総再生回数

685,342,267

動画登録数

583

海外不動産、海外生活、海外旅行のキュレーション型動画メディアサイト。海外在住者のおすすめ情報、ノウハウ記事も多数掲載。

【決定版】広いポーランドを効率良く長距離移動するため知っておきたい知識4選

【決定版】広いポーランドを効率良く長距離移動するため知っておきたい知識4選
48ヶ国あるヨーロッパの国々の内9番目に大きい面積を誇るポーランド。中央には首都ワルシャワ、南には古都クラクフ、北には美しい港町グダニスク、西にはヴロツワフやポズナンといった主要都市が点在しています。そして、これら幾つかの都市を限られた日数だけで移動するのは容易いことではありません。観光客のほぼ7割が同時に訪れたいと答えている定番のワルシャワ、クラクフ、グダニスクの3都市だけでもその距離を足すと合計約1250キロです。そこに更にもう1つ都市を加えるとなると、一週間の旅行では無理があるでしょう。そこで今回の記事では、これまでポーランド中を色々な方法で移動してきた筆者が、うまく交通機関を乗りこなして効率的にポーランドを周るコツをお伝えします。

1.長距離の定番は列車

【決定版】広いポーランドを効率良く長距離移動するため知っておきたい知識4選・長距離の定番は列車
やはり最も一般的な国内での長距離移動方法は列車です。その長距離列車を代表するのが、ペカペ インターシティ/PKP Intercity。略称はIC。またペカペはポーランド国鉄のことを指し、駅自体をペカペという人も多いです。ICは乗り換え時間も比較的短く済み、最近では新しい車両も多く整備されているので快適な旅が楽しめます。ICの列車には以下3つの種類があります

EIP (Express Intercity Premium)

EIPはICの中で最も速いスピードを誇る全席指定制の列車。首都ワルシャワを中心としてヴロツワフ、クラクフ、カトヴィツェ、グダニスク、グデニャなど主な主要都市を最大時速200キロで移動できるのが特徴です。この時速200キロというのは、JR西日本でいう新快速やサンダーバードなどの特急電車より速く、最終的には最大時速230キロを目標として年々速くなっています。2015年現在、EIPでのワルシャワからクラクフまでの移動時間は2時間半、これはバスより2倍速いスピードです。またWiFiは現在ではまだ完備されていませんが、間もなく全車両でのサービスを開始予定としています。

EIC (Express Intercity)

上記で紹介したEIPより移動時間は少し長くなるものの、手頃な料金で速く移動できるのが魅力的なEIC。こちらもEIPと同様、全席指定制です。EIPより停車駅が増える為に結果として移動時間は長くなってしまいますが、速度そのものはEIPと大差はありません。列車は全て新しく綺麗、Wi-Fi接続可能な車両も増えており、Wi-Fi完備の車両では映画の鑑賞が出来たりと長距離でも退屈せずに過ごせるのが好評です。

TLK (Twoje Linie Kolejowe)

料金も停車駅もEICと同じなのですが、大きな違いは車両。EICの車両が全て新しいのに対してTLKのものは古く、主に時刻表の関係でTLKを使うざるをえない場合に利用します。古いといっても我慢が出来ない程ではありませんが、やはりEICの方が断然快適でしょう。またEICと違って、WiFiも全ての列車に完備されているわけではありません。

ICチケットの購入方法

購入場所は主に駅の窓口となりますが、旅程が既に決まっている方はICのウェブサイトから事前購入することをお勧めします。ウェブサイトから購入するメリットとして、乗車の2週間前に購入すると最大30%の割引、またワルシャワからクラクフまでのチケットが通常料金の3倍も安くなるビッグセールなどがあります。

その他の列車

【決定版】広いポーランドを効率良く長距離移動するため知っておきたい知識4選・その他の列車
長距離を速く移動する際に使われるのは主に上記3つのIC列車ですが、安ければ時間はかかってもいいという人向けにプシェボゼ レギオナルネ/Przewozy Regionalneという会社が運行する列車、インター レギオ/IRもあります。ただしIRの車両は見るからにとても古く、シートも硬くて冷たい、走っている時の音がうるさくて会話も出来ない、冬は暖房が効いていないので寒かったりと快適性は全くありません。しかし、その見返りが料金の安さ。IRは通常料金も安いのですが、ウェブサイトでのセール時には沢山の破格チケットを見つけることができます。ちなみに私のポーランド人の友達は先日、1ズロチ(約35円)でクラクフからワルシャワまで移動していました。
またあらゆる場所への長距離移動に特化した列車ではないですが、それぞれの県にあるローカル会社によって運営される、地元を起点とした中距離列車も沢山あります。例えば写真のものはグダニスクのローカル電車でグダニスクからワルシャワまでの距離を移動することが出来ます。このように特に急いでいない方は地域独特の外装、内装をした列車に乗車してみるのも面白いかもしれまん。

