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スペイン・グラナダが人気!絶対オススメしたい理由5選

スペイン・グラナダが人気!絶対オススメしたい理由5選
グラナダは、スペインの南アンダルシア州のグラナダ県の県都。イベリア半島最後のイスラム王朝ナスル朝グラナダ王国の都で、丘の上に優雅に佇むアルハンブラ宮殿があまりに有名です。
背後にはシエラネバダ山脈があり豊富な水のおかげで、「ベガ(VEGA)」と呼ばれる肥沃な平野では昔から農業が盛んに行われてきました。乾いた赤茶けた大地の多いスペインでは珍しく水の潤いが感じられる町です。人口は約25万人ですが、そのロケーションの良さから年々人口は増加の傾向にあります。
また、グラナダという名前は、アラビア語の「ザクロ」を意味し、市の紋章にもザクロがあしらわれております。グラナダ大学も有名です。
長い歴史に裏打ちされた数々の伝説がアルハンブラ宮殿に代表されるように、それらを今にとどめる魅惑の世界がグラナダにはあります。

1.世界遺産「アルハンブラ宮殿」|Alhambra

スペイン・グラナダが人気!絶対オススメしたい理由5選・世界遺産「アルハンブラ宮殿」|Alhambra
アラブ人がイベリア半島を侵略してから300年も過ぎたころ、コルドバのウマイヤ王国が崩壊し、13世紀から約2世紀の間、グラナダ王国はアラブ人達の拠点となっていました。しかし1492年、イザベルとフェルナンドのカトリック両王が率いるキリスト教徒軍は、グラナダを包囲しアラブ人たちを追い出してついにアルハンブラ宮殿を無血開城したのでした。

アルハンブラとはアラブ語で「赤い城」の意味。その名のごとく夕日に浮かぶアルハンブラ宮殿の美しさは言葉に言い表せないくらいに綺麗です。向かいの丘アルバイシン地区から見る夜景もまた素晴らしいです。とにかく広い宮殿なので1日いても飽きないでしょう。細い大理石の柱、壁や天井を埋め尽くすアラベスク模様、季節の花々が咲き乱れる広大な庭園、絶え間なく流れる噴水など・・アルハンブラ宮殿は、他のヨーロッパでは見ることがない独特の繊細な美しさを持っています。コロンブスが新大陸を目指す航海の計画書を持ってイザベル女王に謁見した部屋や、アメリカの作家ワシントン・アーヴィングが住んでいた部屋も見学することが出来ます。繊細なその美しさに言葉も出ない感動があふれることでしょう。

スペイン・グラナダが人気!絶対オススメしたい理由5選・世界遺産「アルハンブラ宮殿」庭園
宮殿と庭園(ヘネラリッフェ)は共通券になっていて窓口で購入できますが、時期によっては長蛇の列になル上に人数制限もしておりますので事前にネット予約購入しておくことをオススメ。

ワシントン・アーヴィング|Washington Irving

19世紀前半のアメリカ人作家。彼の書いた「アルハンブラ物語」がこの宮殿を世界的に更に有名にしました。1829年にロシア人の友人と共に滞在していた時に書いた旅行記・伝説集で、土産物屋などには日本語版も売られています(10ユーロくらい)。アルハンブラ宮殿を見学した後に読んでも更に感動を呼び起こすことでしょう。

レコンキスタ|Reconquista

スペイン語で「再征服」を意味し、国土回復運動とも言います。何世紀ものあいだアラブ人に支配されていたイベリア半島を再びキリスト教国に取り戻そうという運動で、ポルトガル語では同じ綴りで「レコンキシュタ」と言います。

カトリック両王

カステイーリャの王女イザベラとアラゴンの王子フェルナンドが結婚して、ついに両国がスペイン王国となったのが1479年。その統治のもとでレコンキスタを完了させヨーロッパでの大国化の基礎を造りました。スペインではこの2人を「カトリック両王」と言います。

ムデハル様式

スペイン独特の様式でレコンキスタの後、アラブ様式の建築物とキリスト教建築様式が融合したもの。アンダルシア地方にはたくさんこの様式がみられます。

西暦1492年は歴史に残る重要な年

・古都グラナダが没落してレコンキスタが終了
・イザベル女王の支援のもとコロンブスが新大陸を発見

2.丘の上のロマンチックな「パラドール」|Parador

スペインには「パラドール」と呼ばれる国営ホテルが全国にあります。パラドールは宮殿や城をオシャレに改築・改装をしたものが多く、いずれも絶景のグッドロケーションに位置しています。建物自体が古いので機能性には優れませんが、その分歴史が感じられる調度品や家具が備え付けられていたり、ロマンチックな雰囲気を楽しむことができます。
パラドール内のレストランも素敵な内装の雰囲気の中で、味もサービスも「一流」を体験できるはず。
一泊の値段は、シーズンにもよりますが5つ星ホテルの半額くらい。できれば奮発をしてスイートルームに数日滞在したいところ。宿泊費が意外に安いのでビックリしますが、部屋数が少ないこともあり、なかなか予約がとりづらいのが現状です。特にアルハンブラ宮殿そばにあるパラドールは最も人気が高く、キャンセル待ちか1年くらい前でないととれないそうです。でもぜひとも一度は泊まってみたいロマンチックなパラドールです。

