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ジャカルタで不動産を購入する際、知っておきたいこと6選

ジャカルタで不動産を購入する際、知っておきたいこと6選
インドネシアは今や世界の人口3位で、平均年齢が28歳、経済成長も年々進む、高齢化が進む日本とは大きく異なる国です。そんなインドネシアの首都であり、経済発展真っ只中のジャカルタ。物価も家賃もどんどん上昇しています。買うなら早めが良いと思い、重い腰をあげて不動産を探し始めた私が知った大切な6つのことをお教えします。

1.インドネシア人でないと不動産が購入できない

ジャカルタで不動産を購入する際、知っておきたいこと6選・インドネシア人でないと不動産が購入できない
海外不動産を投資のために、という言葉はよく耳にしますがインドネシア物件はインドネシア人でないと購入出来ません。ただ、インドネシア国籍の人の名義を借りて外国人が購入するケースはよくあるようです。その際に注意することは、本当に信頼できる人なのか、という点です。とても親日的でフレンドリーなインドネシア人。でも、完全に信用するのはちょっと待って!!国も違えば文化も違う。日本のように契約書がきちんとしているかも怪しければ、名義人についても新規物件などでは◯年過ぎないと売ってはいけない物件などもある。しっかりと知識と情報を入手し、嘘も多いインドネシア人の言葉を鵜呑みにしないこと。
外国人向けに不動産を販売する企業も多く存在するので、やはり直接購入するよりは高くなりますが、騙される可能性は下がるかも。

2.新築アパートの購入方法

インドネシアでは、日本でいうマンションをアパートと呼び、逆にマンションのようなものをアパートと呼びます。
こちらの新築物件は建設される数年前から既に売り出しが始まり、完成前にほぼ部屋は売れています。
購入後は数年、アパートが完成するまで待たなければいけません。早く物件に住みたい場合はちょっと困ってしまいますね。
モデルルームなどは見たことがありません。主にパンフレットや動画で完成後の住宅イメージを膨らませます。また、アパートのエリアにはモールが一緒につくられるケースが多く、一つの町をつくるイメージです。
安い物件は300万円くらいからもありましたが、数千万円の物件もあり、場所やターゲット層により大きな値段の幅があります。セキュリティのためにガードマンや駐車場の整備、レセプションがつき、多くの物件にプール、ジム、テニスコートなどもついています。
こちらはあらゆる場所で宣伝がされています。
テレビCM、雑誌、新聞などもよく目にしますが、モールや観光地などでも、街を歩いていたら住宅関連のブースが並んでいる事もしばしば。
気になる物件のブースに入って聞いてみたところ、まずは日本同様に物件の情報を教えて頂き、物件の部屋ごとの値段を聞く。その後リストに名前と電話番号を書いて終わり。その後、営業電話が朝でも夜でもがんがんかかってきます。

3.戸建はセキュリティが大変?

土地の値上がりが進むジャカルタ。戸建で土地を購入するメリットは多いです。広い家だと住み込みのメイドの部屋確保も問題ありません。
ただ、不安なのはセキュリティ面。治安の良いとは言えないジャカルタ。防犯カメラや鍵を複数つけるなど対策が必要になります。多くのインドネシア人はやはりマンションよりも戸建が最終的な憧れ。それはお金持ちのステータスであったり、メイドや警備員を日本に比べてリーズナブル(2万円程度)に雇えるため、セキュリティを雇う人もいます。

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4.金利12%?!高すぎる銀行金利

購入したい物件を見つけたら、次は支払いです。
銀行のローンを組む時、その金利の高さに驚いてしまいました。色々な銀行で住宅ローンを組むことができますが、日本の住宅ローンが安すぎるのか?一番安くても9%。分割回数を増やせば増やすほど、頭金を減らせば減らすほど、12%、15%…と上がる金額。この国でのキャッシュの強さを肌でひしひしと感じます。
頭金の金額も大体が住宅の3割が最低ライン。まとまったお金がないと住宅購入は難しいですね。ただ、物件価格の年々上昇に伴い、住み替えも多いため、これまで住んでいた物件を売ることで次の住宅にかかる費用を捻出することも出来ます。
※ただし、外国人はインドネシアの銀行ローンを組むことは出来ません。また、日本の銀行ローンも海外物件はほぼ対象外です。

5.中古住宅は現金払い?!

新築物件は、建設前から各ディベロッパーが売り出しを始めるため、購入してもしばらくは住むことが出来ません。そのため大体1~2年は購入しても完成まで待たなくてはいけません。
そのため、すぐに住みたい場合は中古物件も選択肢に入ります。
しかし、残念ながら新築と大して値段は変わらない、もしくは新築で購入した方が安いケースの方が多いです。
中古よりも新築の方が安いなんて、これはカルチャーショックでした。
物件を見つけて、次はまた銀行ローン、と進みたいところなのですが、大半の中古物件はローンを組むことが出来ません。
オーナーとの交渉で、稀にローンが組むことができるケースもありますが、中古物件を探す際はキャッシュを用意してから挑みましょう。
また、多くの中古物件では家具付き、家具なしが存在しています。エアコン、ソファ、机、など以前の家主が使用していたものをそのまま譲っていただくことができます。これは、以前の家主のセンスにも大きくよるのですが、私が内覧に訪れた3件は、1件はとても素敵でぜひ譲ってほしいものでしたが、残り2件はセンスがまったく異なっていたり、汚れていて汚かったりもするので、物件によって様々です。
また、多くの場合は、不動産業者が間に入り、WEB上などに物件を掲載し、メール、電話などでの連絡を通して行いますが、中には物件オーナーが直接やりとりをしているケースもあり、その場合だとローンなどの融通が利くことも稀にあります。ただ、間に業者が入らないという事は、デメリットとしては、前金を払った後に姿を消してしまう事なども考えられますので慎重に進めていく必要もあります。

6.新築で購入した物件の内装について

新築物件の多くは、ただの箱状態です。日本のマンションのようにすでに決まっており、あとは家具を入れるだけではありません。自分で設置しない限り、キッチンも、棚も何もありません。そのため、家具はもちろんですが、自分で多くのデザインを決めていく必要があります。
インドネシアのアパートの多くはバスルームとトイレは同じになっております。また、インドネシアではトイレの後、日本のウォッシュレットの代わりにホースで洗う人もおり、そのためにトイレにホースがついております。シャワーはお湯を出したい場合は、通常は水だけなので機械を設置する必要があります。(値段は5千円程度から)また、洗濯機を置くスペースはあまり無く、置くのであれば外に置きます。ベランダに干すスペースなども少ないため、ランドリーに出してしまうことが多いようです。インドネシアのランドリーはキロ単位で出すことが出来、値段も安いため、多くの忙しいインドネシア人が利用しています。およそ半日程度で洗ってアイロン掛けまでしてくれます。そのため家に洗濯機がない家庭も多いです。ですので日本人が新規の物件を購入した場合、これらにかかる費用も別途計算する必要があります。

ジャカルタで不動産を購入する際、知っておきたいこと6選のまとめ

いかがでしたでしょうか。経済発展の著しいインドネシアで物件の購入を考えるのであれば、早い方が良いでしょう。ただ、外国人である日本人が物件を購入するには、インドネシア人の性格や、曖昧な法律などもよく知った上が良さそうですね。
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【担当:Hana】

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