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スイスとフランスの国境!レマン湖畔の魅力的な町と城4選

スイスとフランスの国境!レマン湖畔の魅力的な町と城4選
レマン湖は、スイスとフランスにまたがる三日月形の湖で面積の2/5がフランス、3/5がスイスに属しています。スイスでは最大、中央ヨーロッパでは二番目に大きい湖で湖畔沿いには魅力的な町が点在し、なかでもジュネーブは国際都市として世界的にも有名です。雄大なアルプスを背にして広がる情緒あふれる湖「レマン湖」沿いの町や城、その魅力をお伝えしたいと思います。

1.ジュネーブ丨Gene’ve(スイス)

スイスとフランスの国境!レマン湖畔の魅力的な町と城4選・ジュネーブ丨Gene've(スイス)
三日月形のレマン湖の南西側を取り囲むようにして広がるジュネーブの町は、多くの国際機関が置かれている国際都市で、年中さまざまな国際会議が行われています。また宗教改革者ジャン・ジャック・ルソーは、この町の出身で、ルソーの生家やルソー島とよばれる人口の島にはルソーの銅像が建っています。ここから見渡すレマン湖は、別名ジュネーブ湖とも呼ばれています。
スイスの公用語は、スイスドイツ語、フランス語、イタリア語、ロマンシュ語(スイスの原語)の4つ。ジュネーブはフランス語圏です。

花時計

モンブラン橋のたもとのイギリス公園内にある有名な花時計は、6,000以上もの美しい花々で飾られ、その精巧な造りを売りにしています。さすが時計の国スイス。花や水のあるすがすがしい雰囲気はジュネーブ特有で、他のスイスの都市にはない開放感と国際的な雰囲気にあふれています。コーヒー片手にのんびりと、住んでいるようにゆっくりお散歩をしたくなる町です。

大噴水

レマン湖畔にあるジュネーブ名物の噴水。140mもの高さまで水を噴き上げている姿は見事。水を噴き上げる時間帯や時期は一定でなく、冬は10:00~16:00まで。気温が0℃以下になった時は止まります。晴天の日に勢いよくレマン湖に上がる噴水と背景のアルプスの山々、そして美しい町並み。全てのコラボレーションが絵葉書のようです。

チーズフォンデュ&ラクレット

スイスとフランスの国境!レマン湖畔の魅力的な町と城4選・チーズフォンデュ
チーズ・フォンデュは、スイスを中心に、フランス・イタリアにまたがるアルプス山岳地帯の郷土料理ですが、もともとは、貧しい農村地帯ではチーズとパン、そしてそれを溶かすだけのワインしかなかったことから生まれた素朴な家庭料理。今ではスイスを代表する伝統的な料理として知られ、スイス国内のレストランで食べることができます。チーズフォンデュを食べる時は、白ワインを飲むのが流儀で、ビールを飲むとチーズがお腹の中で固まってしまうという言い伝えがあります。
その他、小さく角切りにした牛肉をオイルで揚げてから数種類のソースで食べる「オイルフォンデュ」や薄切りにした牛肉をコンソメスープに浸して食べる「フォンデュシノワ」があります。この料理は中華レストランで発案されたもので、フランス語でシノワは中国。それで「フォンデュシノワ」と名付けられたのでした。最後にスープにご飯を入れて食べるスタイルも日本人の口にあいます。

ラクレットは、チーズを熱線を張った道具で溶かして食べる料理で、ユングフラウ地方の料理ですが、こちらもレストランで食べることができます。溶かしたチーズを茹でたジャガイモにつけて食べます。珍しい料理なのでぜひ一度お試しください。

スイスワイン

スイスワインは、国外へ輸出していないので、滞在中にぜひお飲みになっていただきたいと思います。湖にせり出すようにして作られている葡萄畑は、絵になる美しさで、日照時間の関係から白ワインが多く造られています。美味しいスイス料理とスイスワインでスイスを満喫してください。

2.ローザンヌ丨Lausanne(スイス)

スイスとフランスの国境!レマン湖畔の魅力的な町と城4選・ローザンヌ丨Lausanne(スイス)
レマン湖の北岸に位置しており、IOC国際オリンピック委員会の本部が置かれています。ローザンヌ国際バレエコンクールの開催地としても有名。ジュネーブから電車で30~40分で、対岸にはフランスの町エビアンが見えます。避暑地で有名な風光明媚なところなので、高級ホテルが立ち並ぶ優雅な雰囲気。
昭和天皇もお泊りになられたという5つ星の「ボー・リバージュ・パラス」や、最上階にIOCのサマランチ前会長が改造させ住んでいたことでも有名な「ローザンヌ・パラス」があります。一度は優雅にレマン湖が見渡せるこんな高級ホテルに滞在してみたいですね。
スイスというと山を想像しますが、湖沿いの素敵なリゾート地もたくさんあるので、優雅な雰囲気を味わってみたい方にはお勧め。
また、女優のオードリー・ヘップバーンは、生前大好きだったこの地に眠っております。

