800以上の少数部族が暮らすパプアニューギニアの魅力3選
最後の秘境などと呼ばれるパプアニューギニアは、正式名は「パプアニューギニア独立国」。南太平洋にあるニューギニア島の東半分及び周辺の600もの島々からなる立憲君主制国家。イギリス連邦加盟国でイギリス連邦王国の一国という位置づけにあります。赤道のすぐ南にあり、日本から直行便で約6時間30分。意外に近いというのに驚きます。また、パプアニューギニアには、3万年も前から人類が生活していたといわれており、今でも800以上にも及ぶ少数部族が生活しているそうです。面白そうな部族に会いに行ってみるのも楽しそうですね。
それでは、秘境パプアニューギニアの魅力についてご案内したいと思います。
1.パプアニューギニアについて
ヴィザ
パプアニューギニアに旅行に行くには、出発前に観光ヴィザを取得する必要があります。旅行会社に頼むか、ご自身でパプアニューギニア大使館へ出向いて手続きをしてください。
治安
パプアニューギニアの人々は、とてもフレンドリーで、治安についての過度な心配はいりませんが、他の国同様、行動する場所や時間、貴重品の管理には気をつけてください。
アクセス
成田空港からパプアニューギニアの首都ポートモレスビー行きニューギニア航空直行便が週に2回運行しており所要6時間半。
空港からは、ホテル行きシャトルバス、又は車の手配ができます。グループで行く場合は事前に旅行会社を通じて予約をしておいた方がよいでしょう。
パプアニューギニア国内は、道路の整備が完全ではないため飛行機移動になりますが、場所によっては運転手付きの専用車や船、フェリー、大きな町ではタクシーとバスもあります。
2.実在の部族たち
フリ族
フリ族の特徴は、豪華なカツラ。別の名を「ウイッグ族」。地毛で作るカツラなんだそうですが、生涯に2つ作るように決められているので髪を伸ばして大切に育てます。儀式用と戦闘用と必要なのだとか。18か月かけて伸ばしてつくるカツラは自分用でも売りさばいてもよいそうです。カツラを作る時には、村長さんの指導に従って、川の水で胃を洗浄し聖水と呼ぶ川の水を飲みほしてから制作にとりかかるのだそう。現代では理解のできない様々な儀式が行われています。
クマン族
ミンディマ村のクマン族は、白黒の化粧をして骸骨踊りで出迎えてくれます。
パプアニューギニアでは、黒魔術をはじめとして精霊を祭る信仰があり、この精霊を通じて村の豊作や無病や戦いの勝利などの願い事をします。
ご紹介した部族はほんの一部にしか過ぎず、山の中で生活する未確認の部族を含め多数の個性的な少数部族が存在しています。パプア人とメラネシア人の子孫が主流で、フィジー、ニューカレドニア、バヌアツの島民と近い関係にあります。
3.アクティビティ
パプアニューギニアは、人里離れたジャングルトレッキングや雄大なセピック川のクルージング、ニューアイランドでのサーフィン、サンゴ礁に囲まれたダイビングやフィッシングなどたくさんのアクティビティがあり飽きることなく楽しむことが出来ます。
クルージング
年間を通じて、世界中の様々な客船がパプアニューギニアに寄港している一方で、国内のクルージングはパプアニューギニア随一の大河セピック川の神秘に満ちた中流の観光を楽しむことができます。またエアコンも備えた豪華客船もあり、ウォーター川やカラワリ川などセピック川流域の豊かな熱帯と自然を観光することができ3~6泊のパッケージクルーズがあります。
トレッキング
ココダ・トレイルは世界的に有名で、手つかずの自然溢れる山々や川など多くの登山愛好家たちに愛されています。数時間のお手軽なコースから泊りがけの本格的なコースまでありますので体力にあわせてお選びください。素晴らしい景観の中を自分の足と目で楽しむことができるでしょう。
ハイランド地方は、簡単に山頂まで行ける高山が多いことで知られており、パプアニューギニア最高峰の標高4509メートルのウイルヘルム山は宿泊することも出来る山小屋があることから登山者にも大変人気があります。
ウイルヘルム山への道路は整備されてはおりますが、登頂は必ずしも容易ではないため、専門のガイドを雇って登ることをお勧めいたします。
ダイビング
パプアニューギニアでのダイビングは、世界で最も美しいスポットが数多くあり、水中カメラマンの天国としても有名です。インド太平洋に属するパプアニューギニア海域は、世界で最もサンゴの多い地域で、海洋生物の種類はカリブ海の5倍にも匹敵するそうです。沈潜ダイブと呼ばれるスポットには、第二次世界大戦時の戦艦や航空機、潜水艦などが数多く眠っています。パプアニューギニアでは、年間を通じてダイビングができますが、5月~11月にかけてはハイシーズンの時期です。
カヤッキング
人里離れた島や無人島などパプアニューギニアの島々をカヤックで回る体験は、最高の思い出となることでしょう。カヤッキングで最高の楽しみといえば色々な村をカヤックで巡るとき、パプアニューギニアの人々との触れ合い。笑顔で手を振ってくれる地元住民の人達の心温まる姿に感動することでしょう。また、沿岸部ではウミガメやイルカの群れ、空中をジャンプするサバの姿などを見ることができ、最高の冒険の旅となることでしょう。現地のツアーに申し込みをすればガイド付きで案内をしてもらえます。
シュノーケリング
パプアニューギニアでは、至る所でシュノーケリングに最適なスポットに出会えます。地域により、海中に広がる世界も異なりますが、美しい島を取り囲む澄みきった海の中で、様々な珍しい生き物の姿を観察することができます。ぜひとも滞在中に素晴らしいシュノーケリングを楽しんでください。
バードウォッチング
パプアニューギニアの至るところで珍しい鳥類を目にすることができますのでバードウォッチング愛好家にはパラダイス。有名な極楽鳥はパプアニューギニアでしか見ることができません。
村落訪問ツアー
各地の生活様式や気候により食べ物も異なるパプアニューギニアの村落訪問ツアーは、開発されていないままの海や大自然に囲まれたそれぞれの場所で生活をする人々の様々な伝統的な食べ物やユニークな生活様式を垣間見ることができてとても楽しいと思いますのでお勧めです。子供から大人まで、現地の人々の温かいもてなしに触れ合うと、とても嬉しくなります。
ヘリコプターツアー
目を見張るような火山、美しい海岸線、世界的に有名なココダ・トレイルにあるイスラバ記念碑などを見下ろす壮大なパノラマ飛行は素晴らしい体験となるでしょう。空中撮影も楽しみです。
800以上の少数部族が暮らすパプアニューギニアの魅力3選のまとめ
世界の旅行者を魅了している究極のパラダイス、パプアニューギニアは、楽しい冒険がいっぱい。そこには美しい海と山々の深い緑、長い歴史において受け継がれてきた伝統の文化が息づいています。自然と触れ合い、そこに住む様々な部族との素敵な出会いなど、あなたの旅がさらに豊かなものになること間違いなし。意外に簡単に行ける近い国パプアニューギニアの秘境の旅。ぜひいらしてみてください。
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【担当:コロンナ由美】
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