテルも多いので、本格的なアルデンヌ料理が楽しめます。
ジャム工房
デュルビュイの名物タンポポジャムは、珍しいお土産なのでお勧め。伝統的な製法で作られるタンポポジャムの他、香りづけしたヴィネガー、リキュール類、ハチミツなどが売られています。
フランダースの犬の故郷!ベルギーの首都ブリュッセルと小都市6選のまとめ
ベルギーは小国でありながら、魅力的な町がいっぱい!シャトーホテルに泊まるのも素敵ですね。洗練されたレストランもたくさんあり、グルメにとっては嬉しいところ。
ぜひ次の旅は、ベルギー1国に絞ってみてはいかがでしょうか。
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【担当:nekotabiko】
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