スペインを旅するなら、ぜひ泊まりたいのは歴史ある古城や修道院をホテルに改装したパラドール（Paradore）。パラドールとはスペイン語で休息所という意味です。
1928年、スペインの現国王の祖父にあたるインクラン伯爵が自ら所有する山荘を改装して一般に開放したのが最初で、その後管理する人がいなくなり荒廃した古城や修道院、宮殿などの文化財を国が買い取り、半官半民の企業を作ってホテルとしました。現在、スペイン国内で90以上のホテルが運営されているそうです。

このパラドール・デ・アルコン（Parador de Alarcón）はマドリッドから東に行った古都クエンカ（Cuenca）にあり元々は城塞だった建物です。クエンカは1996年「歴史的城塞都市クエンカ」としてユネスコの世界遺産にも登録され、余談ですがテレビアニメ「ソ・ラ・ノ・ヲ・ト」のモデルにもなった街だそうです。
高台にあるホテルからは、歴史的な建造物が残る旧市街が一望でき、城壁沿いの散策も楽しめます。
⇒スペインのホテル情報をagodaでチェック（宿泊料金・レビュー・空室検索）

【担当：sari】

 動画の基本情報