世界に実在!ディズニー映画に登場するプリンセスのお城5選
ヨーロッパには、歴史を今に残す素敵なお城が数多く点在しています。その中には、世界遺産として保護されているものや、外観をオリジナルのまま残し内部を改装したシャトーホテルやレストラン、廃墟となったお城など・・・数えきれないほど存在しています。
お城といえば、ディズニー映画を思い浮かべてしまいますが、実際に映画の中に登場するお城たちは、実在するお城をモデルにしたと言われております。ディズニーファンならずとも、ぜひとも訪れていただきたいお城をご紹介したいと思います。気分はまるでプリンセスですね。どのお城も自然豊かな場所に造られていて、今にも白馬に乗った王子様が現われそう。
そんな風景に溶け込むようなエレガントな装いで出かけてみませんか。
- 1.「美女と野獣のお城」シャンボール城|Chteau de Chambord(フランス)
- 2.「塔の上のラプンツェルのお城」モン・サン・ミッシェル|Mont Saint Michel(フランス)
- 3.「眠れる森の美女」ノイシュバンシュタイン城|Schloss Neuschwanstein(ドイツ)
- 4.「白雪姫のお城」アルカサル|Alcazar(スペイン)
- 5.「アラジンの宮殿」タージマハール(インド)
- 世界に実在!ディズニー映画に登場するプリンセスのお城5選のまとめ
1.「美女と野獣のお城」シャンボール城|Chteau de Chambord(フランス)
ロワール地方最大の古城で、その優雅な外観は壮大で美しく、フランスを代表する有名なお城です。
ルイ14世統治時代の1685年に完成しましたが、元々はこの地を統治していた領主ブロワ伯の城館でした。そこを当時の国王フランソワ1世が狩猟の館として使用する目的で、大々的に増改築をして現在の姿に美しく変貌しました。フランソワ1世は、わずか6か月したここに滞在しなかったのですが、その後も多くの国王、伯爵、公爵らが滞在した歴史あるお城です。
その美しい外観も、そして内部の建築様式や繊細な装飾には、フランソワ1世と交友の深かったイタリアの巨匠レオナルド・ダ・ヴィンチの発想が多く取り入れられていると言われています。国王の、イタリアルネサンス美術に対する熱い情熱がうかがえますが、お城の中央にある二重らせん階段は、上る人と下る人がすれ違うことのないように巧妙な設計になっており、シャンボール城の見どころのひとつとなっています。
このような特殊ならせん階段は、ローマのバチカン美術館の内部にもみられるように、イタリア建築様式の素晴らしさを誇っています。
広大な庭
シャンボール城は、32kmの城壁で囲まれており、敷地内には広大な1000ヘクタールの森があります。もはや「庭」というよりも「公園」と言った方が当てはまりますが、ここは狩猟専用地と野生動物保護地に分けられています。
今でも敷地内には猪や鹿などが住んでおり、大自然の中の美しいお城は、まるでディズニーの世界。内部見学も可能ですので屋上まで登り、眺望を楽しんでみてはいかがでしょうか。美しいプリンセス気分で!
パリからは、Austerlitza(オーステルリッツ)駅からBlois(ブロワ)駅まで約1時間40分。各旅行会社のロワールの城観光ツアーに参加してバスで行くのも楽かもしれませんね。
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2.「塔の上のラプンツェルのお城」モン・サン・ミッシェル|Mont Saint Michel(フランス)
ディズニーの中では、両親が住むお城の設定で、ラプンツェルの故郷。シルエットがほんとにそっくり!
