ベルギーの首都ブリュッセルのおすすめ観光スポット5選
ベルギーの首都ブリュッセル。ベルギーの玄関口でもあるブリュッセルは他国からのアクセスがよいため、多くの旅行者が訪れる歴史建築や芸術が楽しめる中世の趣が現在も残る素晴らしい街です。日帰りまたは1泊でも十分満喫できるおすすめ観光スポットをご紹介していきます!
- 1.まずはグラン・プラスから観光スタート!
- 2.ブリュッセルを象徴する小便小僧も必見!
- 3.世界最古のアーケードがあるヨーコ・ツノ通り
- 4.ブリュッセルの街を一望できる芸術の丘「モンデザールの庭」
- 5.ブリュッセルで楽しむ芸術
- ベルギーの首都ブリュッセルのおすすめ観光スポット5選のまとめ
1.まずはグラン・プラスから観光スタート!
1998年にユネスコの世界遺産に登録されたグラン・プラスには、ブリュッセルの観光を代表する歴史建造物が集まっています。その中でもぜひ見ておきたい建造物をご紹介します。
市庁舎
グラン・プラスの顔でもある市庁舎は、15世紀に建てられたゴシック様式の素晴らしい建造物です。中央の高い塔は、その昔フランス軍から激しい攻撃を受けた時もこの塔だけはかろうじて残っていたそうです。この塔の高さは96メートルあり、その先端にある像はブリュッセルの守護神である大天使ミカエルです。
外観もさることながら市庁舎の内部も素晴らしいゴシック様式です。市庁舎1階には観光局がありますので、ここで地図や街の情報を集めるといいでしょう。市庁舎内の有料ガイド付き見学もありますが、英語ガイドは水曜の15時からと日曜の14時からのみです。しかしガイド無しでも見学を楽しめますので、ぜひ市庁舎内をゆっくりと巡ってみてください。
また、市庁舎の道を挟んで左手にエブラード・セルクラースというブロンズ像の腕にぜひ触ってみてください!15世紀に貴族と戦い命を落としたセルクラースは、ブリュッセルの英雄としてブリュッセルの人々によって彼の像が作られました。セルクラース像の腕に触ると幸運が訪れるという言い伝えがありますので、市庁舎の観光の際にはぜひ彼の腕に触れてみてくださいね!
王の家
市庁舎の向かいにあるブリュッセル市立博物館である「王の家(Maison du roi)」。
16世紀にスペイン王カール5世によって建てられた建造物です。「王の家」という名前ですが、実際王が住んだことは一度もありません。1697年に火災に遭い、その後1873年から約22年もの年月をかけて現在のネオ・ゴッシック様式へと改築されました。また、こちらの王の家は世界遺産にも登録されています。
博物館内には中世ヨーロッパの美術品が多く展示されているほか、ベルギーの歴史資料なども展示されています。ブリュッセルのマスコット的存在でもある小便小僧の衣装が何百着と展示されているのも見どころのひとつです。
昼間の博物館の外観も素晴らしいですが、夜にはライトアップされまた違った趣が感じられます。
2.ブリュッセルを象徴する小便小僧も必見!
1619年、フラマン人彫刻家ジェローム・デュケノワによって作られた小便小僧の像。
1960年代に盗難にあい、現在あるのはレプリカです。小便小僧の由来は、爆弾の導火線をジュリアンという名の少年が小便をかけて消し、町を救ったと言い伝えられています。ブリュッセル市立博物館にもある世界中から送られてきた何百着という衣装を持っていることでも有名なこの小便小僧。訪れる時期によって着ている服が違いますので、その時の服装もぜひチェックしてみてくださいね!こちらはグラン・プラスからすぐ近くです!
