「カリブ海最大の島」キューバのおすすめ観光スポット3選
日本の本州の約2分の1しかないキューバは、カリブ海最大の島で、「カリブ海の真珠」と言われるほど美しいコバルトグリーンの海が魅力。まだまだ手づかずの美しい海や自然、そしてスペイン・コロニアル時代そのままの町の風景やクラシックカーなど、まるで映画のセットさながら。カストロやチェ・ゲバラ率いる革命軍による戦争やアメリカの経済制裁によりどん底の状態でしたが、現在はカナダやヨーロッパ諸国からの観光客で活気を取り戻しています。
「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」はキューバの老ミュージシャン達の集まりですが、彼らとキューバの日常を描いたキューバ音楽ドキュメンタリー映画。1999年に大ヒットしたことにより、それまで知られていなかったキューバの老ミュージシャン達とキューバという国に注目が集まりました。そんな魅力あふれるキューバの人気観光地をご案内したいと思います。
1.ハバナ|Habana
ハバナはキューバの首都で、旧市街は全盛期のスペイン・コロニアル様式が完全に保存されており世界遺産に登録されています。文豪アーネスト・ヘミングウェイがこよなく愛した町で晩年をここで過ごしています。「老人と海」をここで書き上げました。郊外には記念館があり、一般公開されています。
旧市街
旧国会議事堂からオビスポ通りが繁華街になっていて、カフェやバーも集中しています。カテドラル広場やアルマス広場、ビエハ広場に囲まれたエリアにもたくさんありますので、疲れたらひと休み。ハバナ市内は、どこからともなく音楽が聞こえてきてカリブの楽しい雰囲気が伝わってきます。
注意点としては、なるべく人通りの多いところを歩き、夜は街灯が少なく暗いので避けた方がよいと思います。
クラシックカー
50年代のクラシックカーがたくさん走っており、スペイン・コロニアル時代の古びた町並みと非常にマッチしていて趣があります。クラシックカーマニアの方にはたまらない魅力ですね。
チェ・ゲ・バラの壁画
サンフランコ・デ・アシス修道院の東側の建物にあります。写真スポットとして人気があります。
チェ・ゲ・バラとは
アルゼンチン生まれの政治家であり革命家。髭とベレー帽に葉巻が特徴的なスタイルで、その人気は衰えることを知らず、どこへ行っても彼の顔をプリントしたTシャツやその他のグッズが売られています。キューバには今でも「CHE VIVE」=チェは生きている。という看板や落書きが後を絶たないほど。カリスマ性をもったそのルックスも人気の秘密かもしれません。
最も有名なチェ・ゲ・バラの写真をとったのはキューバ人カメラマン「アルベルト・コルダ」。コルダはそのあとに写真の著作権使用料を放棄したため、世界にゲバラ像が広がり、ゲバラの生き方に憧れた若者たちがファッションとして取り上げるようになったそうです。映画もありますので、彼の生き方に興味があったら、映画を観てからキューバを旅するのも感動が増すでしょう。
チャイナタウン
世界中の都市には、どこに行ってもチャイナタウンがありますが、ハバナの旧市街にもあり、入口には大きな看板が出ていてチャイナレストランが立ち並んでいます。ペットショップや小鳥を売っているお店などもあり、看板には中国語も書いてあるのですが、あまり中国人のいないチャイナタウンです。小規模でキューバ人が多いようですが、旧市街を歩いたら覗いてみてください。何か新しい発見があるかもしれません。
葉巻たばこ
葉巻は、「シガー」と呼ばれ、ハバナ葉を使用したキューバ産は世界的に有名。葉巻専門店もあり種類も豊富。保管に湿度管理が必要な「プレミアムシガー」とその必要がない「ドライシガー」とに大別され、同一ブランドであれば「プレミアムシガー」の方が高価。さらに職人が1本1本手巻きをする「ハンドメイドシガー」はより高価です。
2.トリニダ|Trinidad
トリニダは、キューバ中央部に位置し、砂糖取引で栄えた時代の繁栄を偲ばせる町はユネスコの世界遺産に登録されており、非常に保存状態がよくかつての町並みが残されております。500年の歴史をもつこの町は、町自体が博物館と言われるようにスペイン植民地時代のコロニアル風の建造物が建ち並び、まるでタイムスリップをしたよう。現在は、タバコの加工が主な産業ですが、小さい町ながら美しく残された旧市街がキューバ屈指の観光収入源となっています。繊細な装飾をほどこした格子窓のあるパステルカラーの家並みや、壮大な宮殿や広場などがあり、メインストリートの両脇にはレストランやお店が建ち並び、活気があります。ぶらぶらとウインドーショッピングも楽しいところ。
