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デキシーランド・ジャズ発祥の地!ニューオリンズの魅力3選

デキシーランド・ジャズ発祥の地!ニューオリンズの魅力3選
ニューオリンズは、アメリカ合衆国ルイジアナ州南部最大の都市で、ミシシッピ川の河口に位置する重要な港湾都市として発達してきました。ニューオリンズは英語表記で、フランス語名では「新オルレアン」の意味。ルイ15世の摂政であるオルレアン公にちなんで名づけられた町です。かつてのフランス領ルイジアナの首府だったため、フレンチ・クオーターという地域には今でもフランス植民地時代の建物が建ち並び、華やかなヨーロピアン的雰囲気が感じられる人気の場所。

デキシーランド・ジャズ発祥の地!ニューオリンズの魅力3選・音楽の都
また、デキシーランドジャズ発祥の地として知られ、町を歩いているとどこからともなくサックスやトランペットの音色が聞こえてくる音楽の都でもあります。とても楽しい気分にさせてくれる町、ニューオリンズの見どころについてご案内してまいりたいと思います。

1.観光の町

フレンチ・クオーター|The French Quoter

デキシーランド・ジャズ発祥の地!ニューオリンズの魅力3選・フレンチ・クオーター
ニューオリンズの町で最も古く最も有名な地区。ここに残されている多くの建物は、フランスやスペイン植民地時代のもので19~20世紀初頭に造られました。フランス時代のものが大火でほとんど焼失したため、現存するものはスペイン時代の方が多いようです。可愛らしい町並みを歩いていると、通りからジャズが聞こえてきて、とても楽しい雰囲気にさせてくれます。まさに古き良き時代の町、といったイメージにぴったり。
かわいい路面電車に乗ってみるのもいいですね。

フレンチ・マーケット

新鮮なフルーツや野菜、雑貨、アンティーク、色んなものが売れらている市場。屋台もありフレッシュなオイスターなども食べることができます。1791年設立の歴史ある市場です。

ロイヤル・ストリート

ニューオリンズ屈指のアートギャラリーやアンティーク店が立ち並ぶ通り。アンティークは、ヨーロッパから持ち込まれたものも多く骨董品好きな方にはお勧め。お気に入りのものが見つかるといいですね。

バーボン・ストリート

ここには、たくさんのバーやライブハウスがありますので、ナイトライフはここで過ごしたいですね。ジャズを聞きながらお酒を飲んでニューオリンズの雰囲気を充分味わってください。素敵な思い出になることでしょう。

ジャクソン・スクエア|Jackson Square

フレンチ・クオーター中心部に位置する公園で、名前はアンドリュー・ジャクソンにちなんで付けられました。

アンドリュー・ジャクソン|Andrew Jackson

アメリカ合衆国の軍人、政治家、黒人奴隷農場主で、第7代アメリカ合衆国大統領。貴族出身ではない最初の大統領として知られています。

セントルイス大聖堂

デキシーランド・ジャズ発祥の地!ニューオリンズの魅力3選・セントルイス大聖堂
1727年に建てられた最古の司教座大聖堂で、ニューオリンズの名所のひとつ。

ミシシッピ川クルーズ

デキシーランド・ジャズ発祥の地!ニューオリンズの魅力3選・ミシシッピ川クルーズ
ミシシッピ川は、カナダ国境近くの湖からアメリカ大陸を縦断し、メキシコ湾まで流れる6210キロの世界有数の大河。哀愁漂うアンティックな蒸気船でのクルージングはいかがでしょうか。ニューオリンズ名物のクレオール料理ブッフェのランチクルージングもなかなかよいと思います。船内では、ミュージシャン達のジャズのライブがあったり楽しめます。蒸気動力での生オルガン演奏も見ごたえありますよ。
蒸気船でのクルージングというのがめずらしく、船内の動力ルームや動輪水車の回転を目の前でみられるのがすごいところ。絶対に乗ってみたい船です。

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2.音楽の町

デキシーランド・ジャズ発祥の地!ニューオリンズの魅力3選・音楽の町
ニューオリンズの町の中心フレンチクオーターなどを散策していると、どこからでもジャズが聞こえてきます。路上で演奏するミュージシャンはもちろんのこと、レストランやバーなどでも生演奏や歌を聞くことができるので夜はぜひ出かけてみたいところ。音楽と町が一体化している雰囲気がとても魅力的です。

