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ミャンマーで都会から離れてみよう!ミャンマーの地方を移動するテクニック5選

ミャンマーの地方を移動するテクニック5選
近年成長著しいミャンマー。特に経済の中心、ヤンゴンは大都会です。ヤンゴンでは電車、路線バス、タクシーなど、公共交通機関が充実しています。ミャンマーは広いです。ヤンゴンから、ミャンマー内陸中央部に位置する首都ネーピードーや、観光地のバガン、マンダレーに移動する方も多いでしょう。これらの都市には飛行機、長距離バス、電車で移動できます。さて、ミャンマーの田舎にはどう行きましょう?現地のツアー会社などで準備を頼むこともできますが、自分で計画して自分で移動するのも旅の醍醐味。今回は、ミャンマーの都会の外、地方での移動に知っておいたほうが良いテクニックと情報をお伝えします。ミャンマーの田舎には、なつかしい風景と、観光客・外国人に慣れていない「素のミャンマーの人々」がたくさん!本物のミャンマーを肌で感じるために、都会から離れてみませんか?

1.パスポートのコピーは複数常備しましょう

ミャンマーの地方を移動するテクニック5選・パスポートのコピーは複数常備しましょう
海外滞在時は、パスポートを紛失した時のために、パスポートのコピー1部を携帯するのは常識です。しかし、ミャンマーの地方を移動するときには、移動距離にもよりますが、2~3枚、コピーを余分に携帯しておきましょう。チャーター車、バス、時には電車でも、外国人は検問を受けてパスポート提示を求められることが、多々あります。ミャンマーは多民族の連邦制国家で、地方には少数民族の民兵組織も数多く存在しています。ほとんどの民兵組織はミャンマー政府軍との停戦に合意していますが、現在でも国境付近では単発的な戦闘が行われることもあります。あくまで停戦ですので、筆者の個人的感想としては、民兵組織も地方自治に大きな力を持ち続けている雰囲気を感じました。よって地方の主要道路などでは、ミャンマー国軍の検問に加えて、地元の民兵組織による検問もあります。検問ではパスポート記載の情報を提供しなければなりませんが、もしコピーが無いと、係員が手書きで書き写し始めるのです。銃を肩からぶら下げた係員に目の前でパスポートを書き写されるのは、余計に時間が長く感じます。乗合バスの場合は他の乗客を待たせることにもなりますので、パスポートのコピーが複数枚あれば、それを1枚渡して、スムーズに検問を通過することができます。

2.車をチャーターしてみましょう

ミャンマーの地方を移動するテクニック5選・車をチャーターしてみましょう
地方都市での移動は、車をチャーターすることが最も効率的な場合があります。ミャンマーでは外国人渡航者が車を自分で運転できるレンタカーはありません。ドライバーと車を借りるのが一般的です。都会から地方へ向かうときは、都会のホテルで車のチャーターについて尋ねましょう。同時に料金の相場を聞くのも忘れずに。都市や状況によっても変化しますが、一般的には普通のセダン型4~5時間で40,000~50,000チャット(およそ4,000~5,000円)が相場でしょう。このチャーターは後述のバスに比べると、かなり高額です。現地の人々はこのようなチャーターはほとんどしません。しかし、バスの乗り心地と効率を考えれば、決して無駄な出費ではありません。日本人にはおすすめの移動手段なので、外国人価格ということを気にせず利用しましょう。価格交渉はドライバーと直接行いますが、注意するべきことは、時間で払うのか、距離で払うのか、を明確にしておきましょう。ミャンマーの山岳地帯の道路は、かなり過酷なコンディションです。舗装されていない石だらけの道、カーブだらけの勾配が厳しい道、一車線で渋滞する道、を150km移動するのに4時間以上かかることもあります。途中はパンクや衝突事故が多発しており、なかなかスムーズには進めません。山道によっては、「奇数日は上り・偶数日は下りのみ」というルールもありますので、注意してください。このようなトラブルを想定した上で、時間払いか距離払いか、料金を交渉しましょう。地方都市でチャーター車を探すことも、さほど難しいことではありません。たいていどのホテル・宿の周りにも、自称ツアーガイドがいますので、チップを渡してチャーターできる車とドライバーを聞いてみましょう。

3.バスを利用してみましょう

ミャンマーの地方を移動するテクニック5選・バスを利用してみましょう
地元の人々にとって、最も一般的な足はバスです。ミャンマーでは日本から来た中古バスが大活躍しています。地方都市を歩いていると、大型の車体に「◯◯観光」や小型の車体に「△△自動車学校」と書いてあるバスを多く見かけるので、興味深いです。中には「昭和何年頃のバスだろう?」と呟いてしまいそうな古いバスまで。バスは庶民の足なので、最も安くて、最も路線が多い公共交通機関です。前述のチャーター車と比較すれば、同距離を10分の1以下の料金で移動できます。バスの路線によっては外国人料金が設定されていますが、それでもかなり安いのは間違いありません。しかし、乗り心地は覚悟しておいてください。座席は狭い、固い、汚いの三拍子です。地元の買い物客でギュウギュウ詰めの時もあります。地元の人と触れ合えるチャンスでもありますけどね。日本のタバコとミャンマーのタバコを交換したり、簡単な英語に筆談も加えてコミュニケーションとってみたり、いろいろと楽しい思い出は作れます。長距離の夜行バスは乗り心地重視で料金が高めのバスを選ぶことをおすすめします。チケットは長距離・夜行なら、地元の旅行エージェントやホテルや、チケットカウンターで買いましょう。ローカルな路線バスやトラック・バス(トラックの荷台に乗るバス)のチケット売り場は目立たないので、ホテルや食堂、自称ガイドにチケット売り場と乗り場を確認しましょう。チケットが無い場合もあります。そのときは現金をそのまま運転手または車掌に支払いましょう。

