シンガポールからマレーシア・ジョホールバルに移動する手段ベスト4
マレーシア第2の都市、ジョホールバル。日本が1997年のサッカーワールドカップ本戦への出場を決めた都市で、「ジョホールバルの歓喜」の地として記憶に残っているかもしれません。
マレーシアの首都クアラルンプールからは南へ約330kmほど離れています。でも、シンガポールのチャンギ空港からは約35kmしか離れていません。まさに羽田空港から浜松町に行く感覚ではないでしょうか。
日本から首都クアラルンプールへ行き、国内線に乗り換えてジョホールバルにあるセナイ(スナイ)国際空港を利用して来る事も可能ですが、やはり日本からダイレクトフライトでシンガポールのチャンギ国際空港へ到着し、隣町に行く感覚でジョホールバルに来る方が圧倒的に便利です。
ここでは、シンガポール・チャンギ国際空港からマレーシア・ジョホールバルへの行き方「ベスト4」をお伝えします。ジョホールバルに来られるときのご参考にしてください。
【第4位】ローカルバス・鉄道でのぶらり旅
どうしても安く行きたい。バックパッカー魂が私を呼んでいる!という方は是非、ローカルバスでの国境越えを経験してみてください。といっても、バスは複雑な路線がある上に、地理も良く把握していない旅行者やシンガポール初心者にとってはなかなかハードルが高いもの。それでも人に聞きながら、苦労して国境まで行くのも面白いものです。そうしたチャレンジイングスピリッツ満載の方には、こちらの方法をおすすめします。
チャンギ国際空港からすべてバスで行くのは難易度が高いので、まずはMTR(地下鉄)とバスを組み合わせましょう。
ジョホールバル行きのローカルバスはMRTブギス(Bugis)駅近くのバスターミナルやMRTウッドランズ(Woodlands)駅前にあるバスを利用します。ブギスのバスターミナルでは「JB行き」のバスを見つけ、ウッドランズ駅前からは「950番」のバスを利用してください。
MRTは単純なので、迷うことはありません。それに乗り継ぎも同じプラットフォームでできるようになっていて、よく考えられています。わざわざはす向かいのプラットフォームに行く必要はありませんよ。
そして切符でなく、プリペイドカードを購入しましょう。券売機で切符を購入してもいいのですが、実はバスではおつりが出ません。また、日本のバスのように料金表が明示されていないので、運転手さんに聞かなければなりません。それらの問題を解決するのが、プリペイドカードです。これをチャンギ国際空港MRT駅の窓口で駅員さんから購入します。このプリペイドカードはMRTとバス両方に使用できるので、とても便利です。
また、edyやsuicaみたいにコンビニなどでも使用できますので、持っておいても損では決してありません。
バスが国境についたら一旦下車します。そして、出国ゲートに向かい、出国審査を受けて、またバス停に向かいます。降りたところのバス停ではないので注意してください。でも、人の流れに着いて行けば間違いないです。それに、降車したバス停には仕組み上、戻ることは出来ません。
とにもかくも人の流れに着いて行くとバス停があります。先ほど使用したバスがここで待っています。
それにしてもバスがたくさんある!?自分の乗ったバスは・・・・と探さなくても大丈夫です。どのバスに乗っても問題ありません。空いているバスに乗り込みましょう。
次の行き先はマレーシア・ジョホールバルの国境です。そこで入国審査を受けます。
やり方はシンガポールと全く同じです。心配はいりません。バス停に着いたら、入国審査のゲートへ向かいます。そこで、入国審査が終われば、晴れてマレーシア入りです。
ジョホールバルの入国審査はCIQというとこです。シンガポールとジョホールバルは海を挟んで橋でつながっています。国境も橋を超えたすぐの場所で、そこがある意味中心街の一つになっています。
ですので、CIQで入国して、人の流れに着いて行くとまたバス停があります。そこで、思いの行き先のバスにのることも可能です。ホテルをCIQの近くに取っているなら、バスには乗らずに、階段を降りずに廊下を引き返す通路があるので、その道をどんどんと進んでいくと、セントラルビルに行く事ができます。そこで、タクシーを捕まえてホテルに行く事も可能です。
行き方の復習
(1)チャンギ国際空港からはMRTを利用して、ブギス駅もしくはウッドランズ駅に行きます。ここまでは日本の地下鉄を経験している方なら問題なく到着できます。
↓