マヨール広場|Plaza Mayor
「大きい広場」という意味でトリニダ旧市街の中心にあり、かつての農園主邸宅をはじめ富裕層の旧邸宅が立ち並んでいます。
砂糖王「カンテロ邸」|Casa Cantero
現在の市立歴史博物館。かつての富裕な農園主たちが建てた華やかな邸宅が並ぶシモン・ボリバル通りにあります。
大農場主「オルティス邸」|Casa Ortiz
ホセ・マルティ広場に面した考古学博物館。
大農場主「ブルネート邸」|Casa Brunet
ホセ・マルティ広場に面したロマン主義博物館。また、ホセ・マルティ広場には、19世紀末に起こったキューバ革命の指導者で、キューバ建国の父「ホセ・マルティ」の銅像が建っています。
カンカンチャラ
トリニダ名物のドリンクで、ラム酒にハチミツとレモンジュースを入れたもの。焼き物の器に入っていて、細い棒でかき混ぜながら飲みます。歩き疲れたらひと休みをして「カンカンチャラ」で喉を潤してはいかがですか。
世界遺産「砂糖の谷」
ロス・インへニオス渓谷は「砂糖の谷」と呼ばれ、かつての砂糖工場群が残されており、数世紀に渡って、キューバ経済においてどれだけ砂糖が重要だったかを偲ばせる風景です。
アンコン海岸|Ancon
白い砂浜の海岸で、美しいカリブらしい風景が広がっています。四つ星の高級ホテルが多くありキューバ革命以後、初期の頃のリゾート開発地。
3.バラデロ|Varadero
バラデロといえば、キューバ最大のリゾート地。美しい砂浜とマリンブルーのカリブ海の風景は最高の眺め。
オールインクルーシブ・ホテルプラン
海岸沿いにホテルがたくさん並んでおり、どのホテルも「オールインクルーシブ」というプラン。宿泊費に、食事、ドリンク、施設使用料の全てが含まれているので、どこでも部屋番号とサインだけで使うことができるのでとても便利。ただし、チップは含まれておりませんので忘れずにね。チップという習慣がない日本から海外へ行くと、煩わしいと思うかもしれませんが、彼らの生活の糧となっている大切な収入源であることを忘れないでほしいと思います。少額で気持ちの良いサービスをしてもらえるのですから、安いもの。数日といわず1週間くらいは滞在したいほど、のんびり優雅に楽しめます。
ビーチ
どのホテルからも直接ビーチへ行けるようになっていて、水着の上にガウンを羽織って直接お部屋から出ても大丈夫です。早朝のカリブの海は、人が少なくてとても気持ちがいいのでお勧めですよ。安全が確保されているので、安心してホテルライフを楽しめます。ハネムーンの方にも最適なリゾート地ですね。カリブの美しい海とヤシの木や白い砂浜は憧れの地。一度はそんな贅沢を味わってみたいものです。
ゴルフ場
ホテルに隣接してゴルフ場を持つホテルも多く、マリンスポーツ以外にも楽しめるのも魅力。レンタルクラブもカートもありますが、シューズだけは用意した方がよいでしょう。普通のスニーカーでも問題ありません。必ず予約をしてください。
日本とは違い、昼食をはさんでのプレイではなく、一気に18ホールをまわるスタイル。リゾート地なので、さほど服装には厳しくありませんのでTシャツ、短パンでも大丈夫です。
カリブ海に向かってのプレイは、日頃の疲れも吹っ飛ぶ気持ちよさ!ぜひゴルフもお勧めいたします。忘れられない思い出になりますよ。
「カリブ海最大の島」キューバのおすすめ観光スポット3選のまとめ
なかなか簡単には行けないイメージのあるキューバですが、最近は旅行会社のツアーもあり、以前よりは身近になりました。世界遺産の町や自然があり、カリブの美しい海を堪能できるのも魅力です。決して豊かな国ではないですが、どこからともなく聞こえてくる音楽や、そこに暮らす人々の笑顔に幸せを感じる心豊かな国、それがキューバ。ぜひ一度いらしてください。
【担当:コロンナ由美】
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