在住日本人がアドバイス!バンコク市内の移動に欠かせない交通手段10選
「天使の都」という意味の名を持つタイの首都バンコク。街の中心にはチャオプラヤ川がゆったりと流れ、古くは人々は運河の中を船に乗って移動してきました。現在では道路が張り巡らされて交通の主役は車に様変わり。おかげで朝夕は大渋滞が発生し名物になっています。そんなバンコクでの移動に欠かせない交通手段を在住2年目の筆者がまとめてみました。旅行者も、これからバンコクに住む方も必見です!
- 1.BTS(スカイトレイン)
- 2.MRT(地下鉄)
- 3.エアポートレイルリンク
- 4.タクシー
- 5.トゥクトゥク
- 6.チャオプラヤ・エクスプレスボート
- 7.バス
- 8.モーターサイ(バイクタクシー)
- 9.シーロー
- 10.センセーブ運河ボート
- バンコク市内の移動に欠かせない交通手段10選のまとめ
バンコクで誰もが利用する便利な乗り物
1.BTS(スカイトレイン)
バンコクに来たら誰もが必ず利用するのがBTS(スカイトレイン)です。デパートが立ち並ぶ繁華街を中心に2路線が走っており、ショッピング目的であればBTSだけ使って移動しても事足ります。2分半~8分間隔の運行であまり待つ必要はないですし、乗り方も券売機で切符を買って自動改札に通すだけと日本の電車とそう変わりはありません。駅や車両もキレイで渋滞も回避できる、バンコクで一番ストレスフリーな乗り物ではないでしょうか。
2.MRT(地下鉄)
BTSと似たような乗り物ですがこちらは地下鉄です。BTSとの違いは切符でしょうか。BTSの切符がテレフォンカードのようなカード形式であるのに対して、MRTは黒いプラスチックのコイン状です。これをセンサーにかざして入場し、出場時に投入口に入れるとゲートが開きます。慣れない形状のため落としてしまうこともあるのでしっかり持ちましょう。
ちなみにBTSとMRTの車内及び駅構内では飲食禁止となっていますので、マナーを守って利用しましょう。さらに、タイでは障害のある方、高齢者、妊婦さんに加え、お坊さんや子供にも席を譲る習慣があります。小学校高学年とおぼしき子供にも席を譲っているのを見ると日本人としては少しびっくりしますが、これがタイの文化。子供にとっても優しい国なんです。
3.エアポートレイルリンク
スワンナプーム国際空港とバンコク市内を結ぶ電車です。パヤタイ駅でBTSと、マッカサン駅でMRTと接続しています。主に旅行者が利用しているかと思いきや、意外にもバンコク市民が通勤の足として利用していたりします。実際のところ、旅行者が空港から市内へ向かう交通手段としてエアポートレイルリンクはあまりおすすめできません。ホテルまでは最終的にBTSに乗り換えて向かうことが多いかと思いますが、エレベーターが設置されている駅は少数で、下りのエスカレーターも無いのが一般的。さらに駅を出てからも歩道がデコボコしているためスーツケースを抱えての移動はなかなか大変です。空港からタクシーに乗ってホテルの玄関まで運んでもらった方が効率的かと思います。
4.タクシー
王宮周辺の寺院や旧市街に観光に出かけるなら、タクシーを使うことになるかもしれませんね。バンコクのタクシーの多くはメーター制をとっていて、初乗りが35バーツ(1バーツ=3.7円 2015年4月現在)と日本よりずっと安いのが魅力です。難点は、タクシーの運転手さんは英語を使えない人が多いことと、ぼったくりにあってしまう可能性もあること。目的地をタイ語で書いたメモを用意する、乗車したらメーターを利用していることを確認するなどの対策が必要です。平日の朝夕はバンコク名物の渋滞が発生するので利用を避けたほうが無難かも。
旅行でバンコクに来たら絶対に乗ってみたい乗り物
5.トゥクトゥク
バンコクと聞いて最初に思い浮かべる乗り物といえばトゥクトゥクではないでしょうか?しかし実際に住んでみると意外にも利用頻度は低い乗り物です。トゥクトゥクの料金は事前交渉制でタクシーよりも高めなので、在住者は主にタクシーを利用しています。でもせっかくバンコクに来たなら一度は乗ってみたいですよね。タイ人はとても親切でサービス精神旺盛な人が多いので、運転手さんに頼めば乗車後に写真撮影に応じてくれるかも。
6.チャオプラヤ・エクスプレスボート
旅行者に特におすすめしたい、チャオプラヤ川を走る船です。BTSのサパーンタクシン駅近くの船乗り場から出航しているので、タクシーを使わずに寺院などの観光地がある王宮周辺エリアへ行くことができますよ。チャオプラヤー川に揺られながら、ワット・アルンやワット・プラケオなどの美しい寺院を眺められて情緒たっぷりです。渋滞も避けられて一石二鳥!
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ローカル度抜群!これぞバンコク市民の足
7.バス
バンコクで庶民が最も多く利用している交通手段です。様々な路線バスがバンコク市内を縦横無尽に走っています。運転手さんによっては運転が荒く、停留所でも完全には停まらず、ゆっくりと動いている状態で乗り降りすることもあり、まるで遊園地のアトラクション。利用難易度は高めです。トライしてみたい方は日系書店に日本語で書かれたバス路線図もありますのでお求めになってみては?バスに乗れるようになると行動範囲が大きく広がりますよ。
8.モーターサイ(バイクタクシー)
バンコクの道はタノンと呼ばれる大通りと、そこから伸びるソイと呼ばれる小道で構成されています。ソイの奥まで行きたいときに大活躍するのが二人乗りで乗るバイクタクシー、いわゆるモーターサイです。オレンジベストの集団がモーターサイ乗り場の目印。渋滞の中をすり抜けていく爽快感はモーターサイならでは!しかし、基本的にノーヘルで転倒事故も少なくないので、相応のリスクを覚悟する必要があります。ちなみにタイ人女子はまたがって乗るのは恥ずかしいからか、横座りで乗る人が大多数。中には横座りしながらスマートフォンを操作するつわものまで。私はというと、怖がりなので必要がある時だけ「しっかりまたがって」乗ります。
9.シーロー
在住日本人マダム御用達の乗り物です。軽トラの荷台を人が座れるように改造したもので、日本人が多く住んでいるスクンビット地区の中心部、BTSプロンポン駅近くで良く見かけます。運転手は日本人が行くお店を良く知っているので、スクンビット地区のソイの奥の店に行きたい時には便利です。
10.センセーブ運河ボート
ローカル度満点の乗り物です。お世辞にも綺麗とはいえない運河を走るボートで、渋滞を避けたい地元の人たちが利用しています。これを乗りこなせたらタイ人になれるかも!?
バンコク市内の移動に欠かせない交通手段10選のまとめ
いかがでしたか?日本とそう変わらないBTSなどの電車系の乗り物からローカル感たっぷりの船まで、バンコクにはたくさんの交通手段があります。場面に応じて乗りこなしてバンコクを自由自在に移動しましょう。
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【担当:Saku】
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