エギーユ・デュ・ミディ（Aiguille du Midi）は標高3,842ｍ、フランス・アルプス山脈のモンブラン山系の山です。この山の名前は「正午の時計の針」という意味で、スキーリゾートで有名なシャモニーからこの山を見ると、正午に太陽がちょうど山頂に来ることからこの名前が付き、エギーユが針峰という意味なので、日本ではミディ針峰と呼ばれることもあります。シャモニーからはミディ針峰の頂上へ行くロープウェイが1955年に造られており、頂上にはもともと展望台や土産物店、カフェがありましたが、数年前にこの山頂の一番高い場所に厚さ36cmの強化ガラスのスケルトンの展望台が設置され、人気のスポットとなりました。

この展望台、「空中の一歩」という名前で、天井は鉄骨が組まれていますが、足元は強化ガラスだけでまさに空中へ一歩を踏み出すような感じです。それが山のてっぺんの建物からせり出しており、ここが富士山より高いと思うと、思わず足がすくんでしまいそうです。1度にひとりしか入れないようですし、足元を見ると靴ではなくスリッパに履き替えています・・・。無茶すると危険ということでしょうか？
勇気を持って一歩を踏み出せば、足元には白い雪に覆われた氷河や山々の風景がまさに絶景ですが、くれぐれも飛び乗らないようにしてください。
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【担当：sari】

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