初めてポルトガル旅行に行く人にオススメ!観光スポット&コース7撰
日の没する国・ポルトガルは、日本の正反対ユーラシア大陸最西端に位置しています。日本からはスペインまで足が伸びても、なかなかポルトガルまでは足が延びない人が多いように感じています。
素材を生かしたご飯も美味しく、雰囲気のあるカフェやデザートも豊富、気候が良く、日本よりも多い15の世界遺産を有するポルトガル。
これから初めて訪れる方がまず訪れるリスボンとポルトについて、町歩きを中心にした情報をお届けします。
- 1.サンジョルジェ城
- 2.ジェロニモス修道院とベレンの塔、発見のモニュメント
- 3.町歩き~オススメのお店~
- 4.シントラ
- 5.ロカ岬
- 6.まずは対岸からポルト全景を
- 7.ポルトガルのタイルアズレージョを使った建物も見どころ!
- 初めてポルトガル旅行に行く人にオススメ!観光スポット&コース7撰のまとめ
リスボン市内
リスボン市内が恐らく初めてポルトガルに降り立つ地になると思います。
首都でありながら、人口は55万人足らず。人口密度が高いと言われますが、日本の首都・東京とは比べ物にならないほどの暮らしやすさだと感じます。
3~4日間かけて、ぜひしっかりと見て欲しい町です。観光地の説明はガイドブックにお任せして、各観光地の近くのはずせない見所やポイントをお伝えしたいと思います。
1.サンジョルジェ城
7つの丘の町と呼ばれるリスボンのなかで最も高い場所・サンジョルジェ城からリスボン全体を眺めて大きさや、空気感を掴んでみましょう。夕陽の時間に行き、テージョ川の奥に沈む夕陽を見るのもオススメです。
2.ジェロニモス修道院とベレンの塔、発見のモニュメント
ジェロニモス修道院とベレンの塔は、世界遺産にも登録されており、大航海時代の繁栄を今に伝える建物です。特に、ジェロニモス修道院の装飾は、石のレースかのような緻密な模様になっており、回廊の模様が微妙に違っていて、美しいので、必見です。
いつもこの近くにあるパステイス デ ベレンに立ち寄って、パステイス デ ナタと呼ばれるエッグタルトを食べます。出来立てだと特に美味しすぎて、1つでは足りなくて次々と手が伸びてしまいます。
ベレンの塔は、私が想像していたよりも大きさは小さかったのですが、船の出入りを監視する要塞として創られたことを考えれば、適当な大きさですね。ヴァスコ ダ ガマの世界一周の偉業を記念して造られたものです。
同じくテージョ川に向かって、発見のモニュメントがあります。エンリケ航海王子の没後500年の記念に創られたもので、大航海時代の王アフォンソ5世やエンリケ航海王子やヴァスコ ダ ガマを始め当時活躍した約30人のポルトガル人が見てとれます。
ちなみに、発見のモニュメントあたりからテージョ川を見て、左手には赤いつり橋の4月25日橋、そして、その奥リスボンの対岸には両手を広げたキリスト像が見えます。
ブラジルのリオデジャネイロにあるキリスト像に触発されて創られたものです。製作者も年代も30年弱違うのですが、リオデジャネイロのものと向かい合って立っていると聞きました。
3.町歩き~オススメのお店~
観光地の観光もそこそこに、リスボンはポルトガル料理やスイーツ、カフェを楽しみながら、町歩きも楽しんでいただきたいところです。
フィリグリーナと呼ばれる繊細な金細工のお店があったり、革にこだわった小さな手袋屋さんがあったり、面白いパッケージの缶詰屋さんがあったりと、事欠きません。
金細工のお店は、リスボンの旧市街周辺には4~5店舗あります。中でも有名なのは、オウリヴェセリーア ダ モーダ(Ourivesaria da Moda )というお店です。少々お値段は張りますが、ペンダントならトップとチェーンを選んで買う形がほとんどです。見るだけでも一見の価値あり!と思います。
手袋屋さんルヴァリーア ウリッシ(Luvaria Ullisse)は、本当に小さな佇まいながら、オーナーの方が手を見ただけで大きさぴったりのものを出してくださるのです。クッションに肘を置いて丁寧に手袋をはめてもらう。仕立ての良さ、革の柔らかさ、品の良さを感じます。私もここの手袋を愛用しているのですが、見た目も機能面でもとても気に入っています。