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4.鉄道に乗ってみましょう

ミャンマーの地方を移動するテクニック5選・鉄道に乗ってみましょう
主要都市間にはミャンマー国鉄運営の鉄道が通っています。駅でパスポートを見せればチケットを購入できますが、外国人料金が適用されて割高です。そして乗り心地はすごいものがあります。3日に1度くらいのペースで脱線事故が起きるというミャンマーの鉄道、実は線路のレールが平行でない箇所がかなりあるとのことです。実際に乗ってみると、本当に体が座席から浮き上がります。今まで乗ったことがある乗り物全て(ジェットコースター含む)の中で、最もスリルある乗り心地でした。人生で一度は体験してみることをおすすめします。座席はアッパークラスというクッション付き座席の車両とそうでない木製座席の車両があります。筆者は木製座席を利用したことはありませんが、座り心地は想像しただけでおそろしいです…。

5.バスもタクシーもなかったら

ミャンマーの地方を移動するテクニック5選・バスもタクシーもなかったら
コンクリートのプラットホームだけが置いてあるような駅に降りると、周囲には車が無い、バスもタクシーも見かけない、という場合には、バイクの後ろに乗せてもらいましょう。筆者も3回、こういった状況で利用したことがあります。料金は交渉次第ですが、周辺の観光のため、1時間の貸し切りを原付バイクを持っているお兄さんにお願いしたところ、3000チャット(およそ300円)で近場を3ヶ所ほど連れて行ってくれました。日頃からバイクタクシーの運転手を仕事にしているか不明なのですが、笑顔と適正料金でお願いすれば、快く引き受けてくれる人は多いです。しかし、事故をおこしたら運転手に責任は問えないだろうことを覚悟してください。筆者は交通量の多い路上で、バイクタクシーを利用している地元の女性が、乗用車に当て逃げされて負傷したところを間近でみてしまいました。なので、車がほとんど通らないような土地でのみ、バイクタクシーを利用しました。バイクタクシーの乗り方のコツは、座席部分をつかむ腕の力を軽く抜くことです。デコボコの路面による揺れと衝撃が怖いかもしれませんが、力を抜かないと短時間しか乗っていられません。リラックスして乗馬をしているイメージで乗ると長時間乗っても疲れません。

ミャンマーで都会から離れてみよう!ミャンマーの地方を移動するテクニック5選のまとめ

ミャンマーの地方での移動法とテクニックについてお伝えしましたが、前述のとおり、ミャンマーでは少数民族の民兵組織も多く、ほとんどの内戦は停戦状態なだけで、戦闘が終了したわけではありません。そして外国人立入禁止の地区も多く設定されているので、日本外務省の渡航情報やミャンマー政府の通知には常に注意してください。特にミャンマー北部と西部は注意が必要です。また、価格交渉やチャーターした運転手にも注意が必要です。価格交渉では値切りすぎないように気をつけましょう。自分の安全を任せる運転手には気持ち良く仕事してもらうことが大事です。もちろんボッタクられるのは避けたいですが、自分から運転手を探して、その運転手が感じが良かったりフレンドリーな場合は、その関係性のまま仕事をしてもらう方が安全でお得です。車の時はエアコンも料金設定の条件になります。エアコンを使用するならプラスアルファの料金を考えて、事前に運転手と交渉しましょう。一般的にミャンマー男性の運転はとても荒いです。怖くなるほどスピードを出しますが、彼らに悪気は無いですから、減速させたいときは紳士的にお願いしましょう。バスや電車の価格表・時刻表がアラビア数字ではなく、ビルマ数字だけの表記の場合もありますので、ビルマ数字の表を財布などに入れて携帯することをおすすめします。最後に、ミャンマーでバスを乗り降りするときに注意することをお伝えします。ミャンマーのバス・車は日本車、日本の中古車が多く、ほとんどが右ハンドルです。バスの乗降口は日本と同じ左側にあります。しかし!ミャンマーは右車線通行なのです!これはどういう事かと言うと、バスから降りようとした時、バスを追い越す全速力の車にひかれる可能性があります。揺れるバスから解放されて、ホッとしながら降りようとしたら、すごいスピードで車が自分に向かってきます。これは本当に気をつけてください。
なかなかハードルが高い自力でのミャンマー国内移動ですが、慣れてしまえば楽しい生のミャンマーを感じることができますよ!
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【担当:DeeMat】

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