【現地在住者が食レポ!】ホーチミンの街中で見かける軽食屋台おすすめメニュー11選
ベトナム料理は日本でもよく知られるようになってきましたね。しかし、ちょっと小腹がすいたときに食べるような軽食、スイーツ類はあまり知られていないですよね。その中でも今回は、道端で売っている軽食屋台をご紹介します。
ホーチミンには、ちょっとした軽食や果物を売っている屋台を良く見かけます。バイクや自転車の後ろに道具を乗っけているものから、リヤカーを改造したものまで、多種多様です。売っているものも、スイーツから、ちょっとお腹にたまるものまで、内容も豊富です。
- 1.khoai mì nướng(キャッサバケーキ)
- 2.bánh dừa(ココナッツケーキ)
- 3.ココナッツボーロ
- 4.chuối nướng(もち米包焼きバナナ)
- 5.ふかしトウモロコシとbắp xào(炒めトウモロコシ)
- 6.bánh mi(バインミー)
- 7.xíu mai(シュウマイ)
- 8.nước mía(サトウキビジュース)
- 9.pha lau(牛肉内臓シチュー)
- 10.Canh Bun(トマトスープの麺)
- 11.Bun mam(発酵魚のせブン)
- 【現地在住者が食レポ!】ホーチミンの街中で見かける軽食屋台おすすめメニュー11選のまとめ
1.khoai mì nướng(キャッサバケーキ)
リヤカー改造型屋台に炭が入った七輪を乗せて、その場で焼くスタイルの屋台で販売されているのは、キャッサバケーキ。
このケーキはキャッサバ(タピオカの基です)を焼いた素朴系スイーツです。この出来立てをいただきました!
ほんのりとした甘さともちっとした食感が美味しいスイーツです。冷めたら美味しくないかもしれないという思いを裏切り、冷めたらまた食感にしっとり感が加わり、美味しくいただきました。
2.bánh dừa(ココナッツケーキ)
これも、上のキャッサバケーキと同じ屋台で買いました。小麦粉の衣の中にココナッツが入った焼き菓子です。ハワイなどのココナッツケーキと違い、ココナッツ内部の白い部分を削ったものが入っています。こちらホーチミンでは、ココナッツのこの部分が市場などでも売られており、ココナッツミルクはこれを煮出して作りだします。味はこれまた素朴な味。繊維質でシャキシャキしたココナッツの感触が最高でした。
3.ココナッツボーロ
このちょっと古い自転車に、ありったけのお菓子をぶら下げた屋台に遭遇しました。下がっているお菓子は、大きなクッキー、カラフルなシガール(ヨックモックの)みたいなお菓子、ウエハースなどなど、とにかく豊富。お菓子だけじゃなく、ノンラー(わらの帽子)も売っていました。
その中で、ボーロがあったので、ボーロを買いました。家に帰ってから、食べてビックリ。ココナツ味のボーロでした。優しい甘さのボーロに小学生の子供にも大人気でした。
4.chuối nướng(もち米包焼きバナナ)
この屋台は市場の前で売っていました。市場で買い物した後に、一息入れるのには最高のスイーツです。
ココナッツミルクの中に、焼いたバナナ、もち米がお団子状になったものなどが入っているデザートです。もち米がもっちり、バナナは焼いているためにさらに甘くなって、絶妙なバランスになっています。上にかかっているのは、塩と少しのトウガラシ。これが味のアクセントになっています。もち米が、がっつりと入っていますので、食べ応えありです。
5.ふかしトウモロコシとbắp xào(炒めトウモロコシ)
こんな風に、車道に堂々とはみ出した屋台を発見しました。トウモロコシが下がっているので、トウモロコシ屋さんだとあたりを付けました。やっぱり売っていたのはトウモロコシ。
ふかしたトウモロコシを買いましたが、選んだトウモロコシがスイートコーンだったので、日本のスイートコーンと変わらず、甘くて美味しいお味でした。
炒めトウモロコシは、トウモロコシと干しエビを炒めたものです。これは、よくベトナムの学生さんがおやつ代わりに食べているのを見ます。美味しいですよ!
