世界中から観光客が押し寄せるイタリアの首都ローマ。かつて西洋文化の中心地として栄え、古代ローマの彫刻や壁画なども多く残ることから、アートファンもよく足を運ぶ都市でありますが、近年、そんなローマがストリートアートの街として注目を集めています。

ストリートアートに対しては賛否両論あると思いますが、欧米では市民権を得ている例が比較的多くあります。その代表とも言えるのがローマで、観光資源のひとつとして市を挙げてストリートアートに寛容な姿勢を示しており、市が依頼して郊外の公営住宅などに描いてもらうケースもあるほど。また、個人の商店などでは、落書きさせないために、あえて芸術性の高い現代アートをシャッターなどに描いてもらうこともあるのだとか。
後にここから世界へと羽ばたいていったアーティストも多いそうなので、もしかしたら次代のキース・へリングやバスキアに出会えるかもしれませんね。

定番のローマ観光にアクセントを加えたい人は、現地の人たちの暮らしを感じつつ、感性を揺さぶるストリートアートの世界に触れてみてはいかがでしょうか？
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【担当：TAKU】

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