美しいアドリア海&世界遺産!クロアチア共和国の魅惑の都市・名所7選
クロアチア共和国は、東ヨーロッパのバルカン半島に位置する共和制国家で、アドリア海を挟んでイタリアの対岸にあります。
首都はザグレブで、通貨はクーナ。1クーナが約17円。現在、空港も含め日本では両替不可なので、現地到着後に空港の両替所で円からクーナへ両替することができます。
旧ユーゴスラビアだったクロアチアはとても活気があり、若者たちが頑張って働いている感があって、とてもつい最近まで戦争をしていたとは思えないくらい元気な国です。美しい世界遺産はもとより、めずらしい地形の海岸線沿いには赤い屋根の可愛らしい町々が点在し、どこをとっても絵になる美しさ。海沿いの高級リゾートホテルもたくさんあり、バカンスに人気の高い国クロアチア。
それでは、クロアチアの魅惑の都市をご紹介してまいりたいと思います。
- 1.ドブロブニク
- 2.古都トロギール|Trogir
- 3.プリトビッチェ湖群国立公園
- 4.ザグレブ
- 5.モトブン
- 6.スプリト
- 7.ブレッド湖
- 美しいアドリア海&世界遺産!クロアチア共和国の魅惑の都市・名所7選のまとめ
1.ドブロブニク
ドブロブニクはクロアチア最南端の街で、13世紀に地中海交易で栄えた港町です。ゴシック、ルネサンス、バロック様式の教会や宮殿、噴水など美しい町並みはその歴史の古さと栄華を感じさせます。旧市街を取り囲む全長2キロの城壁は遊歩道となっており、エラフィテ諸島の島々が一望できますのでぜひ登って散歩してみてください。
また、ロープウエイで展望台まで行くことも出来ますので、こちらもぜひとも行っていただきたいところ。その眺望の素晴らしさは言葉にならないくらい美しい思い出になること間違いなしです。また夏場のハイシーズン時期はバカンス客が押し寄せてくるので近くのビーチは賑わっています。大体どこのホテルにもプールがありますので水着を忘れずに!
大聖堂
ルジャ広場の南端に建つバロック様式の大聖堂で、宝物殿の聖ヴラホの遺骨や財宝、大理石の祭壇の奥の「聖母被昇天」は息をのむほどの迫力をもっています。
フランシスコ会修道院
ここには、クロアチア最古の薬局があり、現在も営業しています。化粧品など、よくガイドブックにも紹介されている人気の商品を買うことができます。また、ロマネスクの回廊や修道院にまつわる宝飾品が展示されている博物館もあります。
2.古都トロギール|Trogir
トロギールには、アドリア海沿岸のみならず、最も保存状態のよいロマネスクーゴシック建築群があります。
中心部に位置する中世時代の美しい町並みは、城壁で囲まれ、城、住居、塔、宮殿など、様々な時代の様式を取り入れた建物が保存されています。
そしてトロギール最大の建物は、聖ラウレンティウス教会で、クロアチア国内で最も美しいロマネスクーゴシック様式の作品と言われております。
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3.プリトビッチェ湖群国立公園
ここは、ぜひ夏のベストシーズンに出掛けていただきたいところ。大小16の湖と92の滝がエメラルドグリーンの幻想的な景観を作り出しており、ユネスコの世界遺産に登録されるほど素晴らしいという意味がよくわかると思います。ぜひとも、国立公園内のホテルやペンションに宿泊していただき、思う存分、自然がおりなす美しい風景を堪能していただきたいところ。
公園内は、自分の足で歩いてまわりますので、履きなれた歩きやすいシューズをご用意くださいね。湖畔は目をみはるようなコバルトブルーの色合いで、山間から流れ出る複数の滝の迫力にも感動すること間違いなし。
オフシーズンの冬は雪で埋もれてしまいますので、ぜひ夏をお勧めいたします。
4.ザグレブ
ザグレブはクロアチア共和国の首都。政治・経済の中心として重要な位置を占めており、古くから文化的、学術的、経済的中心として発展してきました。
旧市街のバロック建築の雰囲気や青空市場など、古きヨーロッパの風情がある町です。
聖マルコ教会
モザイクの可愛らしい屋根が特徴的で、左はクロアチア王国、ダルマチア地方、スラヴォニア地方を表す紋章で右側はザグレブ市の紋章。両側には国会議事堂と首相官邸があります。短いケーブルカーで登るアッパータウンの中心広場。大変めずらしい外観ですので、ぜひいらしてみてください。
国立劇場
ネオ・バロック様式の見事な黄色い色をした劇場。日本に比べるとチケットは安いので、こんな格式ある素敵な劇場で、オペラかコンサートを一度は観てみたいですね。
5.モトブン
標高270mの小高い丘の上にある中世で時が止まった天空都市。
