アルベロベッロ（伊/Alberobello）は、イタリアの南部にあるコムーネ（一番小さな共同体）で、1000軒程ある「トゥルッリ」と呼ばれる伝統的な家屋群が世界遺産となっています。白壁に円錐形の石を載せた屋根の家はまるでおとぎ話に出て来る小人の家のようです。16世紀から17世紀にかけて、この地を開拓した農民達が造ったものだそうですが、現在でも住居やお店として使われているというから素晴らしいですね。
この独特の屋根については色々な説があるのですが、昔、税金を課せられそうになると屋根を壊してこれは家ではないと主張するために、壊しやすい家を造ったという説も。庶民の知恵というのでしょうか。

このアルベロベッロ、世界遺産でも有名な日本の白川郷と姉妹都市の協定を結んでいます。とんがり屋根でおとぎ話に出てきそうな家という共通点がありますね。毎年アルベロベッロでは夏とクリスマスの時期にイルミネーションも楽しめ、夢の世界のような光景が広がります。
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【担当：sari】

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