世界で一番高いビルと言えば、現在はアラブ首長国連邦ドバイにある高さ828メートル・160階建ての超高層ビル「ブルジュ・ハリファ」が有名ですが、その「ブルジュ・ハリファ」を抜くと言われているのが、サウジアラビア西部にあり、紅海の花嫁とも呼ばれる中東有数の大都市ジッダで開発が進んでいる「キングダムタワー（Kingdom Tower）」です。2019年に誕生予定となっており、完成すれば地球上で初めて高さが1000メートルを超える世界一の超高層ビルになるそうです。

当初は1600メートルの高さが計画され、その後も紆余曲折があったこの計画。2014年にようやく建設が開始された「キングダムタワー」は、現在のところ地上200階建てとなり、雲を突き抜ける高さ1008メートルが予定されています。サウジアラビアのアル・ワリード王子が率いる同国最大の企業「キングダム・ホールディング・カンパニー」が進める事業となっており、「キングダムタワー」の建設費は約12億ドル（約1440億円）と言われています。誕生するのは、200億ドル（約2.4兆円）を投入して進められている都市再開発計画「キングダムシティ（Kingdom City）」の中で、「キングダムタワー」はそのランドマーク的な建築物となるそうです。全体の開発費用も驚愕ですね！

「キングダムタワー」には、フォーシーズンズホテルが運営する5つ星ホテルとサービスアパートメント、高級オフィス、高級コンドミニアムに加えて、世界で最も高い場所にある屋上展望台などが入る予定だそうです。
中東に出来る世界一のビルだけあって、全てにおいて超高級な仕様になりそうですね！動画にもある超高層階にある突き出たデッキの天空から見る眺望は良さそうですが、高所恐怖症の方でなくても怖そうです。

【担当：NOBU】

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