ミュンヘン旅行!お得な「バイエルンチケット」の使い方&お勧めスポット6選
ドイツ、ミュンヘンは地理的にも色々なところに行きやすい場所に位置しています。しかし言葉や慣れないシステムに、電車のチケットや行き方など個人で行くことに不安を感じる人もいるでしょう。
今回は、このミュンヘンを州都とするバイエルンで使える“バイエルンチケット”を詳しく解説するとともに、是非足を伸ばして訪れて欲しい観光地をお教えしたいと思います。
- 1.有効期限と料金
- 2.使い方と種類について
- 3.使える電車と範囲について
- 4.【お勧めスポット1】ノイシュバンシュタイン城
- 5.【お勧めスポット2】ザルツブルク
- 6.【お勧めスポット3】ツークシュピッツェ
- ミュンヘン旅行!お得な「バイエルンチケット」の使い方&お勧めスポット6選のまとめ
1.有効期限と料金
バイエルン全域で使える1日乗車券です。有効期限は9:00~夜中3:00までとなっているため、泊まる場合は帰り道には使えません。値段は1人当たり23ユーロですが、旅行人数が増えればお得になるシステムで、1人増えるごとにたった5ユーロ追加するだけで同じチケットを共有して使うことが出来るので一人あたりの電車賃が更に安くなります。ただし、最大5人までのグループでしか使えないので6人になる場合は2枚買う必要があります。
(例)2人で 28ユーロ → 一人あたり14ユーロ
3人で32ユーロ → 一人あたり10.6ユーロ
窓口で購入する場合は、手数料として2ユーロ追加料金が取られてしまいます。インターネットで事前に買えるほか、券売機で英語も選べるので自力で取れるでしょう。
2.使い方と種類について
券売機で買う場合、何も操作しなければ当日の有効期限になります。もちろん事前に買っておくことも出来ますがその場合は使いたい日付を指定して購入することになります。券にはその日の日付が印刷されているので記入する必要はありませんが、使う人の名前と同行者の名前は書かなければなりません。身分証明などの提示はしなくてもいいのですが、心配であれば携帯しておいてもいいかと思います。
週末は時間に関係なくその日中はいつでも使うこともできるので朝早く出かけることも可能です。また夜専用のバイエルンチケットもあり、18時~次の日の朝6時(週末は7時)までは人数が増えるときの追加料金が2ユーロのみで購入できるので更に安く移動が出来ます。
2等車と1等車によっても料金が違い、もちろん1等車のほうが1人の場合34.50ユーロと高くなります。席は自由席ですが、車両に書かれている1か2の数字には気をつけ乗ってください。
3.使える電車と範囲について
基本的には市内移動のバスや路面電車・地下鉄など全てが乗り降り自由になります。長距離の場合は、ICEやECといわれる停車駅の少ない速い電車には乗ることが出来ません。このバイエルンチケットが使える電車はもちろん時間は多少かかってしまいますが、さほど差もないので気になることはないと思います。
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4.【お勧めスポット1】ノイシュバンシュタイン城
言わずとしれた、ドイツの観光地として有名なこのお城。なんでもディズニーのシンデレラ城のモチーフとなっていることから多くの観光客の人が訪れます。近郊の街としてはFüssenと呼ばれるところに位置しますが、実はここにもわずか2時間で日帰りで行くことができるのです。普通の電車の券を買えば、往復で一人あたり50ユーロを超えるので、いかにこのバイエルンチケットがお得か分かってもらえるかと思います。ミュンヘンの中央駅からは1時間に1本出ているので、個人で行くのにもなんら問題はないでしょう。
Füssenの駅からお城まではバスに乗る必要がありますが、このバスにもバイエルンチケットでカバーできるのでわざわざ追加購入しなくても大丈夫です。お城のふもとから実際の入り口までは徒歩でももちろん山道を登っていくことも出来ますが、馬車代などは含まれていないため、利用する場合は別途買わなければいけません。また、お城の内部は自由に見学することが出来ず、完全予約チケットのガイド付きツアーになります。シーズンによっては列が出来ているときもありますし、待つのが面倒であればインターネットでも事前に買えるので利用しない手はないでしょう。
5.【お勧めスポット2】ザルツブルク
実はお隣の国オーストリアで、バイエルンの地域ではありませんがここにもバイエルンチケットでお得に行くことが出来ます。サウンドミュージックの舞台となった場所でもあり、またドイツ以外の国もせっかく見れるいい機会なので是非行ってみてください。
電車も1時間に1本間隔、3hもかからずに行くことが出来るので日帰りでも全く問題なく行って帰ってくることも出来ます。車窓から景色を眺めながらゆっくりと旅をすることもまた一つの贅沢な時間になるでしょう。オーストリアもドイツ語圏のため、町並みや文化はさほど変わらないかと思うかもしれませんが、ザッハートルテなどのお菓子や料理などやはり違う国にはなるので1日気分転換に行くのもいいかと思います。
6.【お勧めスポット3】ツークシュピッツェ
ドイツで一番高い山といわれているオーストリアとの境にある山になります。その標高は2900メートルと、日本の富士山と比べてもその高さに圧倒されるでしょう。この山の最寄り駅はガルミッシュパルテンキルヒェンというところで、1時間半ほどで行くことが出来ます。
夏でも比較的涼しいことや、また冬場はスキーの場所としても有名なため年中多くのドイツ人や観光客で賑わっています。山の上まであがる登山鉄道はこのバイエルンチケットが使えませんが、提示することで割り引きも受けられるので窓口で見せるのも忘れないようにしてください。
山の天気は変わりやすいため、羽織れるカーディガンや折りたたみ傘などを常備しておくのもいいでしょう。山の上にあるビアガーデンで飲むビールはまた一つ違った美味しさがあるので、登ったからには是非行ってみてください。
ミュンヘン旅行!お得な「バイエルンチケット」の使い方&お勧めスポット6選のまとめ
その他にもバイエルンにはまだまだ素敵な都市が沢山あり、そこへももちろんこのチケットが使えます。
有名な都市としては、クリスマスマーケットが有名なニュルンベルク、大聖堂があるウルム、アウグスブルクやローテンブルクなど、、、せっかくミュンヘンに来たのであればそれ以外の他の都市にも行ってみてほしいと思います。
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【担当:SN】
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