スペイン・バルセロナから簡単に行ける優雅リゾートの島4選
バルセロナは、スペインの首都マドリードに次ぐ第二の都市で、なんといってもガウディの建築物で有名な町。世界でも類をみない個性的なガウディ作品の中で最も有名なものは、サグラダファミリア(聖家族教会)で、1882年に建設がはじまった未完成の教会で、現在でも個人の寄付により工事が続けられています。
スペイン人に言わせると、作り続けることに意義があるのだとか・・。
バルセロナは、フランスに近いため、フランス語がよく通じます。カタルーニャ州の州都がここバルセロナですが、特殊な言葉「カタラン語」が使用されています。スペイン語の標準語は、マドリードあたりの言葉です。
もちろんバルセロナでもスペイン語が通じますが、公用語はカタラン語です。
スペインといえば、マドリードとバルセロナの2都市がすぐに思い浮かびますが、同様に歴史は古いですが文化が違い、言葉も全く違うのが非常に興味深いことだと思います。
さて、バルセロナには大きな港があり、短距離や海上輸送に使用されていて、マヨルカ島、メノルカ島、イビサ島、カナリア諸島はもちろんのこと、イタリアのジェノバやモロッコまで行く船も就航しています。
フェリーや大型客船も入港できる主要ターミナルとしても機能しています。
しかも、非常にロケーションがよく、バルセロナの目抜き通りランブラス通りの端に位置していますので、船から降りてすぐにショッピングが楽しめるという好立地です。
さて、それでは、この港から簡単に行けるリゾートの島をご案内したいと思います。バルセロナに滞在し、観光を済ませたら、ちょっと足を延ばして、贅沢な船旅で優雅な島への小旅行も楽しいと思います。
どの島も飛行機だと約30分~1時間前後ですが、船で、夜出航して朝到着するというパターンも旅心が刺激され、なかなかよいのではないでしょうか。
1.マヨルカ島|Mallorca
「マヨルカ」は、スペイン語で「大きい」の意味。その名のごとく島は、沖縄本島の3倍もの大きさを有しているのです。ヨーロッパのみならず世界的にも有名なリゾートアイランド。
魅力いっぱいのこの島は、山、高原、草原、海、ビーチなどが全て揃っていて、島の外周には様々な特色のあるビーチがあります。ビーチ巡りをするだけでも数日かかる楽しいところ。地中海の島の雰囲気を思う存分味わえます。ヌーディストビーチもあったりで、少し驚いてしまいますが、明るい太陽の光とエメラルドグリーンの海を存分に楽しむ人々でいっぱい。スペイン自体、英国人移住者が一番多いのですが、なかでもマヨルカ島は人気上位に挙げられています。
またショパンが恋人と過ごした島としても知られていて、博物館には彼のピアノが展示されています。
優雅な地中海クルーズ
クルーザーを1日借りて、地中海で過ごすのもお勧め。運転手と助手がついているので安心してのんびり過ごすことができます。ランチは船の上でのバーべキュー。優雅にのんびり過ごす休日はなんて贅沢なのでしょう。ぜひ欧米人のような、ゆったりとしたバカンスの過ごし方を学んでみたいですね。
ガウディが手掛けた大聖堂
この島には、世界的に有名な世界遺産の大聖堂があります。もともとは古い歴史的な大聖堂ですが、20世紀になってからガウディが改修工事を手掛けたことからさらに有名になりました。
マヨルカ真珠
スペインならずとも世界にも名の知れているマヨルカ真珠は、人工的に作られたもの。しかしその精巧な技術は、本物にもひけをとらない輝きをはなっています。デザインが豊富で特に黒真珠が人気。
100年も前からの伝統工芸です。天然真珠よりも安価で購入できますので、お土産にも最適。
マヨルカ焼き
スペインに侵入してきたアラブ人の持ち込んだ技術で、セビリア経由でマヨルカに入り、イタリアで盛んに作られるようになったハンドペイントの陶器。イタリアでもマヨルカ焼きと呼ばれています。
カラフルな色彩のお皿やカップなど、見ているだけでも楽しいですね。
2.メノルカ島|Menorca