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3.シヨン城丨Cha’teau de Chillon(スイス)

スイスとフランスの国境!レマン湖畔の魅力的な町と城4選・シヨン城丨Cha'teau de Chillon(スイス)
レマン湖畔にある、湖の岩盤に突き出した形のお城シヨン城は、イギリスの詩人バイロンの「シヨンの囚人」の舞台として知られています。これは、16世紀にこの城に幽閉されたジュネーブの宗教改革者フランソワーズ・ヴォニヴァ―ルのことをうたったものです。彼の幽閉されていた部屋と、鎖でつながれていた柱も残されていて見学をすることができます。
この城は、スイスで最も有名な城で、年間35万人近い観光客が訪れます。また、この地はイタリアからグランサンベルナール峠を越えてレマン湖岸を抜け、フランスやドイツに抜けるルート上にあり、山が湖の近くまで迫る地形であるため、通行税を取り立てる役割を果たしていました。
城内の見学は、入口で入場料を支払うと日本語のパンフレットをもらえるので、その各部屋の番号順にまわると効率よくまわれます。また、お城より少し先へ進んだあたりの湖のほとりには、板張りのデッキがあり、そこから振り返ると、湖に突き出したかたちの美しいシヨン城を撮影することができるスポットとなっています。

また、1954年発売のロート製薬の胃腸薬「シロン」は、「Chillon」の英語読みに由来しており、当時の社長がこの城を訪れた際、その美しさに感動して名付けたそうです。そんな話からも、この城がどれだけ美しいかがわかるような気がしますね。決してきらびやかなお城ではないのですが、湖に浮かぶようにも見える茶色い城は、鎖に繋がれた囚人のお話が背景にあるからこそ、さらに美しく感じられるのかもしれません。この城を訪れる前にバイロンの「シヨンの囚人」を読んでいくと、きっとその感動は倍増することでしょう。

4.エビアン丨Evian les Bains(フランス)

スイスとフランスの国境!レマン湖畔の魅力的な町と城4選・エビアン丨Evian les Bains(フランス)
あのミネラルウォーターで有名なスパリゾートの町エビアンは、原水が湧き出ていていつでも24時間無料で飲むことができて、そこらじゅうでペットボトル入りのエビアンが売られています。正式な町の名前は、「エビアン・レ・バン」。エビアンの水の生産と観光業、カジノなどが大きな財源となっています。フランス新幹線TGVでパリやリヨンから、ジュネーブからバス、ローザンヌからは船で行くことができます。

エビアンの水発見にまつわる話

1789年のこと。フランスのレザート公爵がエビアンの町を旅していました。のどがかわいた公爵は、カシャさんの泉の水でのどを潤しました。すると、腎臓と肝臓を患っていた公爵は、みるみる自分の体がよくなっていくのに気づき、この水の素晴らしさを褒めたたえました。それを耳にした医者たちもこの水を病気に使い始め、カシャさんが水を売り始めました。こうしてエビアンウオーターが生まれたというわけです。

カシャの泉丨The Source Cachat griffon

ローマ時代からある聖キャサリンに捧げられたこの泉は最も有名で、年中この泉から水を汲むことができます。ここにある水治療場は、現在はエビアンウォーターの展示ホールとなっています。

温泉丨Thermal

エビアンスパバスは、伝統的な温泉治療法に最新の技術を取り入れ、ストレスを取り除きリラックスしながら健康回復を促進させるというもの。様々なプログラムがあり、医師の処方箋のもと長期療養が目的でやってくる人が多くいます。その他、トルコ式風呂やサウナやジャグジーもありますので、長期滞在の治療目的以外の人も入れますので一度本場の有名なエビアン温泉に入ってみたいところ。
日本の温泉とは異なり、水着をつけて入るので注意。

スイスとフランスの国境!レマン湖畔の魅力的な町と城4選のまとめ

山国スイスの最大の湖レマン湖。そのクロワッサンのような三日月形が面白い形ですが、湖沿いには、行ってみたくなる魅力的な町がいっぱい。どことなく感動的なシヨン城や湖にせり出すように造られている葡萄の畑。太陽の明るい日差しが差し込んでさらに青い輝きを増すレマン湖のほとりは、いつまでも忘れえぬ思い出になることでしょう。
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【担当:nekotabiko】

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