モアイ像に会いに行こう!チリ・イースター島の楽しみ方3選
イースター島とモアイ像の名前は聞いたことがあるものの、それがどこにあるのか、日本からどうやって行くのか、意外と知られていないのではないでしょうか。
海に向かって建っている人面石造群の写真はよく知られていますが、それが何なのかということは未だ解明されていません。そんな謎に包まれた神秘的なイースター島のモアイ像に会いに出かけてみませんか。それではイースター島での楽しみ方をご案内したいと思います。
1.イースター島について
イースター島は南米チリにある火山島で、名前の由来は1722年のイースター(復活祭)に発見されたからだそう。正式名は、パスクア島といい「Pascua」は、復活祭を意味します。現地語名は「ラパ・ヌイ」でポリネシア系の先住民の言葉で「広い大地」。有名な石造彫刻モアイが建っている紺碧の海に囲まれた孤島です。
日本からの行き方
イースター島までの空の表玄関は、南米チリのサンチャゴ。日本からの直行便は就航していないので、アメリカ経由でサンチャゴに入り国内線で移動となります。サンチャゴに滞在してからイースター島へ渡るコースもいいですね。
また、日本からタヒチ経由でもイースター島まで行くことができます。
ベストシーズン&持ち物
南太平洋に浮かぶイースター島は高温多湿の海洋性亜熱帯気候。雨季と乾季に分かれているので、雨の少ない乾期11~4月頃がベストシーズンです。この時期は平均気温が25度前後ですが年中湿度が高いのでもっと蒸し暑く感じるかもしれません。
暑さ対策に日よけの帽子、サングラス、日焼け止め、薄手のブラウスなど羽織る物などは必需品。また、虫よけスプレーやかゆみ止め、蚊取り線香もあれば便利です。ポケットティッシュとウエットティッシュは絶対必要。
ビーチもあるので水着も忘れずに。
公用語
イースター島の公用語は、スペイン語と現地語のラパヌイ語。英語はほとんど通じないのでスペイン語が話せると便利です。簡単なスペイン語だけでも覚えていったら旅がさらに楽しくなるでしょう。英語は、ホテルや現地旅行会社、航空会社、一部お土産屋さんなどは大体通じます。今はインターネットという便利なものがある時代ですから、個人旅行する場合には特にトラブルの際に必要なスペイン語などを翻訳したものをスマホに保存しておくとか色々な方法がありますので有効活用することをお勧めいたします。インターネットが繋がっていない状態でも見ることができるように、スペイン語の会話メモとして保存しておけば、様々なシーンで役立ちます。
物価
運搬料が含まれる孤島イースター島の物価は、チリ本土の3倍以上でとても高いのでお土産品などはよく見比べて一番安い所で買うように心がけた方がよいでしょう。現地通貨の他、アメリカドルがそのまま使用できますので、お土産屋さんで値切る場合はクレジットカードではなくキャッシュが効きます。
節約の旅にするならば、カップラーメンなど軽いインスタント食品も少しあると役立ちますよ。孤島イースター島で食べるカップラーメンの味は、意外に格別かもしれません。
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2.モアイ|Moai
モアイ像は、海に面した高台に建っている人面石造で、海に向かってかつての住居跡を取り囲むようにして多数建っています。大きさは、3,5メートル、重量20トンくらいのものが多いのですが、もっと大きなものもあり、その数1000体にもおよぶというから驚き。島で産出される凝灰石でできており、土中や水中にも埋もれているモアイもあるそうです。色々なモアイを見ているとなんだか親近感がわいてきて愛しくなってしまう風貌をもちあわせている不思議な石造が、このモアイ像。ぜひとも実際、自分の目で確かめてみたいものです。
モアイの謎
モアイという言葉の意味にも諸説があり定かではないのですが、建てられた目的においても決定的な意味は未だ解明されていません。しかし、近年の調査でモアイの台座から人骨が多数発見されたことにより、モアイは「墓碑」であった。という説が有力になりつつあります。
しかし、はるか古代の昔にどのように建設したのか、現代科学では想像できない超テクノロジー技術が存在していたのか。謎は深まるばかりです。
そんな謎めいたモアイが、ますますイースター島という島を神秘的にしているのかもしれませんね。
目があるモアイ
調査によれば、モアイには目がはめこまれていたという事実がわかっていて、サンゴ質の石灰岩だったであろうと予測され、数体のモアイにしか痕跡がみられないことからおそらく儀式の時に使用したのではないかと想定されています。
現在、数体に目があるモアイがみられますが、これは後にレプリカとして写真撮影用に復元されたものです。
帽子をかぶったモアイ
プカオと呼ばれる帽子をかぶったモアイも実在したといわれていたのですが、実は男性の結髪を再現したものだったということが明らかにされました。レプリカのプカオをかぶったモアイも数体みられますのでフォトスポットとして人気があります。
モアイへの犯罪問題
他の国にある世界的観光資源同様に、モアイにも観光客による落書きや破壊行為が多く非常に大変な問題になっています。地元警察は、モアイだけではなく周辺にある石でも傷つけてはいけないと厳しく取り締まっており、モアイを破損した者に対しては最高5年の禁固刑または最高1万9000米ドルの罰金が課せられることになっています。
3.イースター島での過ごし方
モアイ像見学以外にも楽しく過ごせるイースター島。さてどんな過ごし方をしたらよいでしょうか。
ビーチ
イースター島のビーチは、ヤシの木が生い茂る南国リゾートの雰囲気。透き通ったエメラルドグリーンの海と真っ白な砂浜に、モアイがマッチしてなんともいえないロマンを感じさせてくれるビーチ。泳いだり、日光浴をしたり、またスキューバダイビングをすることもできるので、カラフルなお魚たちと一緒に泳いでイースター島の海を満喫してください。ビーチそばではバーベキューもできます。
お土産品を買う
島のメインストリートには、お土産屋さんがずらりと並んでいます。ほとんどがイースター島のシンボル「モアイ」を摸倣して作った製品。木彫りや石のモアイやモアイチョコ、チェスモアイやステッカーなど種類も豊富。可愛いお気に入りのモアイが見つかるといいですね。
食べ物
レストランがたくさんあるので食事に困ることはありませんがお値段が少し高いということ。ですが、せっかくの旅行ですからここはやはり地元のレストランの食事を試してみたいところ。海に面しているのでシーフードが多く、味付けは南米風なので日本人の口によくあいます。
セビーチェ
セビーチェというお料理は、とても美味しいのでぜひ召し上がってみてください。もともとはペルーの料理です。マグロやエビ、タコなどのシーフードを使ったシーフードサラダのようなもの。お魚単品もミックスもありますが、セビーチェの特徴は、しぼったライムとニンニク、それに「アヒ・アマリージョ」という黄色い少し辛めのソースをまぜて作ったものに細かく切ったシーフードをマリネするという料理。南米の人は、もしセビーチェが食べきれなくて余ってしまったら、「ピスコ」というペルーのお酒を残ったセビーチェに少し入れて、全部をミキサーにかけてカクテルにして飲みます。とても美味しいので、セビーチェだけでもぜひお試しください。
その他、伝統的なポリネシアン風の踊りのショーがみられるレストランもあり、なかなか楽しく過ごせるナイトライフがあります。
モアイ像に会いに行こう!チリ・イースター島の楽しみ方3選のまとめ
「なかなか行けない遠い未知の国」のイメージがあるイースター島。実はそうでもなく、空路で意外と簡単に行けるところなのです。とても魅力があふれるロマンの島をぜひ訪ねていただきたいと思います。
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【担当:コロンナ由美】
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