「メノルカ」は、スペイン語で「小さい」の意味。マヨルカ島は知名度がありますが、意外に知られていない島がメノルカ島。この島は、「海の透明度」の美しさで有名です。白い砂浜とターコイズブルーの海は、絵に書いたような風景。人工的な施設がまったくない手を加えていないバージンビーチが幾つもあるのが魅力。ドリンクやパラソル持参で、のんびりと何時間も読書にふけっているヨーロッパ人が非常に多いところです。レンタカーを借りると、非常に便利かと思います。
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3.イビサ島|Ibiza
イビサ島は、地中海に浮かぶスペイン領バレアレス諸島の島で、緑が多いことから古代ギリシャ人が「松に覆われた島」と呼んでいました。町の中心部は、今でも16世紀に建てられた古い城壁に囲まれており、古い石畳の路地、中世の時代の豪邸、大聖堂など、リゾートの島でありながら様々な見どころがあるので非常に興味深い島なのです。また、綺麗で美しい温かい海はスキューバダイバー達にも人気。
イビサ島は、島全体が文化的、生物学的に重要とみなされていて、1999年にユネスコの世界遺産に登録されています。
またイビサ島は、「世界のパーティ聖地」として知られていて、巨大有名クラブで繰り広げられる泡パーティや水パーティはこの島の名物となっています。
夏のバカンスの時期には、ヨーロッパを中心に世界中から人が集まり、連日数千人規模のパーティが町の至るところで繰り広げられますので、ぜひ一度経験してみてはいかがですか。
4.カナリア諸島|Canaria
アフリカ大陸に近い、大西洋に浮かぶ7つの島がカナリア諸島の自治州でスペイン領となっています。
4つの国立公園と3つの世界遺産があり、豊かな自然と歴史がある島。ウィンドサーフィンやトレッキング、サイクリング、クライミングなどのスポーツをする人には魅力的なリゾートアイランドでしょう。そしてもちろんビーチで日光浴をしながらのんびり過ごすには最適の美しい島。名前からしてロマンチックなイメージですが、その期待を裏切らないのがこのカナリア諸島。夜の星空の美しさには涙が出るほど感動します。
スペイン・バルセロナから簡単に行ける優雅リゾートの島4選のまとめ
バルセロナから簡単に行けるリゾートアイランド。ビーチやマリンスポーツの魅力だけではなく、世界遺産に登録されるほどの歴史的建造物があるというのがヨーロピアンリゾートの凄いところ。観光だけではなく、「何もしない贅沢」という究極の休日と、グルメを楽しんでいただきたいと思います。
これらの島々は、シーフードだけではなく、肉類のお料理にも自信を持っているレストランが多くあります。スペイン全土のみならず、リゾートアイランドでも生ハムはどこでも食べられますのでぜひ召し上がってみてください。
生ハム
一口に生ハムと言っても、それぞれ種類が違います。生ハムはスペイン語で「ハモン」。その中で3種類あります。スペインの生ハムは、特殊な黒豚の前脚をつるして3年以上かけて作ります。
高地でストレスのない放牧で運動をさせ、ドングリの実を餌として育てた黒豚の前脚だけを使用します。
◇ハモンイベリコ
普通のイベリコ豚の生ハム。あっさりしている。
◇ハモンセラーノ
ハモンイベリコの上のランクで、脂がのっていてパサつき感がまったくなくしっとりしている。
◇ハモンべジョータ
ハモンイベリコの3倍くらいの値段ですが、最高峰の味。適度に脂が入っていて臭みがなく、口に含んで少し噛むととろける美味しさです。ぜひ、一度味わっていただきたい一品です。赤ワインの味をさらに引き立ててくれます。
バルセロナから簡単に行けるリゾートの島々。あくせく観光するだけの旅もよいですが、たまには「何もしない究極の贅沢」を味わってみてはいかがですか。
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【担当:nekotabiko】
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