{2}次に国境行きのバスを見つけます。ブギス駅の近くにクイーンズストリートバスターミナルでJB行きのバスを、ウッドランズ駅からは改札から出た道路に、950番のバス亭があります。私が乗ったときはすごい行列で、やっと乗れたのが3番目に来たバスだったと思います。ジョホールバルに行く人の需要がいかに多いのか驚かされました。バス乗車時には空港MRT駅が買ったプリペイドカードを使用してくださいね。
↓
{3}出入国審査を両国で行います。バスに乗って国境を超えることが出来ませんので、
シンガポール側で一旦下車して、出国審査を受け、再びバスに乗り込んで、ジョホールバル側へ移動します。そして、ジョホールバル側で再び下車し、マレーシアの入国をします。
これで、晴れてマレーシア・ジョホールバルに到着です。おめでとうございます。
少し難しく感じるかもしれません。出入国審査のために、乗ったり、降りたりと少し大変ですが、なによりも格安で国境を渡ることができます。是非、時間のある方はチャレンジください。
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【第3位】空港直行バスの旅
第4位で語った方法と行き方はほぼ同じです。
違うのは、{1}チャンギ国際空港からの直行であること、{2}各駅停車の旅よりずっと時間が短縮されること、{3}分かりやすいこと、の3点です。
空港からTransterTravel社のcross border bus(直通空港バス)を利用してください。このバスは余計なバス停で止まることはないので、空港→国境にダイレクトにアクセスします。時刻表ではいくつかのバス停で止まるのですが、私が乗るときは止まることがほとんどなく、国境までまっしぐらでした。
時刻表はhttp://www.regentstar.travel/crossborder/からご確認ください。
特に予約も必要なく、運賃も乗車前に支払えばOKです。運賃は一人10シンガポールドル(2015年5月時点)ですので格安で国境越えが可能です。
ただ、国境では、先述したローカルバスと同様、2度乗降車しないと行けないので、大きな荷物があるときは大変ですね。
行き方の復習
{1}空港でジョホールバル行き直通空港バスに乗る
{2}国境で出国・入国審査を行う
のみです。随分楽に行けるとは思いませんか。私はこのバスが一番好きです。ただ、1日12本とあまり本数は多くないので注意が必要です。
【第2位】プチセレブはタクシーで
荷物も多いし、バスのように国境で大きな荷物を抱えての移動は大変。そう思っている方はタクシーのご利用をおすすめします。ただし、シンガポールのタクシーは国境を超えることが出来ません。ですので、国境を超えることができるマレーシアのタクシーに乗り換える必要があります。
チャンギ国際空港からMRTでもタクシーでもいいのですが、ブギス駅近くにあるクイーンストリートにあるタクシー乗り場へ向かってください。そして、そこでジョホールバル行きのタクシーに乗り換えるだけです。
タクシーのメリットは国境でバスのように乗り降りしないで、乗車したまま出入国審査が行える点です。
まるで高速道路の料金所のような所で、パスポートを係官に手渡すだけです。タクシーの運転手さんもパスポートを渡していました(笑)。
タクシーは4人の乗り合いが基本ですが、一人で貸し切ることも可能です。2−3人なら貸し切りで行きましょう。私は二人でも貸し切りで行きました。そうでないと、他のお客さんを車で待つ事になりますから。一人10シンガポールドルくらいです。
行き方の復習
(1)タクシーでブギスのクイーンストリートへ行く
{2}マレーシア側のタクシーに乗り換えて国境越え
以上です。非常に簡単です。
【第1位】ハイヤー
これが一番楽です。当たり前ですね。車をハイヤーして、国境越えは車に乗ったまま。大きな荷物もへっちゃら。ジョホールバルのホテルにも直行できる。なんてすばらしいサービスでしょう。
会社によって違いますが、1万5千円くらいはするので、複数人での移動、荷物が多いなどの状況があれが有効に活用できますね。
シンガポールからマレーシア・ジョホールバルに移動する手段ベスト4のまとめ
以上がチャンギ国際空港からマレーシア・ジョホールバルへの行き方ベスト4でした。それぞれ、味わいがあるので全て試してみてください。
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【担当:かしまいる】
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