タイ移住予定者は必見!現地の運転免許証を取得する5つのメリットと取得方法
タイへの移住を考えている皆さん、タイに住むなら現地の運転免許証を取得しませんか?「あんな渋滞だらけの国で運転する気にならないわ。」「会社から車の運転を禁じられているから私には関係のない話。」そんな風に思うかもしれませんが、実際に運転しなかったとしてもタイの運転免許証は持っているだけで様々なメリットがあるんです!更に、日本の運転免許証を持っていればタイでの取得方法は簡単♪
そこで今回はタイで現地の運転免許証を取得する5つのメリットとその取得方法についてまとめました。
- 1.パスポートの代わりに身分証(ID)として使える
- 2.観光地の入場料が割引になる
- 3.レンタルバイクのデポジットとして使える
- 4.タイ以外のASEAN諸国でも使える
- 5.日本の免許証に切り替えることができる
- 6.タイでの運転免許証の取得方法
- タイ移住予定者は必見!現地の運転免許証を取得する5つのメリットと取得方法のまとめ
1.パスポートの代わりに身分証(ID)として使える
私が実際にタイの運転免許証を取得して、最も便利に感じているのが身分証(ID)として使える点です。タイでは身分証の携帯が義務付けられていて、我々外国人はパスポートを常に持ち歩く必要があります。そして、病院や銀行、ホテルのチェックイン時など様々な場面で提示を求められます。実際には盗難の危険があるのでコピーを持ち歩く人が多いのですが、たまに原本の提示を求められることも。パスポートってそれなりの大きさがあるので、財布にも入らないし、持ち歩くのが面倒ですよね。
一方、タイの運転免許証はカードサイズで持ち歩きに便利。顔写真とパスポート番号が入っているので、身分証(ID)としての機能もバッチリです。実際、パスポートの提示を求められた場面で運転免許証を提示して不十分と言われたことは一度もありません。なお、運転免許証を携帯している場合でも、念の為にパスポートのコピーは持ち歩くようにしましょう。
2.観光地の入場料が割引になる
タイの観光地の入場料には、タイ人価格と外国人価格なるものが存在します。そして、タイ人価格に比べて外国人価格はとても高く設定されています。ところが、外国人であってもチケット売り場でタイの運転免許証を提示するとタイ人価格で入場できることもあるんです。これは場合によりけりで、全ての観光地で割引になるわけではないのですが、もしタイ人価格で入場できたらお得ですよね?
3.レンタルバイクのデポジットとして使える
タイの地方都市や島に旅行に出かけた場合、重宝するのがレンタルバイクです。場所にもよりますが一日当たり150バーツから300バーツ程度で借りられ、自由に動き回れるのでとても便利。このレンタルバイク、実際はタイのバイクの免許を持っていなくても、パスポートか数千バーツの現金を預ければ借りることができてしまいます。もちろん免許なしで運転すれば違法ですし、パスポートや多額の現金を預けてしまうことには抵抗がありませんか?タイでは車とバイクの免許は別で二枚に分かれていますので、もし車とバイクの免許証を両方持っていれば、車の免許証を預けることでバイクを借りられますよ。このようにレンタルバイクを利用予定の方は、車とバイクの免許二枚持ちがおすすめです。
レンタルバイクは便利な反面、事故も多い乗り物です。利用する際には十分すぎるほど注意しましょう。
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4.タイ以外のASEAN諸国でも使える
タイの運転免許証はASEAN協定加盟国でも有効です。タイに住んでいると周辺諸国へ旅行に行く機会もありますし、ありがたいですね。気になる加盟国はこちら。
・インドネシア
・ブルネイ
・マレーシア
・シンガポール
・フィリピン
・ベトナム
・ラオス
・カンボジア
・ミャンマー
5.日本の免許証に切り替えることができる
有効期限内のタイの運転免許証を持っていれば、日本の運転免許証に切り替えることができます。万が一、日本の免許証の更新を忘れていて失効してしまった場合の保険になります。