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3.世界最古のアーケードがあるヨーコ・ツノ通り
世界最古のアーケード「ギャルリー・サンチュベール」は、1847年に作られました。王室御用達でもある有名チョコレート店やブティック、カフェなどが軒を連ねています。アーケードを通るときは美しいブティックのショーウィンドーはもちろんですが、アーケードの上方もぜひも見上げてみましょう。16世紀のイタリアの宮廷建築を取り入れて作られただけあり、その空間にいるだけで優雅な気分になります。
このアーケードは当時の女王の命令で作られたことに由来し、女王通りと呼ばれています。また別名「ヨーコ・ツノ通り」ともいわれています。ベルギーやフランスでは有名な漫画「ヨーコ・ツノ」はベルギーの漫画家ロジェ・ルルーによって描かれた日本人女性が主人公のSF漫画です。この主人公のモデルはフランスで活躍されていた日本人女優タニ ヨウコさんだそうです。この通りに名前がつくほど、この漫画はベルギーで有名なんですね!
4.ブリュッセルの街を一望できる芸術の丘「モンデザールの庭」
芸術の街ブリュッセルにはなんと100以上もの美術館や博物館があります。そしてブリュッセルで「芸術の丘」と呼ばれている場所がここモンテザールの庭です。
このモンテザールの庭は国際会議場と王立図書館の間にありますが、この周辺には美術館や博物館が集まっているエリアでもあります。
モンテザールの庭から見るブリュッセルの景色は絶景です!階段式になっているこの庭園は手入れが行き届いており、丘の上から見る景色をいっそう引き立ててくれます。
グラン・プラスから徒歩20分で、下の方から丘へ向かって登っていくのもいいですし、地下鉄で裁判所近くまで行き、そこから下っていくとまた違った景色が堪能できますよ!美術館や博物館巡りの後はぜひ景色の素晴らしいモンデザールの庭で一息ついてくださいね!
5.ブリュッセルで楽しむ芸術
ブリュッセルには多くのミュゼや劇場などがありますが、特にオススメな場所を2つご紹介します。
ベルギー王立美術館
先ほどご紹介したモンテザールの庭のすぐ側にあるベルギー王立美術館は、古典美術と近代美術の二部構成になっています。ここ王立美術館は複数の美術館が属していて地下で各美術館を行き来できるようになっています。ベルギーの画家だけでなくヨーロッパを代表する有名画家たちの作品も多く展示されているのも魅力です。
チケットは各美術館8ユーロですが、マグリット美術館を含む4美術館共通券なら13ユーロとかなりお得です。チケットはネット購入も可能ですので、チケット購入時に待ちたくない方にはオススメです。
ベルギー王立モネ劇場
300年もの歴史を持つモネ劇場は、1152席を有するヨーロッパを代表するオペラ劇場のひとつです。1852年に再建された劇場内は美しい天井画が描かれており、より重厚さが感じられる空間となっています。
モネ劇場ではオペラだけでなく、コンサートやダンス、ミュージカルなど幅広いジャンルを提供しています。こちらの劇場は人気のため、訪れる際には公演1ヶ月前からチケットの予約をしておくことをオススメします。しかしそれくらいしてでも訪れる価値がある素晴らしい劇場ですので、ブリュッセルに1泊して時間の余裕がある方はぜひチェックしてみてくださいね!
ベルギーの首都ブリュッセルのおすすめ観光スポット5選のまとめ
美しい歴史建造物と素晴らしい芸術に出会える街ブリュッセルのおすすめ観光スポットをご紹介してきました。
ベルギーといえば、チョコレートやワッフル、ベルギービールなど美食の国でもあります。街並みを歩きながらカフェやバーで一息ついて旅の余韻に浸るのもいいですし、次に行く目的地を考えながらの時間も楽しいものとなるでしょう。
ここブリュッセルの街中ではフランス語とオランダ語の2表記の標識が義務づけられています。レストランやミュゼはもちろんですが、街中でも比較的英語が通じますので、言葉の心配も少ないようです。
他国からのアクセスもいいですので、旅の寄り道としてブリュッセルに立ち寄ってみるのいいですし、ベルギー国内を回るにははずせない街でもありますので、ぜひ歴史あるブリュッセルを訪れてみてくださいね!
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