2.列車の乗り放題チケット

特定の日数で何回も列車を使う場合、また長距離移動が多く料金がかさみそうな場合は思い切って乗り放題チケットを購入してみるのがいいかもしれません。料金を気にせず快適な列車の旅を楽しみましょう。

ICの週末乗り放題パス

こちらは1の項目で紹介したペカペ インターシティが扱うものです。金曜日の19時から月曜日の6時までの間、EIPからTLKの全てのIC列車が乗り放題になるチケット。ただし、EIPを利用する場合は別料金が加わります。私が利用した時は10ズロチを別料金として支払いましたが、この料金はウェブサイトに一切書かれていないので問い合わせるか現地で直接確認をしないといけません。そして気になるチケットの値段ですが、2015年5月現在、ファーストクラスは247ズロチ(約8645円)、セカンドクラスは154ズロチ(約5390円)と非常にお手頃。購入方法は駅の窓口のみとなります。またEIPとEICは全席指定制なのでパスを持っていても乗車前に、窓口で席を指定してもらう必要があります。

ユーレイルの鉄道パス

こちらは1ヶ月以内に3、4、6または8日間、指定された鉄道会社を乗り放題で利用出来るチケット。このチケットで乗れる列車はICの全ての列車、プシェボゼ レギオナルネ/Przewozy Regionalneが運行する全ての列車、コレイエ マゾヴィエツキェ/Koleje Mazowieckie という首都ワルシャワのあるマゾフシェ県のローカル電車の3つとなります。しかし、ユーレイルはユーロでの支払いというのもあってチケット料金が高く、またポーランドの鉄道料金はICの週末乗り放題チケットを考慮しても安いので、どちらがお得になるかはよく検討しましょう。ユーレイルは日本語のウェブサイトがあるので、詳細はそちらをご覧ください。

⇒ポーランドのホテル情報をagodaでチェック(宿泊料金・レビュー・空室検索)

3.お金を節約したいならバス

時間はかかってもいいからなるべく安く移動したい方にオススメなのがバス。日本でも長距離移動で一番安い方法といえば夜行バスが思いつきますが、ヨーロッパでは長距離でもむしろ明るい時間帯に移動する人が多いので1日の運行本数はとても多くて意外と便利。ポーランドにも長距離バス会社は沢山ありますが、その中でも代表的なものを2つ紹介します。

ポルスキバス/Polski bus

【決定版】広いポーランドを効率良く長距離移動するため知っておきたい知識4選・ポルスキバス/Polski bus
最も安く信頼がある人気のバス会社。長距離バスといえば、ポーランド人も口を揃えてポルスキバスと言います。車内では無料Wi-Fiとコンセントが使えるので、長い移動も退屈しません。またある程度の長距離移動となるとスナックサービスもあるようです。料金は乗車時間や日によって常に変動していますが、セール中は長距離でもわずか1ズロチからチケットが買えてしまう路線があります。また移動時間は例えばワルシャワからクラクフまで約4時間半程。預けられる荷物は20キロまでで、この他に手荷物を車内に持ち込むが出来ます。預け荷物の重さを計られることは基本的にありませんが、明らかに20キロを超えていてスペースに詰め込むのも難しい場合は運転手の判断によっては荷物を運んでもらえないことがあるので注意しましょう。
ポルスキバス:http://m.polskibus.com/en

ルクス エクスプレス/Lux Express

ポルスキバスより料金が少し高くなりますが、その分快適なのがルクス エクスプレス。広いレッグルームとWi-Fi、コンセント、各座席にはエンターテインメントサービスが楽しめるモニター、そして無料のホットドリンクサービスがあります。ヨーロッパ人は足が長い為にレッグルームの広さはかなりの高ポイントだそうで、一度ルクスエクスプレスを使ってしまうとポルスキバスには戻れないと言う人もいます。もちろん日本人にとっても広いレッグルームは有難いですし、ポーランドのエンターテインメントを覗いてみる良い機会なので、ぜひ利用してみたいですね。移動都市はポルスキバスより少なくなりますが、今後はどんどん拡大予定です。
ルクス エクスプレス:http://www.luxexpress.eu/en