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6.bánh mi(バインミー)
バインミーというのは、フランスパンに、いろいろ具材を挟んだ、ベトナム風サンドイッチです。フランス植民地だったために、フランスパンを食べる習慣が根付いています。
通常良く見るバインミーは、焼いた豚肉やレバーパテなどと大根とニンジンの酢漬け(日本のなますと同じです)と他の香草がはさんであります。そこにヌックマムをかけて食べます。使われるフランスパンはちょっとやわらかめで食べやすくなっています。
この屋台のバインミーは、Cha Caと呼ばれるさつま揚げと野菜をはさむタイプのもの。じろじろと見ていたら、お兄さんが、さつま揚げを試食させてくれました。揚げたてでホクホクでした。
バインミーはお店によって、置いてある具材が違うので、自分好みのバインミーを見つけるのも楽しいですよ。
7.xíu mai(シュウマイ)
言わずと知れたシュウマイです。この屋台で、初めて、ベトナム語でも「シュウマイ」と発音することを知りました。けれども発音は難しいので日本の発音だと通じませんが…。
カラフルなシュウマイが積み重なっていますが、横の蒸し器で蒸したものを持ち帰れます。味は日本のシュウマイに近いですが、若干香草の香りが漂うものだったようです。
8.nước mía(サトウキビジュース)
サトウキビをその場で、機械で絞ってもらい、そのジュースに「chanh」と呼ばれるライムをいれたジュースです。写真上で、屋台の手前のバケツに無造作にいれられているのが、絞った後のサトウキビの残骸です。
サトウキビをそのまま絞っているので、甘さが程良くて、清涼感のあるジュースです。暑いホーチミンでは、街歩きに最適の飲み物です。
市場の前の屋台だったのですが、この屋台のお姉さんは明るい人で、カメラを向けるとポーズをとってくれました。きっと商売上手なんだろうなと想像してしまいました。
9.pha lau(牛肉内臓シチュー)
ここは屋台というより、地べたで商売されている感じのお店でした。また、売っている品物もインパクト大。
この中身は牛肉の内臓を煮込んだ煮込み料理です。勇気をだして一つ下さいとお願いすると、コップの中に内臓とシチューを入れて、食べやすいようにつまようじを付けてくれました。
まず、恐る恐る一口食べるとビックリ!なんとシチューが甘いのです。ココナッツジュースで煮込んでいるのだそうです。でも内臓はとてもやわらかく、長時間煮込んでいるんだろうなと思わせるお味でした。ホルモン好きの人はぜひ一度お試しを。
10.Canh Bun(トマトスープの麺)
Bunというのは、お米でできている丸い麺です。Phoもお米の面ですが、形状が違って平たい麺になっています。Canhというはトマトのことです。ということで、トマトスープの麺です。
このまま、スープをいただくとあっさりだけどうまみもしっかりとあるスープを味わうことができました。しかし、屋台のお姉さんからご指導が入りました。隣に置いてある発酵調味料(なにを発酵させたものかは、わかりませんでした)を入れて、トウガラシもいれないと美味しくないらしいです。ご指導を承って、その通りにいれてみると、コクと辛さが増して、食が進む味に!あっさりスープも良かったですが、コクのあるスープも美味しかったです。1度で2度お得な気分になりますよ。
11.Bun mam(発酵魚のせブン)
これは、屋台ではなく、市場の中の食堂でいただきました。Bunは前項でも書いたお米の麺。mamは発酵魚です。この発酵魚。市場内でも売られていますが、かなりのにおいを発しています。
ブンマムは、発酵魚を煮込んだスープの麺ということになります。食べてみるとにおいとは裏腹にコクのあるスープが病みつきになりそうです。
このブンマム、レストランや大衆食堂でも販売していません。たいがいは市場の中や屋台で売られています。なぜなら、においがきついため、食堂内で調理をすると、全てこのにおいになってしまうそうです。
【現地在住者が食レポ!】ホーチミンの街中で見かける軽食屋台おすすめメニュー11選のまとめ
少し、ローカル度が高めなものが多かったですね。特に最後の3つは、チャレンジ精神がいるかもしれません。甘いお菓子に関しては、焼き菓子だったら、素朴な懐かしいお味が楽しめます。ご旅行や滞在時には、お腹の調子とご相談の上で、いろいろな屋台の軽食を楽しんでみて下さい。
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【担当:kokochao】
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