選択肢が多くて迷ってしまう!?フィリピンでの交通手段5選
旅行に行った際の移動手段、みなさんは何を使われていますか?行き先を告げるだけのタクシーを利用する方や、日本と勝手が似ている電車などを使う方が多いと思います。ですがせっかくの海外旅行!ぜひ日本にはないフィリピンならではの乗り物に乗って、旅行気分を高めてみてはどうでしょう?
主要なフィリピンでの交通手段をご紹介いたします!
1.トライシクル
フィリピンと言えば!の乗り物のトライシクル。バイクの横に屋根つきのサイドカーを付けたもので、日本でいうタクシーの感覚です。値段は地域によって変わってきますが、わたしの滞在していたアンへレスで、大体2キロ30ペソくらいからでした。
ただ、相手の言い値ではあるので、相場を知っていないとぼったくられることは多々あります。私もフィリピンに着いたばかりの頃は30ペソでいけるショッピングモールまで50ペソ取られたことがあります。
ショッピングモールなどの入り口には必ずトライシクルが待機しており、「トライ?トライ?」と声をかけてくるので好きなトライシクルに乗りましょう。中には大人2人が座れる座席があり、そこに2人と座席の前の床に1人、そしてドライバーの後ろに1人と4人は乗れます。
現地の方はドライバーの後ろに2人乗ったりすることもあるようです。
ちなみに座席の床は舗装されていない道の振動が直で伝わる上、お尻が汚れてしまうので、女性の方やキレイ好きの方はおすすめできません。
長期滞在の場合、トライシクルドライバーと仲良くなると優先的に乗せてくれたり、場合によっては少し安くしてくれる場合もあるので、ぜひドライバーと仲良くしておきましょう!
2.ジプ二ー
こちらもフィリピンと言えば!のジプニーです。
現地の人で車を持っていない方はジプニーを使う方が多く日本でいうとバスのような感じです。デコトラのような風貌のジプニー。中は電車のような長い座席が両端にあります。
決まった路線を走っていて、その路線の間であれば乗りたいところから好きなところまで乗せてくれます。
乗るときはタクシーのように手を挙げてジプニーの後ろから乗り込みます。料金は一律で決まっており、大体7〜8ペソくらいです。そしてジプニーに乗る前に注意しておきたいのが小銭の準備!
ジプニーに限らず先ほどのトライシクルでも、お札を出すと明らかに嫌な顔をされます笑。そして最悪の場合おつりをくれないこともありますのでジプニーに乗るときには絶対に小銭を用意しておきましょう!
そしてお金を直接ドライバーに渡すか、人が多すぎてドライバーに渡せない場合は隣の席の人に渡して、ドライバーまで届けてもらいます。お金をバケツリレーのように渡していく様子はなんだか乗客に一体感が出て楽しいですよ!
降りるときは「パラポ(止まって下さい)」と運転手に声をかけると止まってくれます。
トライシクルに比べちょっと難易度が高いジプニーですが、トライシクルを使うより安いので、ぜひ挑戦してみてください!
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3.タクシー
マニラやセブなどの観光地ではタクシーは日本のように街中を走っています。(逆にアンヘレスではタクシーはほとんど見たことがありません。)
初乗り40ペソ、300mごとまたは2分毎に3.5ペソ加算が相場のようです。しかしここでも言い値や相場以上の金額を要求してくるドライバーもいるので相場をきちんと覚えておきましょう!
特に空港にいるタクシーは乗る場所によって全く値段が変わるようで、到着口ではなく出発口にいるタクシーの方が安いです。
またメーターがないタクシーだと言い値になることが多いので、メーターがあるかどうかの確認を忘れずに!
そしてメーターがあるにもかかわらず、それを使わないドライバーも中にはいるのでメーターがあるからと安心せずにそれを使ってくれるかどうかの確認もきちんと行いましょう!
たくさん注意点を書きましたが、日本に比べれば格安なフィリピンのタクシー。マニラなどの観光地や夜の移動は危険なので、安心のためにもタクシーはおすすめです!
4.電車
日本では当たり前の電車ですが、現在フィリピンではマニラにしか通っていません。LRT、MRT、PNRという3種類の電車があり、1番短い区間は10ペソ〜12ペソで乗ることができます。
乗り方は日本と変わらず、窓口でチケットを買い自動改札にチケットを通すだけ。ひとつ日本と違うのは、改札を通る前に荷物検査が行われます。
電車だけに限らず、フィリピンではショッピングモールに入る前も同様に荷物検査が行われます。ただ荷物検査といってもカバンを開けて係員に見せるだけの簡単なものなのでご安心を。
ホームや駅構内は少し薄暗いですが、ファーストフード店がたくさんあったり、駅によってはショッピングモールに隣接していたりと意外と近代的です。電車ではひったくりやスリなどの被害に遭わないためにも、かばんはしっかりと持ち、目を離さないように注意してください!
5.カレッサ
カレッサとはいわゆる馬車で、スペインの植民地だった頃の名残で今もなお街中を走っています。タクシーすら走っていない田舎でもカレッサがショッピングモール前にずらっと並んでおり、近代的な建物とのギャップに驚かされます。
地元の人でもあまり乗る方がいないため、炎天下、馬が延々とニンジンを食べている姿が印象的でした。
ただこのカレッサ、ぼったくられると評判なため、乗る前の値段交渉をきちんとしておく必要があります。相場は観光地だと1時間200ペソくらいですが、値段交渉をしてみるのもありです。
しかし馬車に乗る機会はなかなかないため、旅の思い出として1度経験してみるのもおすすめです。特にルソン島の北部にあるビガンという地区は、「ビガン歴史都市」としてユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されており、スペイン統治時代に建てられた建物が残る町並みをカレッサで巡るのは風情があり、旅の良い思い出になること間違いなしです!
フィリピンでの交通手段5選のまとめ
日本では絶対に乗ることができないおもしろい乗り物がたくさんのフィリピン。
慣れるととても便利なトライシクルとジプニーはぜひ試していただきたいです。
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【担当:Natsuminga】
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