4.飛行機も意外と安い

空港へ行くことや飛行機自体に苦がないのであれば、国内での飛行機移動もオススメです。空港での手続きは面倒に思えますが、ポーランドを含むシェンゲン内での移動であれば、日本で国内線を利用するのと同じ感覚なのでそれ程ややこしくはありません。飛行機を使うデメリットを挙げるとすると、空港から市内までの移動でしょう。中にはカトヴィツェ空港など市内から30キロも離れている空港があるので、まずは市内からの距離をチェックしておくのがポイントです。特に飛行機や空港が好きな方には良いかもしれませんね。

ポーランド航空

【決定版】広いポーランドを効率良く長距離移動するため知っておきたい知識4選・ポーランド航空
ポーランド航空、通称ロット/LOTはポーランドを代表する航空会社で、日本でいうJALやANAのようなもの。格安航空会社ではないので、安心して利用できます。国内路線に関してはワルシャワ空港をハブ空港として他7つの空港に就航。そして国内であれば最安で片道60ズロチ(2,100円)から航空券が購入できることもあるので、搭乗の数週間前からチェックしてみるとお買い得な航空券が見つかるかもしれません。コツとしては、あまり早く予約しすぎないこと。数週間前になって安い航空券が見つかることが多いです。
ポーランド航空 :http://www.lot.com

ライアンエアー/Ryanair

【決定版】広いポーランドを効率良く長距離移動するため知っておきたい知識4選・ライアンエアー/Ryanair
ヨーロッパ各国の路線をつなぐ格安航空会社の1つ、ライアンエアー。ワルシャワからはグダニスクとヴロツワフ、グダニスクからはクラクフとヴロツワフ間などその他多くの国内路線に就航しています。航空券は最安で片道19ズロチ(約665円)から購入でき、その安さもあって最近ではポーランド人も一つの長距離移動手段として頻繁に使うようになりました。しかし格安航空会社ということもあり、預け荷物や座席指定などは別料金、万が一の大幅遅延やキャンセルなどのリスクはきちんと考慮する必要があります。ちなみに私自身はライアンエアーをこれまで3回利用しましたが、特に問題はありませんでした。キャンセルのリスクが最もあるのは乗客の少ない冬、特に1月〜3月のオフシーズン。ライアンエアーではありませんが、過去に私が他のヨーロッパ系格安航空会社を利用した際、元々予約していた路線間がいきなり減便となった為に自動的に全く違う目的地へ振り替えになっていたことがあります。減便の理由は、閑散期だからということでした。実はヨーロッパ系の格安航空会社では、あまりにも乗客が少ない場合は予約している人が数十人いたとしても平気でキャンセルしてしまうこと。日本では苦情で済まないようなことが海外では仕方ないで済ませられることもあるので、ドキドキしてしまいますね。いくら安くてもオフシーズンでの利用は避けた方がいいかもしれません。
ライアンエアー:http://www.ryanair.com

【決定版】広いポーランドを効率良く長距離移動するため知っておきたい知識4選のまとめ

【決定版】広いポーランドを効率良く長距離移動するため知っておきたい知識4選・まとめ
ポーランドを旅行するとなって調べ出したら、ここもあそこも!と沢山行きたい場所が出てくることでしょう。それ程、各都市で違う特色や歴史、街並みを持ったポーランド。私はあるコミュニティーグループに所属しており、ポーランドへ旅行する日本人達からどのように移動すればいいのかという相談を受けることがあるのですが、やはり殆どの方は時間の都合で最低でもどこか1つの都市を諦めている状態。もちろん今回の記事のような長距離移動ノウハウを知っていると短い旅行期間でも多くの場所を訪れることができます。しかし移動してばかりの旅だと疲れるばかりではなく観光時間も短くなったりとデメリットもあるので、私も率直に移動方法だけを伝えるということはしません。ポーランドの最低限の主要な場所をじっくり周っていきたいという方は少なくとも3週間は必要でしょう。そしてポーランドで長距離移動する際はぜひ、今回の記事を参考にしていただければ嬉しいです。
⇒ポーランドのホテル情報をagodaでチェック(宿泊料金・レビュー・空室検索)

【担当:カスプシュイック綾香】

海外旅行で役立つ!厳選サービス

[1] 自分のスマホを海外で使いたいならグローバルWiFi。 キャリアの海外パケ放題より断然オトクです。
[2] テレビCMでお馴染みのDMM.com証券でFX取引を楽しみながら外国為替の変動に強くなりましょう。

この記事が参考になったら、下記ボタンから是非シェアを。