缶詰屋さんコンセルヴェイーラ デ リスボア(Conserveira de lisboa)は老舗で、古くからの紙のパッケージがレトロで何とも可愛らしいです。マグロ、カツオのフレークはもちろん、オイルサーディンや蛸、イカ、サバの缶詰など、種類もとても豊富です。魚介類は問題なく持ち帰れるので、日本でポルトガルの味に舌鼓も素敵ですね。
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リスボン近郊(シントラ~ロカ岬)
リスボン滞在中に1日で回れるコースをご紹介します。
4.シントラ
贅を尽くした王宮や貴族の館が、深く美しい大自然を壊すことなく調和している世界遺産・シントラの景観は、昔も今も多くの人々を魅了し続けています。
黄色・ピンク・赤のカラフルな色が印象的なペナ宮から見下ろす町並みは王宮のが分かりやすく、自然豊かな山間の町が見えてとれます。
かつての厨房から聳える白い尖塔が目立つ王宮は、大航海時代を支えたエンリケ航海王子の父・ジョアォン1世が大改修を行い、今に残しています。1つ1つの部屋が非常にユニークで、アズレージョで装飾した「紋章の部屋」や天井に27羽の白鳥が描かれている「白鳥の間」などがあります。
ペナ宮は、ゴシック、マヌエル、ルネッサンス様式が融合した独特の雰囲気を醸し出しています。こちらでは、1910年まで王族が実際に生活をしていました。外観も印象的ですが、内部もとても見応えがあり、ダイニングルームを見ると、つい当時の豪華なお料理が並ぶ晩餐会を思い浮かべてしまいます。
個人的には、ムーア人の城跡に上るのが好きで、ペナ宮も王宮も、晴れていれば大西洋まで一望できる景色は、息をのむ美しさです。
5.ロカ岬
帰り途は、ぜひユーラシア大陸最西端の地ロカ岬まで足を延ばしてみてください。初めて行った時には、独特な文字で名前を入れて、ユーラシア大陸最西端到達の証明書を発行してもらいました。
灯台が立つだけの何もない場所に「陸が終わり、海が始まる」ポルトガルの詩人のカモインスが呼んだ碑があります。
路線バスで行く場合には、バスの本数が少ないので時間に気を付けてくださいね。また、シントラからロカ岬までは山道をくねくねと行くので、自信のない方は酔い止めを。
眼の前に拡がるのは、大西洋の海だけ。その爽快感を味わい、時間が合えば、日の没する国の最西端から眺める夕陽に想いを馳せてみてはいかがでしょうか。
ポルト
町全体が世界遺産に指定されている、歴史的な町並み。首都・リスボンに次ぐ、ポルトガル第2の都市であり、国名「ポルトガル」の由来になっているのがここポルトです。
6.まずは対岸からポルト全景を
ドウロ河対岸の町・ヴィラ ノヴァ デ ガイアの町から河と橋と小船とポルトの町並みを眺めてみてください。カメラでは収まりきらない全景の美しさが視界いっぱいに飛び込んできます。個人的には、もっともポルトガルらしい風景と言っても過言ではないと思っています。小ぢんまりとした町なので、散策を中心に路面電車などを使って町を楽しめるのも嬉しいところです。
7.ポルトガルのタイルアズレージョを使った建物も見どころ!
大聖堂や河の対岸ではポートワインの醸造所などの見どころも良いのですが、ポルトガルの文化に触れることができる、アズレージョも楽しんでいただきたいと思います。
アズレージョとは、ムーア人が14世紀に伝えてきたタイルなのですが、ポルトガルで独自の発展を遂げ、今に至ります。建物の装飾やテーブルなど、随所で見られるものなのですが、ポルトは町を歩いていると素晴らしいアズレージョに出会うことができます。大聖堂やアルマス聖堂、ポルトの旅の玄関口サン・エント駅も見所です。
そぞろ歩きを楽しむなら、サンタ・カタリーナ通り。カフェ・マジェスティックはあまりにも有名で、内装もとても素敵。ぜひ立ち寄ってみて欲しいところです。
初めてポルトガル旅行に行く人にオススメ!観光スポット&コース7撰のまとめ
いかがでしたでしょうか。
学生時代から仕事としても、何度も訪ねた中で、厳選したメジャーな見どころです。
しかし、ポルトガルの魅力が詰まった町は、大きな都市以外にもたくさんあります。このリスボンとポルトをベースに、その間にある珠玉の町へも足を運んでみてくださいね。
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