6.タイでの運転免許証の取得方法
このように、持っているだけでたくさんのメリットがあるタイの運転免許証ですが、日本の運転免許や国際免許証を所持していれば意外と簡単に取得可能なんです。今回はその具体的な方法について説明します。
タイで運転免許証を取得する条件と必要書類
まず、取得の条件ですが、在タイ日本国大使館のホームページによりますと「タイの長期滞在査証を取得し(ノン・イミグラントビザまたはタイ国永住許可証取得者)、引き続き3ヶ月以上タイに滞在していること」が必要になります。実際の申請はタイの陸運支局で行いますが、事前に用意する書類は以下のとおりです。
1 パスポート
2 日本の運転免許証
3 日本の運転免許証の英文翻訳証明書(発行手数料620バーツ/1部)
4 在留届出済証明(発行手数料620バーツ/1部)
5 健康診断書(料金は病院による)
注1:上記3と4は在タイ日本国大使館領事部で発行してもらいます。在留届出済証明の発行には、住所を証明するための光熱費の請求書等の提示が必要です。
注2:労働許可証(ワークパーミット)をお持ちの方で、住所欄に現住所の記載があれば4は不要です。
注3:国際免許証(有効期限内)を持っている方は2と3は不要です。
注4:5の健康診断書は日本語の通じる病院でも取得可能ですが料金がかなり割高になるので、申請当日に陸運支局の近くのローカルの病院で取得するのがおすすめです。
注5:バイクの運転免許を取得するには日本の自動二輪免許が必要です。原付は不可。
いよいよ陸運支局へ
書類が揃ったらいよいよ陸運支局へ向かいます。バンコクで日本人が多く住むスクンビット地区から最も近いのは、BTSバンジャーク駅最寄りの第三陸運支局です。BTSバンジャーク駅からスクンビット通りの奇数側をベーリン駅方面に数分歩いたところにあります。陸運支局でのメインとなるのは4つの適正検査です。気になる言葉の問題ですが、簡単なタイ語か英語が話せればなんとかなりますのでチャレンジしてみましょう。
・色覚検査
数メートル先に設置された信号の色を見て、赤・青・黄色のどの色が点灯したかを答えます。
・視野の検査
機械に顎を乗せて前を見た状態のまま、左右で点灯するランプの色を答えます。
・ブレーキの反応チェック
アクセルを踏んだ状態から始まり、前方のランプの色が変わったら素早くブレーキを踏み込みます。
・遠近感のテスト
2本の棒を前後に動かして、並行になるように調整します。
自分の前の人の様子を良く見てやり方を確認しましょう。一回で出来なくっても大丈夫。検査官は出来るまで辛抱強く付き合ってくれます。書類に不備がなければ、この適性検査に合格するだけで運転免許証をゲットできちゃいますよ♪陸運支局でかかる費用は手数料105バーツと写真代金の100バーツ、合わせて205バーツです。ただし、この時に所得できる運転免許は仮免許ですので忘れずに更新をしましょう。
仮免期間は以前は1年でしたが、最近2年に変更になったという情報があります。実際に交付された免許証で確認してください。また、今後必要書類や費用が変更になる場合や、担当官によって対応が異なる場合もありますのでその点はご承知おきください。
■ 第三陸運支局
住所 Soi99-101. Sukhumvit Rd. opposite of Sukhumvit 62/1
公式Web サイト(タイ語):http://www.dlt.go.th/th/index.php?option=com_content&view=article&id=3375&Itemid=83
タイ移住予定者は必見!現地の運転免許証を取得する5つのメリットと取得方法のまとめ
このようにタイの運転免許証を取得するととっても便利です!取得方法もそれほど難しくなく、かかる費用も全部で1,500バーツ程度なので、これからタイへ移住する方はぜひ検討してみてください。
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【担当:Saku】
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