13~16世紀にかけて造られた町並みは当時の姿をほとんどそのままに留めています。ほんとうにタイムスリップをしたような気分になりますよ。
また、ここは黒トリュフの名産地で、たくさんお土産屋さんに並んでいます。瓶詰やペースト、トリュフオイルなど種類も豊富。周辺の森は「トリュフの森」と呼ばれ、ネオ黒トリュフだけでなく更に高級な珍しい白トリュフが採れることもあるらしく、毎年秋には、ハンター達が犬を連れて森の中に入ってトリュフ探しに出掛けるそうです。もちろん町には、トリュフ料理を出してくれるレストランがたくさんありますので、小高い丘の上から美しい風景を眺めながら、美味しいお料理を召し上がってみてはいかがですか。
6.スプリト
アドリア海で最も大きく明るい都市スプリトは、オーストリア、フランス、イタリア、ユーゴスラビアの支配を受けてきました。霊廟や宮殿、大聖堂や鐘楼など世界遺産にも登録されています。「ローマ時代の遺跡に人々が住む」といった不思議の町スプリトは過去と現在が交差した独特の雰囲気を持っています。
またフェリーに乗ればダルマチアのリゾートバカンスへ行くことも出来ますよ。
7.ブレッド湖
ブレッド湖は、周囲が6キロほどの大きさでとても静かな湖。湖畔から100mの断崖の上にブレッド城が建っています。ブレッド城は内部見学可能。車で上っていくことができます。ここは、ハプスブルク家ゆかりのリゾート地であり、旧ユーゴスラビア連邦の建国の父チトー大統領の別荘だった「ホテル・ヴィラ・ブレッド」があることでも知られています。
「ブレッド島」と呼ばれる小島へ渡るには手漕ぎボートを利用するのですが、自然保護のためにエンジン付きのボートは禁止されているのだとか。静寂の中、ゆっくりと小島へ進むボートは、とても神秘的です。
小島へ建つ聖マリア教会は8世紀頃に建てられたもので、教会内のロープを引っ張り、鐘を鳴らすことができれば願いがかなうと言われておりますので、ぜひ挑戦してみてくださいね。
美しいアドリア海&世界遺産!クロアチア共和国の魅惑の都市・名所7選のまとめ
コバルトブルーの美しい海と海岸線、豊かな森や自然、そして数々の世界遺産の残る町々など、クロアチアには多くの見どころがたくさんあります。また古くからイタリアの影響を受けているので、英語の他にイタリア語がよく通じます。
さて、食べるのも旅のひとつの楽しみですが、クロアチア料理というとどんなイメージが浮かんできますか。あまりイメージがつかめないのではないでしょうか。
それもそのはず、クロアチアは非常に複雑な歴史をたどってきた国。イタリアやフランス、オーストリアハンガリー、オスマントルコの支配を受けた時代もありました。そのため、全ての食文化がまじりあっているのがクロアチア料理と言えるのかもしれません。地方ごとに料理も異なっているので多種多様な料理が楽しめるのもクロアチアの魅力。日替わりで多彩なお料理が楽しめますね。
代表的なクロアチア料理をご紹介します。
ブロデット|Brodet
シーフードの代表的な料理で、アドリア海沿岸のダルマチア地方の伝統的料理。シーフードに野菜とハーブを加え、トマトベースのスープで煮込んだもの。「パレンタ」というコーンミールを茹でたものと一緒に食べるのが定番。地中海地方のブイヤベースに似た味で、日本人の口にあいます。
ぺカ|Peka
「ぺカ」という伝統的な鉄鍋の中に、肉や魚介などの食材を入れ上と下から炭火を当てて長時間蒸し焼きにした素朴な料理。シンプルであるがゆえに素材そのものの美味しさを味わうことができるのです。調理に時間がかかるので事前に予約が必要。
サルマ|Sarma
クロアチアの冬の定番料理で、中の具にお米を混ぜた肉団子を使い、発酵させたキャベツの葉で包んだもの。ちょっとクセがありますが、一度試してみたい味。
シュトゥルクリ|Strukli
ユネスコの無形文化遺産に登録されているほどの伝統料理で、別名「ザグレブ風ラザニア」とも言い、薄く伸ばしたパスタ生地でチーズを包んで焼いたもの。日本円で500円前後と安いので小腹がすいた時にワインと一緒にいかがですか。
フジ|Fuzi
うすく延ばしたパスタ生地をくるりと巻いたパスタで、トリュフソースがかかったイストラ地方の伝統的な料理です。贅沢に使ったトリュフとパスタが絡んでとても美味しいのでお勧め。
奥の深いクロアチア、世界遺産の観光だけでなく、リゾート気分で美味しいものを食べて楽しんでください。
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【担当:nekotabiko】
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