在住者直伝!カンボジア・プノンペンのおすすめ移動手段5選
海外に来た際の不安要素の1つ、それは移動手段ではないでしょうか。特に交通の便が発達していない途上国では情報も少なく、どんな乗り物があって、どういう風に乗ればいいのかわからず不安になりますよね。
そこで今回は、カンボジア・プノンペンを中心とした交通情報をご紹介します。
1.トゥクトゥク
市民の足ともなっているトゥクトゥク。バイクの後ろに座席をつけた三輪タクシーのことです。カンボジアには電車は通っておらず、市内を移動する路線バスも日本のように発達していないため、一般的な乗り物となっています。料金は言い値となるので乗る前に必ず交渉が必要です。市内であれば2$~、プノンペン空港から市内までだと7$~となります。
トゥクトゥクは町のいたるところで、すぐにつかまえることができます。また、場所を知らない人も多いため、もし行き先がマーケット(市場)に近ければマーケットの名前を言うとスムーズに行くことができます。ホテルやレストラン等であればドライバーからホテル等に電話してもらい、場所を確認してもらってもいいかもしれません。移動中にバックや携帯電話などを横からきたバイクなどからするっと取られてしまうことも多いので、貴重品はしっかり抱きかかえ手元に置くようにしましょう。
交渉や値切ったりなど、日本人には慣れていないことが多く、色々と面倒に感じるかもしれません。しかしカンボジア特有の生暖かい風を感じながら心地よいスピードで走るトゥクトゥクは案外気持ちがいいものです。一度乗るとやみつきになること間違いなしです。
2.バイクタクシー
モトドップと呼ばれるバイクタクシー。普通の原付バイクの後ろに乗せ、目的地まで連れて行ってくれるバイクタクシーのことです。運転手の後ろに3人くらいまで乗ってもOKです。また荷物が多くても一緒に乗せてくれます。私も電子レンジを乗せて運んだことがあります。トゥトゥク同様、町のいたるところにとまっており、手をあげるとすぐに来てくれます。
料金はトゥクトゥクよりも断然安いです。プノンペン市内であれば1$~。5分くらいでつくところであれば0.5$くらいでも行けます。またプノンペン市内から空港までは$4~となります。渋滞の多いプノンペンですが、バイクだと渋滞の隙間をするするっと抜けて行くことができるので、目的地まで早く着くことができます。しかし、スピードの出しすぎや飛び出し等で事故にあったりと危険な乗り物でもあるので注意や必要です。スピードが出ているなと思った時には、「ゆっくり走って」と言えばスピードを落としてくれます。
またドライバーを見極める時には、体つきが細く、なるべく年をとったおじいさん、そしてあまりいいバイクに乗っていない人を選ぶことをおすすめします。もし喧嘩になっても自分が勝てそうな人を基準に選ぶのといいかもしれません。トゥクトゥク同様、青い空の下、風を切って走るので、いいドライバーさんを見つけることができれば、快適で楽しい乗り物です。
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3.バス
もし地方に行きたい場合、交通手段が未発達なカンボジアではバスが重要な移動手段となります。
カンボジア内のバス会社は10社以上あります。地元の人がよく利用するバス、外国人が利用するバスなど料金によってサービスも質も大きく異なります。
外国人がよく利用する高級バスの場合、リクライニングシート、Wi-Fiも付き、おしぼり、お水、軽食、飛行機のようにバスの後部にモニターがついており、映画が見れるといったサービスが付いているバスもあります。
(例:プノンペン~シェムリアップまで料金は$13前後~、所要時間は7時間ほど)
地元民がよく利用するバスの場合、シートベルトは壊れ、謎のカンボジア音楽が大音量で流れ、クーラーはききすぎているので、半袖では寒いです。また隣で知らないカンボジア人が、おやつに虫なんかを食べている場合もあり、お裾分けしてくれたりします。
(例:プノンペン~シェムリアップまで料金は$6前後~、所要時間は7時間ほど)
ローカルバスだと出発時間どおりに発車することは、ほとんどありません。途中から乗り降りする地元民も多く、到着が大幅に遅れることが多いので時間に余裕を持って出かけましょう。
カンボジア人は親切な人が多いので、隣に座った人がいきなりおやつを分けてくれたり、話しかけられて仲良くなったりローカルの人と触れ合いを楽しむこともできるでしょう。
4.タクシー
カンボジアには流しのタクシーがいません。タクシーを利用したい場合は少し面倒ですがタクシー会社に電話してきてもらいます。だいたい10分~20分ほどで到着します。
料金はメーター制なので、ぼったくられる心配もありません。
1キロ約1$、走行2キロから400リエル(日本円で約15円!)とかなり安いです。そう、へたすればトゥクトゥクよりも安いのです。しかしやはりタクシーの運転手といえども道を知らない人が多いのがカンボジア。住所を言ってもわからない人が多く、地図を読める人もほとんどいません。そのため、近くの目印になるような誰でも知っているようなところを伝えるか、目的地に電話して説明してもらうなどしてもらうとスムーズです。またお釣りは持っていないので、細かいお金は必ず用意しておきましょう。車内はクーラーもきいており、安全で、きれいなので快適に過ごせます。夜間に移動する際には、タクシーがおススメです。
5.バイクをレンタル
もし国際免許を持っており、運転に自信があったら自分で運転してもいいかもしれません。在住者の中では自分で運転している人も多いです。日系のバイクのレンタル屋もあり1週間未満だと$20~で借りることができます。中長期滞在であれば、バイクを借りて国内をドライブしても楽しいかもしれません。カンボジアの場合1本道で繫がっており、少し市内を離れると、のどかな田んぼ道が広がっています。カンボジアらしい穏やかな風景を楽しむことができますよ。
在住者直伝!カンボジア・プノンペンのおすすめ移動手段5選のまとめ
いかがでしたか?日本のように公共機関が発達していませんが、カンボジアでしか体験できないバイクタクシーやトゥクトゥクなども気をつけて乗れば楽しく便利です。またドライバーなど現地の人と触れ合うことによってカンボジア人の優しさや温かさも感じることができると思います。移動手段ひとつとっても突っ込みどころ満載の国なので、カンボジアに来た際はぜひ利用してみてくださいね。
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【担当:ma04】
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