モン・サン・ミッシェルは、旧約聖書の中に出てくる大天使ミカエルのフランス語読みで、同名の修道院もあり、モンは「山」、サン・ミッシェルは「聖ミカエル」の意味で、「聖ミカエルの山」となります。
フランス西海岸サン・マロ湾に浮かぶ小島に高くそびえ立っていて、カトリックの人々の巡礼地となっております。カトリックの信者のみならず、その美しさに魅了され世界中から観光客が訪れます。
この小島に浮かぶモン・サン・ミッシェルは周りが海で囲まれており、周辺は潮の干満の差が激しいことで知られています。潮の満ち潮の状態で、満潮時には周りは海に覆われ、干潮時には周りを一周できるくらいに潮が引きます。このようにサン・マロ湾は干満の差が大きく、満潮時には島に渡れなかったので、巡礼者のための道路が1877年に作られました。その特殊な地形から、要塞や牢獄として使用されたこともあります。島の中のホテルに宿泊するのもよいですが、できれば島の外にあるホテルへ滞在し、遠くから島全体を見るのがお勧め。暗闇にライトアップされた島全体が浮かび上がり幻想的な美しさです。
パリから日帰りは、かなり滞在時間が少なくなりますので、ぜひ1泊してゆっくりとその美しさを堪能していただきたいと思います。TGVという新幹線のレンヌ駅で降り、そこからバスというアクセス。
オムレツとシードル
モン・サン・ミッシェル名物のオムレツは、ふわふわとして口の中でサッと溶けてしまうといった触感なので、普通のオムレツとは異なります。この地で暮らしていたプラールさんというおばさまが精進料理しか食べることの出来ない巡礼者のために栄養価の高い卵で大きなオムレツを作ってもてなしたのが始まりだそう。
「ラ・メール・プラール」の本店がここモン・サン・ミッシェルにあり、名物のオムレツを食べることができます。シードルは、微炭酸のリンゴ酒で、この地方の特産。ぜひオムレツとあわせて召し上がってみてください。
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3.「眠れる森の美女」ノイシュバンシュタイン城|Schloss Neuschwanstein(ドイツ)
シンデレラ城、「眠れる森の美女」のモデルになったお城。
南ドイツのバイエルン州にあるお城で、狂王ルートヴィッヒ二世によって19世紀に建築されました。ロマンチック街道の終点として人気を集めており、内部の建学をすることも出来ます。建設当時、国の財政をも傾ける程この城の建設に力を注いだ王が謎の死を遂げていることからも、より一層この城を神秘的なものにしています。王の趣味で作られたので、外観もさることながら内部は豪華絢爛。小高い森の中にあり、まわりの自然と美しく調和した白亜のお城。四季を通じて美しい表情を見せてくれます。
皮肉なことに、今ではこのお城は、バイエルン州最大の収入源になっているということを狂王ルートヴィッヒ二世は知る由もありません。
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4.「白雪姫のお城」アルカサル|Alcazar(スペイン)
白雪姫のお城。アルカサルはスペイン語で「城」又は「砦」を意味しアラブ語が語源となっています。
スペインの首都マドリードから車で約1時間の所セゴビアにあり、王妃の結婚の儀が行われたりとスペイン王室にとって重要な場所でした。赤茶けた大地と茶色いお城は見事に調和がとれていて、思わずシャッターを押したくなる美しさ。冬の雪景色や夜景も大変美しいのでお勧めです。
内部見学可能。近くには有名な水道橋もあります。
また、セゴビアで有名なグルメは、子豚の丸焼き「コチニージョ」。丸ごと焼かれて出てくるのでグロテスクではありますが、最高級の味です。赤ワインと一緒に召し上がってみてください。
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5.「アラジンの宮殿」タージマハール(インド)
アラジンの宮殿のモデル。見事な総大理石の墓廟で、インド・イスラム文化の代表的建築です。
「王冠宮殿」又は「宮殿の王冠」という意味。繊細な美しさで佇むその姿はまさにアラジンの宮殿ですね。
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世界に実在!ディズニー映画に登場するプリンセスのお城5選のまとめ
ディズニーのモデルになったヨーロッパ4つの城とインドの墓廟をご紹介いたしました。プリンセスになった気分で楽しい旅をどうぞお楽しみください。
【担当:nekotabiko】
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