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3.ジプシーのエネルギッシュな「洞窟フラメンコ」|Flamenco

フラメンコ発祥の地と言われるグラナダ。アルハンブラ宮殿が建つ丘の向かい側にある「世界遺産サクロモンテの丘」には昔からジブシーたちの住む洞窟があります。この洞窟の中でのフラメンコショーは、ステージと観客が近いので迫力満点。通常は1杯ドリンク付きでホテル送迎があります。
また食事をとれるタブラオも多いので、早い時間から楽しむことも出来ます。
ステージの上で情感たっぷりに歌い上げる歌い手とギターの音色、そして華麗に踊る様子は迫力があり見る者の心を虜にしてしまいます。大都市で行われている「いかにもショー」的な雰囲気のタブラオとは一味違ったフラメンコの原点をみることができますよ。
ライトアップされたアルハンブラ宮殿も大変美しく暗闇に浮かび上がっています。

タブラオとは|Tablao

タブラというのはスペイン語で「板」の意味。バルやレストランで板張り舞台のあるところをタブラオと呼び、フラメンコショーをみせてくれるレストランを「タブラオ」と言います。

予約とオススメ洞窟フラメンコ

数多くあるタブラオの中でもイチオシなのが、「VENTA EL GALLO」。
予約はネットか電話、又は宿泊先のホテルのコンシェルジュでも予約をしてくれます。言葉が心配な方は少々高くなったとしても日本の旅行代理店が安心かもしれませんね。
送迎とドリンク1杯付きで英語を話すアシスタントがお泊りのホテルまで迎えに来てくれます。古い町並みアルバイシン地区の散策をしてからタブラオへ。このタブラオは、アルハンブラ宮殿の真正面に位置しているため、星空に浮かび上がる美しいアルハンブラ宮殿を堪能できるので絶対オススメです。

4.楽しいバル巡り|Bar

グラナダの中心部には、たくさんバルが集まっていて朝方までオープンしている所も多くあり、バルのハシゴが楽しめます。地元のスペイン人と一緒になってグラナダの夜を過ごしてみてはいかがですか。

タパスとは|TAPAS

スペインのバル|Bar(居酒屋)に欠かせないものはタパス。タパスとは、小皿料理やおつまみ。といったところですが、このおつまみをタパスと呼ぶようになったのは、スペインの南アンダルシア地方のバルで、お客さんがつまみとして食べていたサラミを飲んでいたワインの香りが逃げないようにワイングラスの上にかぶせたのが始まりだと言われています。「TAPA」とは「蓋」の意味。つまみで食べていたサラミを蓋代わりにしたのですね。タパ(蓋)→小皿→小皿料理→複数形になってタパスと変化したようです。
タペアール(tapear)という動詞は「タパスを食べる」という意味ですが、「タパスをはしごして食べる」という解釈になります。スペインではバルをはしごするのが流儀となっていて、それぞれ専門店もあるので、ワインやビールあるいはシェリー酒などを飲みながら美味しいタパスを食べるのがスペイン人の夜の過ごし方です。それにしても、タパスの種類は豊富でいろいろあるので目移りしてしまいそう。

タパスとピンチョスの違い

スペイン・グラナダが人気!絶対オススメしたい理由5選・タパスとピンチョスの違い
普通に出てくる1人用のお皿は「プラト(plato)」と言います。
少し小さめのお皿は「ラシオン(racion)」、プラトの半分の大きさは「メディア・ラシオン(media racion)」で、更に小さなサイズが「タパ(tapa)」。同じお料理でも出されるお皿の大きさによって呼び名が異なります。大きなお皿にナイフとフォークで出されればプラトで、小皿にフォークだけで出されればタパになり、楊枝に刺してつまむならピンチョスになるわけです。
ピンチョスの発祥はスペイン北部バスク地方のサン・セバスチャン村にあるバル。オリーブと青唐辛子とアンチョビ、つまり瓶詰め食材を楊枝で刺して出したのがはじまり。複数の食材を組み合わせて串に刺すというのがピンチョスだそうです。

5.ロケーションの良さ|Good Location

グラナダは山と海が近いのも人気のひとつで、季節によってはシエラネバダ山脈でスキーをしたあとビーチに泳ぎに行く。といった1日を過ごせます。グラナダの町から車で約1時間で海や山に行くことが出来るんです。年々新しい住宅もが増えて、どんどん郊外へと町は広がっています。
世界的にも人気のあるスペインの高級リゾート地コスタ・デル・ソルへも車で約1.5時間。そんなロケーションの良さも人気の秘密なのでしょう。

スペイン・グラナダが人気!絶対オススメしたい理由5選のまとめ

世界遺産の神秘的なアルハンブラ宮殿やジプシーの住むサクロモンテの丘。ロマンチックなパラドールに泊まってジプシーのフラメンコショーを鑑賞したり、夜おそくまでバルをハシゴしワインやつまみを楽しむ。
そんな、期待を裏切らない充実した旅を満喫できるのがグラナダだと言えるでしょう。
ぜひ、訪れてほしい素敵な町です。
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【担当:nekotabiko】

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