ジャズ博物館

フレンチクオーターの東側にある造幣局の中にある博物館。ルイ・アームストロングの愛用していたコルネットなどの展示品がおかれています。

デキシーランド・ジャズ

デキシーランド・ジャズ発祥の地!ニューオリンズの魅力3選・デキシーランド・ジャズ
19世紀初頭までニューオリンズを治めていたフランス政府が発行した10ドル札の裏側にフランス語で10を意味するDIXの文字が印刷されていたことから、南部一帯をデキシーランドと呼ぶようになりました。1900年代初めの頃からニューオリンズの黒人たちとその影響を受けた白人たちが、ニューヨークやシカゴなど他の地域でジャズを演奏するようになりました。しかし、ニューオリンズの黒人たちは、「自分たちはジャズの都、南部から来たのだ。」ということを主張するために、バンド名に「デキシーランド」という言葉を入れたようです。一方、白人たちも黒人のジャズを真似てトランペット、トロンボーン、クラリネットの3管編成を中心とするニューオリンズ・スタイルのジャズを始めました。これがデキシーランド・ジャズと呼ばれました。
やがて、ニューオリンズに起源をもつジャズを「デキシーランド・ジャズ」と呼ぶようになったそうです。

3.美食の町

歴史的に各国の文化が交差しているこの町は、「美食の町」としても有名です。植民地時代のフランスやスペイン、奴隷制度によるところのアフリカ、移民の多いイタリア、ギリシャ、クロアチア、ベトナム、タイなど各国の食文化の影響のもと、「クレオール」や「ケイジャン」と呼ばれるニューオリンズ独特の食文化が出来ました。町には食通をうならせる高級レストランや小さなサンドイッチ屋さんまで、幅広く「美食」を楽しむことができます。

カフェ・デュ・モンド

デキシーランド・ジャズ発祥の地!ニューオリンズの魅力3選・カフェ・デュ・モンド
ミシシッピ川のほとりにある有名カフェ。名物は、チコリ(スパイス)入りのカフェ・オ・レ(ミルクコーヒー)とフランス風揚げドーナツ「ベニエ」。
ベニエは、長さ10センチ位の横長の形の揚げドーナツに粉砂糖をまぶして食べます。どちらもとても美味しいのでぜひお試しください。

ザリガニ

デキシーランド・ジャズ発祥の地!ニューオリンズの魅力3選・ザリガニ
ザリガニは、ニューオリンズ名物で、ビスク(ポタージュスープ)にしたり、茹でたザリガニを手で豪快に食べたりとレストランのメニューにもよりけりですが、とても美味しいので絶対食べていただきたいもののひとつ。小さなバケツいっぱいに出てくる鮮やかな真っ赤なザリガニには驚きますが、皮を手でむいて豪快に食べているとあっと言う間になくなってしまいます。

クレオール料理|Creole

フランスやスペイン植民地時代の影響を受けた支配者階級の料理で、上品で洗練された味。バターでベーコンなどを炒めて作った濃厚なソースをベースにしてたっぷりのスパイスを使うのが特徴。

ケイジャン料理|Cajun

カナダ東部からミシシッピ川を下ってきたフランス系移民の労働者階級の庶民的な料理。小麦粉とオイルを使ったブラウンソースをベースにした素朴な味。

とはいえ、クレオール料理とケイジャン料理と分類した専門レストランはなく、
上品な料理と庶民的な料理の違いであって、両方をあわせてニューオリンズ料理、ルイジアナ料理と呼んでいます。本場の伝統的なお料理を、ぶらぶらそぞろ歩きで好きな店を選んではいってみて食べてみるのも楽しいのではないでしょうか。
ガイドブックに載っていない穴場のレストランが見つかるかもしれませんよ。

デキシーランド・ジャズ発祥の地!ニューオリンズの魅力3選のまとめ

ニューオリンズは、アメリカのどの町とも違う独特の魅力があります。世界的に有名な「フレンチ・クオーター」の小さな可愛らしい町並みの一角は、小説や映画の舞台になり、世界中から観光客がやってきます。音楽と美食の町でもありますので、旅にかかせない要素をもった町ともいえます。ぜひ、ニューオリンズの町を訪れる旅をおすすめいたします。
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【担当:コロンナ由美】

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