「大航海時代の栄華を偲ぶ町」ポルトガル・リスボンのお勧め観光スポット5選
ポルトガルの首都リスボンは、国際色豊かな都市で飛行機のアクセスもよくヨーロッパのどの都市からも簡単に行くことができますので、日本からもヨーロッパの都市経由で入れます。見どころはたくさんあり、大航海時代のモニュメントの多くは世界遺産に登録されている歴史の街。坂道や細い路地が多くあり、どこをとっても絵になる風景ばかり。また、タラやイワシをはじめとする新鮮なシーフードやエッグタルト、カステラなどの有名なお菓子も本場で試してみたいですね。
それでは、リスボン滞在するなら絶対はずせないお勧めをご紹介したいと思います。
- 1.ジェロニモス修道院|Mosteiro dos Jero’nimos
- 2.ベレンの塔|Torre de Bele’m
- 3.発見のモニュメント|Padra’o dos Descobrimentos
- 4.シントラとロカ岬
- 5.リスボン市内の乗ってみたい乗り物
- 「大航海時代の栄華を偲ぶ町」ポルトガル・リスボンのお勧め観光スポット5選のまとめ
1.ジェロニモス修道院|Mosteiro dos Jero’nimos
マヌエル様式の最高傑作と言われており、独特の建築様式を用いております。栄華を極めた大航海時代の王の名前をとって名付けられた様式で、船で使用する縄模様を表現しているのが特徴。建築に興味のある方には必見ですね。内部には、ポルトガルに富みをもたらし貢献した人物ヴァスコ・ダ・ガマの棺が安置されています。
パステス・デ・ナタ
ジェロニモス修道院から徒歩で2~3分のところにある「 パステス・デ・ナタ」の専門店。テイクアウトもできますが、ぜひとも焼きたてを召し上がってください。このお菓子は、パイ生地を焼いたものにカスタードクリームを詰めて、シナモンをふりかけたもの。一口サイズなので何個でも食べてしまいそうな位美味しいので、観光に疲れたらぜひとも立ち寄っていただきたいお店です。
ただ、いつもかなり並んで混雑しているので、午前中の早い時間か夕方がよいと思います。カフェになっているので、トイレ利用も兼ねて行ってみたらいかがでしょうか。
2.ベレンの塔|Torre de Bele’m
16世紀にマヌエル1世によってヴァスコ・ダ・ガマの世界一周の偉業を記念して作られたもので、テージョ川の船の出入りを監視する目的の要塞。ジェロニモス修道院とともに「リスボンのジェロニモス修道院とベレンの塔」として世界遺産に登録されています。
3.発見のモニュメント|Padra’o dos Descobrimentos
大航海時代を記念して建てられた記念碑で、ベレンの塔と同じ並びで、ほんの少し離れたところにあります。
ポルトガル語では、「パドラオン・ドス・デスコブリメントス」と言います。
エンリケ航海王子の他、同時代の探検家や芸術家、科学者、地図制作者、宣教師らの像が並んで彫られており、過去のポルトガルの栄光時代のロマンが感じられます。
記念碑正面の石畳には、多くのポルトガル人の辿った航路を示す世界地図のモザイクがあり、ポルトガルが発見した年が記述されています。日本の種子島もありますので、ぜひ探してみてください。
また、ここからの眺めは大変素晴らしく、テージョ川や4月25日橋が見えて絶好のフォトスポットです。
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4.シントラとロカ岬
どちらもリスボンから車で約1時間のところに位置していて、日帰りで両方行けるのでお勧め。
リスボンから電車で40分。シントラからロカ岬まではバスが出ているので、車がなくともアクセスがよいので便利です。
シントラ国立宮殿|Pala’cio Nacional de Sintra
ポルトガル国内で最も保存状態のよい中世の時代の王宮で、15~19世紀にかけてポルトガル王家が住んでおりました。周辺は森に囲まれていて、「シントラの文化的景観」として世界遺産に登録されています。
宮殿前がシントラの町の中心部となっており、土産物屋やその他のお店が立ち並んでいるのでショッピングも楽しめます。また、筒状になっているチーズケーキも名物のお菓子なのでお土産にいいかもしれませんね。
ロカ岬|Cabo de Roca
ユーラシア大陸最西端の岬で、ポルトガルの詩人ルイス・デ・カモンイスの「ここに地終わり海始まる」を刻んだ石碑が建っています。ユーラシア大陸最西端到達証明書を買うと、日付や名前を書いてくれますので、よい記念になりますね。
風がかなり強いですが、晴天の時の見晴は最高。ぜひ沈む夕日を見に出かけたいところです。
5.リスボン市内の乗ってみたい乗り物
リスボン名物の路面電車とケーブルカーはぜひ乗ってみたい乗り物。町並みによく溶け込んだその姿はリスボンの古い街並みをいっそう際立たせてくれます。
ケーブルカー|Ascensor
7つの丘の街と言われるように非常に坂道の多いリスボンの街を3路線あるケーブルカーで上がっていくことができます。テージョ川を見ながらゆっくりと登っていくレトロなケーブルカーの風景は絵葉書や映画のワンシーンのようです。
路面電車|Electrico
旧市街の狭くて急な坂道の多い路地を、縫うようにして走るかわいい路面電車は、観光客のみならず市民の貴重な日常の足。ガタゴトと走る、どこか懐かしい路面電車に乗って観光地をまわるのもとても楽しそう。チケットは車内でも購入できるので便利です。
リスボン市内には、トラム博物館もあり、古くは鉄道馬車から現在に至るまでの様々なトラムの模型が展示されていてとても面白いので足を運んでみたらいかがでしょうか。
観光用自転車
最近よく、みかけるのがこの観光用の自転車のようなもの。観光客を後ろに乗せてスタッフのお兄さんが漕いで街中をまわってくれます。リスボン市内の中心ロシオ広場にたくさんとまっていますので、乗ってみたい方は一度体験してみてはいかがですか。
「大航海時代の栄華を偲ぶ町」ポルトガル・リスボンのお勧め観光スポット5選のまとめ
欧州連合に加盟していながらも、スペインの陰に隠れてユーラシア大陸の西の果てに追いやられた感のあるポルトガル。しかし、大航海時代には栄華を極めていたであろうと思わせる歴史的建造物がたくさん残されています。ポルトガルを周遊するのもよいですが、まずは、リスボンにゆっくりと数日滞在して、のんびり路面電車やケーブルカーに乗って過ごしてみてはいかがでしょうか。
リスボンを拠点にして日帰りするなら、まずシントラとロカ岬をお勧めいたしますが、他にもカシュカイシュ、ナザレ、サンタクルス、オビドスなど、可愛い小さな町々もたくさんあります。
年中穏やかな気候、海、物価の安さ、そんな好条件のため、リタイヤしたヨーロッパ人が移り住みたい国の上位にあげられているポルトガル。ぜひともまずは首都リスボンに数日滞在の旅なんていかがですか。
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【担当:nekotabiko】
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