現地日本人がオススメ!カナダを満喫できる穴場シーズン4選
春の花、夏の青々とした草原、もえるような色彩の紅葉、そして息が凍りつく白銀の世界。カナダは地域によって全く気候が違うので、季節によって色々な楽しみ方があります。西海岸は比較的暖かくて過ごしやすく、特にバンクーバーの夏は最高でもだいたい22度、日中18度ぐらいです。東海岸沿いは夏はからっとしていますが、冬の期間長い地域が多いです。ケベックでは11月~4月の初めまで雪が降っています。夏は15度ぐらいですが、冬はなんとマイナス40度になる地域もあります。
ハイシーズンはだいたい春と夏なので、冬はチケットが安くなる大チャンスのオフシーズンです。冬にもたくさん見所のあるカナダ、今回は現地日本人が勧めるカナダの穴場シーズンと注目スポットを紹介します。
1.春(5~6月)のバンクーバー
日本から約9時間という距離のバンクーバー。気候や治安も良く、世界で住みやすい都市ランキングで毎回上位に選ばれるほどの人気観光スポットです。
桜まつり
日本人だけではなく、カナダ人にも大人気の桜祭り。日本の風物詩がカナダの大自然の風景の中で味わえます。桜の木の数はなんと4万本以上!元々は戦後に生き残ったカナダ在住の日本人から贈られたものだそうです。最も人気のある桜景色が鑑賞できる場所の1つは「デューセン植物園」。なんと22ヘクタールにもなる広さ。広大な自然の中で世界の花々を見ることができる公園として有名であり、ユニークな植物も桜と一緒に楽しめます。
そしてもう一つの見所は、クイーンエリザベス公園。小高い丘の上にあるので、バンクーバーを一望できます。こんなに素敵な公園なのに、何と入場料はタダ。たくさんの現地の人たちが、桜の下でピクニックをしたり、日焼けを楽しんだり、犬を連れて遊んだりと、春の訪れを楽しみます。日本とはまた違った風景ですので是非お越しになって、日本のお花見との違いを体感してください。
2.夏(6〜7月)のモントリオール
長い長い冬を越え、東海岸に位置するモントリオールの夏はたくさんの人々で活気づいています。多くの有名人も訪れるというこの町、いったいどんなアクティビティーがあるのでしょうか。
Jazz festival
過去にあのスティービー・ワンダーさんも出演した、モントリオール国際JAZZフェスティバルは、なんと世界最大。670本ものコンサートが行われ、そのおよそ半分が無料で行われています。アーティストの数はなんと3000組。ダウンタウンの中心部がこのフェスティバルのために10日間も閉鎖され、野外ライブは昼の12時から夜中まで、あちこちで開かれています。会場の大きさは、小さいステージから大きいステージまで様々。中でも、屋上にできたビアーホールからはお酒をのみながらライブが楽しめます。世界中の国々から毎年10万人から20万人もの観光客がこのJazzフェスティバルにくるそうです。グラスを片手に、色々な音楽を聴いて楽しむのも最高ですね。
Beer festival
お酒といえば、ビールが大好きなカナディアン。モントリオールで行われるビールフェスティバルは観光客だけでなく現地の人からも大人気です。チケットを買い、中に入るとたくさんのブースが並んでいます。地ビールはもちろん、輸入品や、まだ販売されていないものまで、種類は様々です。515種類のビール、サイダー(カクテルのようなもの)があります。最近ではゆず風味のビールや、アプリコットビール、というのもさっぱりしていて人気です。ほとんどのビールはさほど値段もそんなに高くなく、だいたい$2で小さいグラス1杯ぐらいのテイスティングができます。
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3.冬(1月~2月)のトロント
ここ最近人気が急上昇、毎年のように住みたい都市ランキングに入るトロント。都会と自然が融合するこの町は、北米で4番目の大都市です。
ナイアガラの滝
カナダの冬は寒くて凍りつきそうなイメージですが、シーズンオフでもおすすめスポットはたくさんあります。「ナイアガラの滝」と聞くと、夏をイメージされるかもしれませんが、お勧めなのは冬なのです。周辺は観光客もめっきり減り、ほとんど現地の人しかいないです。
冬の寒さの中、凍る事なく激しく流れるその滝の表面に、氷が滑り落ちます。その風景はまさに絶好のシャッターチャンス。あたりは流れる滝の飛沫で白い水煙に覆われ、幻想的です。残念ながら船には乗れませんが、人ごみに邪魔される事なく自分たちだけで最高の写真を撮る事ができるでしょう。尚、歩いて数分の所にカジノもあり、普段は観光客でごった返しているそのビルの中も、冬は空いています。いつもは入れないようなレストランも予約なしで入れるでしょう。素敵なレストランにプライベートな空間、そして絶景を楽しむ、なんだかVIPになった気分です。
4.冬(2〜3月)のケベック
メープルシロップは80%がカナダで作られているそうです。その中でもケベックは世界最大の生産量を誇ります。シロップの収穫期間中のアクティビティーはとても伝統的なもので、現地の人はファミリー行事として毎年訪れています。
sugar shack(cabanes a sucres)
sugar houseともいわれ、その名の通りメープルシロップを保管する場所を意味します。冬に楓の木から出た樹液を採取し、濃縮したものがメープルシロップになります。この行事では、メープルの樹液を体験で採取するだけでなく、雪の上にシロップをかけて棒に巻きつけて食べる「メープルタフィー」も人気です。そして採れたてのシロップを使った食事ができるのもここの名物。ハムやソーセージ、パンケーキなどに、新鮮なメープルシロップをたっぷりかけて食べるのが主流です。人気のお店は大行列ができるほど。伝統的で貴重なメープルシロップを是非その場で試してみたいですね。
Québec Winter Carnival
そしてもう一つお勧めできるケベック冬の人気スポットは、雪祭りです。1月から2月にかけて行われ、犬ぞりレースやパレードなど、様々な催し物であふれています。マイナス30度と極寒の中ですが、たくさんの人々で賑わっているので自然と寒さを忘れてしまいそうです。氷で作られた城の中に入ると、ベッド、キッチンやバーなどがあり、氷のベッドで寝てみたり、アイスのカウンターにて、アイスグラスでお酒をたしなむこともできます。大人から子供まで楽しめるこのアクティビティーは見逃せません。
現地日本人がオススメ!カナダを満喫できる穴場シーズン4選のまとめ
四季折々のイベントが楽しめるカナダ、みなさんも是非訪れてみてください。
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【担当:merci13】
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