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ドイツ、ミュンヘンに旅立つ前に知っておきたい交通手段5選

ドイツ、ミュンヘンに旅立つ前に知っておきたい交通手段5選
旅行前にしっかり調べておきたいこと、それはその都市の交通手段でしょう。初めての土地で、言葉も仕組みもわからなければどうしようもなく不安になってしまうのは当たり前のことです。特に、空港に着いた初日などは、長いフライトに疲れていたり、荷物も多かったりしますので、あらかじめ知っていることで助かる情報が色々あります。
そこで今回はドイツのミュンヘン市内や、フランツ・ヨーゼフ・シュトラウス空港からの交通手段について、在住4年目の筆者が詳しく説明いたします。

1.Sバーン

ドイツ、ミュンヘンに旅立つ前に知っておきたい交通手段5選・Sバーン
空港から市内に出て来る時に必ず使う電車で、車体は赤と白になっています。乗り場には緑の看板に白抜きの文字で「S」と大きく書かれているのですぐに見つけられます。通常は「Uバーン」と呼ばれる地下鉄と比較して、地上を走ることが多いローカル列車ですが、市内ではこのSバーンも地下を走ります。
路線はS1〜S8までありますが、ミュンヘン市内の真ん中に位置する約10の駅、Laim(ライム)駅~東駅(Ostbahnhof:オストバーンホフ)は全ての列車が止まります。各路線によって色分けされているので、自分が乗りたい列車の色を覚えておくのも確実な方法かもしれません。
ミュンヘンの唯一の空港(フランツ・ヨーゼフ・シュトラウス空港)から市内へは、S1(水色)、S8(黒色)の二つしか出ていません。どちらも空港が始発の駅になるので、止まっている電車に乗れば必ず市内に行くことができます。ただし、S1は反時計回り、S8は時計回りに市内へ行くので、行き先によって所要時間が変わってきます。それぞれ10分ごとに一本ずつの間隔で出発します。

例:空港から中央駅に向かう場合

空港(Flughafen:フルークハーフェン)→中央駅(Hauptbahnhof:ハウプトバーンホフ)
所要時間 S1で行く場合 45分
     S8で行く場合 40分
料金   空港は郊外に位置するため、一日乗車券を購入する。
     12ユーロ/1人
     ※2~5人以下の場合はグループチケットがあるので、22.30€/1枚

2.Uバーン

ドイツ、ミュンヘンに旅立つ前に知っておきたい交通手段5選・Uバーン
ミュンヘン市内を網羅している地下鉄で、車体は青、旧型は青とベージュになっています。乗り場には青地に白抜きの文字で「U」と書かれているので、こちらも簡単に見つけることができます。Sバーンに比べて、駅が多いことと本数が多いことから便利な移動手段になります。
路線はU1〜U7までが現在走っており、こちらも各路線によって色分けがされているため、自分のいる場所や目的地、乗り換えポイントの色で判断するのもいいでしょう。
駅によっては複数の地下鉄が走っていたり、またSバーンと同じ名前の駅もあるので、目的地や路線に少し注意が必要になります。

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3.トラム

ドイツ、ミュンヘンに旅立つ前に知っておきたい交通手段5選・トラム
ドイツ語では「Straßenbahn:シュトラッセンバーン」、または「Tram:トラム」と言われる路面電車のことです。車体は青で、停留所も青いボックスのような待合場が道に面して立っており、黄色に緑の字で「H」と書かれているのが目印になります。
このトラムも市内をくまなく走っている上に、本数が多いので使い勝手がいい便利な移動手段になります。路線は1から順番になっているわけではなく、15や19、20など路線の数と番号は一致しないため、乗りたいトラムの番号を知っておく必要があります。こちらも一応路線によって色分けはされていますが、車体や表示などは全てどのトラムも同じであり、地図などの表記の時にだけ色で書いてあるため、あまり色で判断するのはおすすめできません。
ただ、街の風景を見ながら乗ることができるうえに、各停留所の間隔は狭いので、間違ったり乗り過ごしてもすぐに降りることができます。
住宅街など細かな道も走っているので市民の足とも言えます。また、このトラムもSバーンやUバーンと接続しているため、最寄りの場所からトラムを使って利用したい駅に出ることも簡単にできるのが特徴です。また、深夜ずっと走っている路線もあるので使い勝手は一番いいでしょう。

4.市バス

トラムよりもさらに細かに市内を走ってる路線バスになります。車体はトラムと似たようなもので青色です。トラムと同じところを使っている停留所もあるため、バスとトラムは同じようなものだと考えてもらえば分かりやすいでしょう。
バスの路線番号は比較的大きい数字になりますが、こちらも54や185、200番台のように必ずしも全ての番号のバスがある訳ではありません。主要なところは、前述の3つでほぼ網羅できるので旅行や出張であればバスを使うことも少ないかとは思います。ただ、トラムと同様、夜中中走っている路線もあるため、万が一の時に備えて調べておくのもいいでしょう。

5.タクシー

日本と同じ感覚で、もちろん24時間好きな場所から乗ることができます。海外でよくあるぼったくりはほぼないので安心して使えます。ただし、ドライバーによってはドイツ語のみしか話せない場合もあるので、名刺など住所を示したものがあると確実です。
初乗りは3.50€、以降走行距離に比例して1.80€/kmずつ上乗せされます。
ちなみに、ドイツのタクシーは全てベンツです!

ドイツ、ミュンヘンに旅立つ前に知っておきたい交通手段5選のまとめ

以上がミュンヘンでの移動手段になります。市内の移動では全てにおいて共通チケット、均一価格の2.70€(2015年現在)になるため乗り換えの際にも買い換える必要はありません。切符の種類や買い方については、また別に詳しくご紹介します。
その土地のことを知らないとなかなか使いづらいところもありますが、駅にはマップがあったりインフォメーションセンターなどでは携帯用の地図や路線図も無料で配布していて、とても充実しています。また、駅や停留所には日本のようにあと何分で列車がくるかの電光掲示板もあって大変便利です。
困ったときは、ドイツ人は英語が出来る人も多いため、分からなければ気軽に人に聞いてみるのもいいでしょう。上手く乗りこなして、快適で楽しいドイツ旅行になりますように!
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【担当:SN】

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